睡眠アプリのairweave sleep analysisを使ってみた

2019/3/29作成

睡眠アプリというのがあるのを知って、試しに使ってみました。 ちなみにairweave sleep analysisを使っています。

使い方は単純で、布団に入った時にアラームをセットして寝ます。 起床したらアラームを止めたら終了。 これで睡眠時間を計測してくれます。

なんだただのタイマーソフトかというと、それだけではありません。 スマホですので加速度センサが着いてます。 枕元に置いておくことで自分の寝返りなどの振動をスマホがセンシングして眠りの状態を検知してくれるわけです。 なるほど。アラームも、眠りの浅くなってるタイミングを狙って鳴らしてくれるそうなので、目覚まし時計よりは便利そうです。

実際に使ってみて一番感じたメリットは、これ布団のなかで延々とスマホを見てしまうのを防止するのにとてもいいのですね。 ご多分に漏れず私も布団で延々とスマホでニュースとかを見てしまってなかなか眠れない毎日を過ごしていました。 でもこのアプリを使えば、開始ボタンをタップしたらあとは寝るだけです。 実際のところとしては睡眠アプリをバックグラウンドにしてニュースを見ることもできるのですが、そうするとスマホ操作で加速度センサにノイズを与えてしまうことになるので、そこで自制心が働きます。 つまり、諦めて寝るしかなくなると。 別の言い方をすれば、眠りに入る儀式として使えるとも言えますかね。 もしくはルーチンと言うか。 睡眠アプリの開始をタップしたらもうニュースは見ないぞと。 本来なら意志の力で自制できればいいのですが、なかなかそんな意志の力はありませんので、最新のテクノロジーの力を借りると。 テクノロジーと言っても、ただ単にアプリのボタンをタップするだけなんですけどね。

と、睡眠アプリの本来の目的とは全然違うところでメリットを語ってしまいましたが、実際のところとして睡眠アプリとしては出来はそんなによくないのです。 って言ってもアプリのせいではなくて、所詮スマホのセンサーで取得できる情報ってそれほど多くないというか。 スマートウォッチなどに比べるとヘルスステータスはほとんど取れないわけで、そうなるのも仕方ないですよねぇとは思います。 実際、私はGARMIN(ForeAthlete 35J)も持ってて常に使っているのですが、心拍と体に密着した状態での加速度センサを取得できるガーミンの方がはるかに正確な睡眠データを取得できています。

他にいいのは睡眠時に直近に食事しましたかアルコールを摂取しましたかといったチェックがありますので、夜食や寝酒を回避するきっかけになるという点ではメリットありますかねぇ。

不便な点としては、なんといっても二度寝! いやまあ、二度寝するなって話はあって正論ではあるんですがねぇ。 でもしてしまうこともあるわけで。 起床ボタンをタップして起床したことにするわけですが、そのあともう一度寝てしまうことってありますよねぇ。

また、ついうっかり起床ボタンをタップし忘れるということもあります。 アラームが鳴ってればアラームを止めるために必ず起床ボタンをタップしますけれど、アラームが鳴る前に起きてしまったらうっかりそのまま起きてしまうこともあります。 そうすると睡眠時間が正確に計測できないことになってしまうわけなんですよね。

その起床ボタンタップもですが、いちいち画面ロックを解除しないとタップできないってのも不便なポイントで。 アプリの設定でロックさせないことができたような気がするので、それを行えばいいんですけどねぇ。

という感じでいろろ思うところはありつつも、睡眠アプリは自分の生活習慣をただすきっかけをくれるツールとして結構役に立ってるなというところです。