投資月記:2005年7月

銘柄 元本 口数 購入単価 基準価額 残高 残高比率 損益 利回り
外貨MMF(US$) ¥287,706 $2,754.19 ¥104.46 ¥112.67 ¥310,315 18.85% ¥22,609 7.86%
外貨MMF(EURO) ¥140,000 1,055.83 ¥132.60 ¥135.99 ¥143,582 8.72% ¥3,582 2.56%
外貨MMF(A$) ¥190,000 $2,408.30 ¥78.89 ¥83.95 ¥202,177 12.28% ¥12,177 6.41%
トピックス ¥75,000 173,517 ¥4,322.34 ¥4,490 ¥77,909 4.73% ¥2,909 3.88%
さわかみファンド ¥423,277 399,679 ¥10,590.42 ¥14,024 ¥560,510 34.06% ¥137,233 32.42%
SS外株 ¥75,000 78,449 ¥9,560.35 ¥10,277 ¥80,622 4.90% ¥5,622 7.50%
VTSMX ¥98,539 35 ¥2,815.40 ¥3,340.66 ¥116,923 7.10% ¥18,384 18.66%
HSBCチャイナ ¥60,000 39,706 ¥15,111.07 ¥16,540 ¥65,674 3.99% ¥5,674 9.46%
HSBCインド ¥60,000 50,881 ¥11,792.22 ¥13,829 ¥70,363 4.28% ¥10,363 17.27%
DKA国債 ¥10,000 9,493 ¥10,534.08 ¥10,470 ¥9,939 0.60% ¥-61 -0.61%
個人向け国債 ¥10,000 1 ¥10,000.00 ¥10,000 ¥10,000 0.61% ¥0 0.00%
合計成績 ¥1,429,522 ¥1,648,014 100.00% ¥218,492 15.28%
確定損益 ¥-27,742 ¥-27,742
通算 ¥1,620,272 ¥190,750

先月書いたように外貨MMFに投資するのはどうかと考え直して、とりあえずユーロの積み立てを止めてみました。豪ドルは比較的利回りが良いので、もうしばらくこのまま積み立て続けるつもりです。

これまで私は投資の入門書の「円安リスク回避のために外貨建て資産を持つこと」なんてのを素直に信じてきました。しかし、よくよく考えてみると円安リスク回避ができるほどとなると、自分の資産のなかでもかなりの割合を外貨建てで持たなければならなくなります。そうすると当然ながら株など高リターンを期待できる金融商品への投資割合は下がってしまいます。外国株を為替ヘッジなしで買うという方法もありますが、株のリスクが組み合わさりますから、円安だけをヘッジすることはできません。ということは、いったいどうしたらいいのでしょうね。とりあえず私は円安リスクヘッジはあまり考えないことにします。

マネックス・ビーンズ証券でアジアフォーカスという新しいファンドが発売されまして、先日その説明会に行ってきました。アジアフォーカスでは、オルタナティブという難しい投資手法を使って高いリターンを上げるらしいです。説明会で概要程度はわかったつもりですが、完全に理解したかといわれると自信がないです。それだけ、アジアフォーカスは投資手法もファンドの仕組みも相当に複雑なようです。これだけ複雑でよくわからないものは、マイルールの「仕組みのわからないものに投資しない」を適用して買わないことにします。もちろん、買わない最大の理由は最低投資金額の50万円が用意できないからですけど(^^)。

オルタナティブというのは伝統的な株や債権への投資とは違う、現代的な投資手法の総称らしいです。そのいくつかの仕組みを説明してもらいましたけど、これってどうなんでしょうね。もっともらしい説明で、どんな市場環境でも利益を上げられると説明されましたけど、読みが外れたら損するんですよね?私は馬鹿なんで物事を単純にしか考えられないんですけど、市場から利益を得る方法は根本的には二つしかないはずです。ひとつは市場自体の成長を享受すること。もうひとつは他人が損した金を拾うこと。市場の成長からの享受を受けるのはいわばインデックス投資なわけで、それ以外の手法は基本的には他人の損を当てにするって事ですよね。別に他人を損させて自分が儲けてもルールに則っている限り悪いこととは思いませんが、この方法で利益を上げるには他人よりも投資が上手でないといけないはずです。つまり、腕の良し悪しがモロに出る、と。

ぶっちゃけた話、まだ設定されたばかりのファンドの腕をそこまで信じて投資する気にはなれないです。数年経って十分な成績を上げていて、自分にも50万円以上の余裕資金があったら、そのときはじめてアジアフォーカスを購入するかどうか考えたいと思います。