バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド

ポートフォリオに外国株式も組み込みたいなぁと思い、いろいろと探していました。

まず当然に調べてみたのは、国内で設定されている外国株式ファンド。しかし、これらはほとんどが規模が小さく、また過去の履歴を見てみても規模が小さいゆえに繰上げ償還の繰り返しという事だったようです。私としては長期保有したいですから、繰上げ償還されては困ります。中にはソニーバンクのBGI外国株式インデックスなどのように、まだ規模が小さいながらも順調に育ちつつあるファンドもありましたが、いずれも手数料が高く私にとっては魅力的ではありませんでした。(結局BGI外国株式インデックスも繰上償還されてしまいました)。購入時手数料もそうですが、長期保有するとなると信託報酬は僅かな差でも結果には大きく響いてくるはずですので、軽視するわけにはいきません。数値に深い意味はありませんが、信託報酬が1%以下でないと買わないという自己ルールを定める事にしました。

マネックス証券では、トヨタアセットバンガード海外株式ファンドというファンドを取り扱っています。バンガードというのは世界でも最大級のインデックスファンドだそうです。そのバンガードをファンドオブファンズとはいえノーロードで買えるという事で結構良さそうに思いました。しかし、二重の信託報酬に管理費用を加えた運用コストが実質1.5%程度とかなり高く、先ほど書いた自己ルールに抵触します。また、このファンドは設定されてからまだ日が浅いため、今後どれほど成長していくかまだ不安があります。

結局、同じマネックス証券でバンガードそのものも買えるので、そっちを買うことにしました。購入時手数料は同じく無料で、運用コストは0.8%とかなり安くなります。バンガード自体は信託報酬を0.2%しか取っていないのですが、国内で購入するための口座管理料とやらで0.6%も取られてしまうそうです。その点が少し残念。残念といえば、マネックス証券からは定期積立が出来ない点も残念です。

今後の方針としては、毎月頭に定期的に5口ずつ1年ほど購入を続け、その後は基本的に放置しようと思っています。大きく値下がりをすればスポットで買い増しをするかもしれません。

(2005/8/23追記)

外国株式の投資比率を高めるため、またこちらの購入を行うことにしました。基本的に毎月5口ずつ、当面買い続けていこうと思います。

それにしても、一口の価格が高いため定額購入が難しいのは仕方がありませんが、せめて定量での自動買い付けがあると便利なんですけどねぇ。決済が米ドル外貨MMF専用でも構わないので。

(2006/10/25追記)

いろいろ思うところあってというか、ほとんど勢いで全部売却。理由は投資月記2006年10月に書きました。