distributed.netな日々:2020年7月

2020年7月2日:【RC5-72】9000万ブロック解析

Final Tear ZチームのRC5-72解析済みブロックが9000万を超えました。8000万を超えたのが2019年12月10日ですので、1000万ブロックに約7か月かかったことになります。7000万から8000万の時は約6か月ですので、少し減速してますかね。それでも大変な解析速度ですが。

ちなみに世界順位は55位。8000万ブロック時には58位でしたので、三つ順位を上げました。

2020年7月9日:みんなの力をDistributed.netに分けてくれ!

公式のツイート

We are picking up the pace on RC5-72 but we still need help. Tell your friends! Moo! https://t.co/j6HvBeynR2

— distributed.net (@dnetc) July 9, 2020

友達にも伝えて!ってことだけど、友達いないので。。。(ぐっすん

2020年7月16日:公式ツイート2連発

珍しく公式ツイッターが1日に2回もツイートしました。

477 million (~91%) of all of the stubs in OGR-28 have been tested once, and more than 306 million have been verified! Moo! https://t.co/j6HvBeynR2

— distributed.net (@dnetc) July 16, 2020

OGR-28で4億77百万スタブ(91%)がテストされ、3億6百万スタブがベリファイされたよと。特に区切りの数字とも思えないのに、なんでツイートしたんでしょうかね。ま、検証が進んでるのはめでたいんだけども。

We express our thanks to the members of Formula BOINC for including Moo! Wrapper (and our RC5 project) in their Sprint series. Moo! https://t.co/j6HvBeynR2

— distributed.net (@dnetc) July 16, 2020

もう一つはこちら。BOINCに参加させてくれてありがとうということだけど、なんかBOINC関連で動きがあったのかな。BOINCを見に行ってみたんだけど、特にDistributed.net関連のニュースがあったわけではなさそうな。なんだったんだろう。

ところでBOINCのサイト。かなり久しぶりにアクセスしてみたんだけど、サイトのかなりの部分が日本語に翻訳されている。Transifexで各言語に翻訳できるようになってるんですね。一体いつから。ともあれ、部分的にであっても日本語でアクセスできるのは非常に嬉しいですね。

(2020/7/18追記)

これ、もしかしてBOINCから大量のスタブが到着してそのお礼ツイートだったのかなという気がしました。実際、今は yoyo@home BOINC wrapper チームが 10,249,960,022 Gnodes で OGR-28 で1位なんですよね。2位の SEGA Users Group さんの3,561,552,363 Gnodesの3倍近い処理量です。プロジェクト全体の計算済みが 82,664,527,274 Gnodes ですので、実に8分の一が yoyo@home BOINC wrapper チームによるものです。全然認識してませんでしたが、これは凄いですね。そして意外といっては失礼ですが、SEGA Users Group さんが世界2位に付けているとは!こちらも凄い。

2020年7月18日:BOINCのシェアって実は凄かったのか

OGR-28でBOINCが8分の一もシェアを占めているってことは、RC5-72ではどうなんだろうと思ったら、こっちも凄かった。プロジェクト全体での処理済みが74,765,005,469ブロックに対して、1位のdnetc@Home BOINC Teamチームは7,888,120,807ブロックを処理。こちらも1割以上のシェアを占めていたのでした。そうだったのか。

個人的にはDistributed.netからクライアントを直接ダウンロードして実行することに慣れ切っていたので他の方法を考えたこともなかったけれど、実はBOINC経由で参加してるって人もこんなにたくさんいるんですね。なるほど。

2020年7月29日:【OGR-28】75%到達

本日でOGR-28プロジェクトは75%が解析済みになりました。70%になったのが2020年1月2日でしたので、約7か月で5%進捗したわけですね。単純に考えて、このペースでいけばプロジェクト完了まで35か月、約3年ということになりますか。2023年7月頃ということですから、以前と完了予測時期は変わってないですね。つまりプロジェクトは安定して継続しているわけだ。よかったよかった。

OGR-28が完了したら、その次はどうなるのか少し気になりますが、なんとなくOGR-29が何事もなかったかのように開始するような気もします。OGR-28が約10年かかることから、OGR-29は一体完了までどれくらいかかるのが気が遠くなりますが、1000年プロジェクトであるRC5-72を平気でやっているDistributed.netですから、それくらい平気なのかなぁという気がします。Distributed.netに参加するのって、気が長くないと難しいかもですね(^^)。