QRコード決済を使ってみた

2022/9/24作成

QRコード決済がなぜもてはやされるのかでQRコード決済についていろいろ書いたのに、この時点では使ったことのなかった私。2022年になってようやく初めて使ってみました。

使ったサービスはPayPayです。雨後のタケノコのように様々なQRコード決済サービスが登場していましたが、さすがにいくつかに絞られてきたのではないかなぁという気がしています。そのなかでもPayPayが多分トップですよね。まあ、要するにQRコード決済事情に疎い私でも知ってるサービスということで選んだということです。

スマホにPayPayアプリをインストールしてアカウントを設定。ATMでチャージする段階でも結構もたつきました。そしていよいよコンビニのレジでQRコード決済をしたわけですが、もうこの一連の作業で何じゃこりゃ感が満載でして。出来ればこんなのもう使いたくないなぁというのが正直な感想です。

何が使いたくないなと感じたかというと、まず一つはスマホでネット接続が必須ということです。当たり前っちゃ当たり前なのですが、この制約のためにネットワーク環境が貧弱な環境では決済にもたついてしまいます。もう一つはアプリを操作する手間。スマホのロックを解除して、PayPayアプリを立ち上げて、支払い画面に切り替えてって、3ステップもあるわけですね。ICカード決済なら、ICカードをかざすだけで終わるのに、かかる手間としては段違いです。なんで買い物するのにこんな苦行をしなければならないんだというのが正直な感想ですが、ICカード決済は滅びていって、QRコード決済が生き残っていく未来なんですよねぇ。未来は常に明るいとは限らないんですねぇ。

まあ、QRコード決済にもいい点がないわけではありません。店舗側にもさまざまメリットがあるわけですが、とりあえず消費者側でいうと、スマホにアプリとしてインストールできるので、財布の中でかさばるということがありません。これはワープロ、音楽プレーヤ、コンデジなども通ってきた道で、それぞれ単体の機能としては専用機の方が使い勝手がいいのに、汎用機にアプリとして取り込まれることにトータルでの利便性が負けてしまうんですね。個々の機器のファンとしては悲しい事なんですが。店舗の会員カードなどもそうですが、今は物理カードからスマホアプリにどんどん移行していっています。ユーザとしては財布がすっきりしていくので便利ですよね。その分店頭で会員カードを示すのがめんどくさくなってるんですが。