新宿ギフト献血ルーム

2017年7月某日

今日は新宿ギフト献血ルームにやってきました。もちろん事前に成分献血の予約をしてです。

ちなみに今回から新宿編に突入です。新宿といえば、以前短期間ですが働いてたこともあります。職場は西口にあったので、今回の献血ルームとはちょっと離れますけどね。ずっと以前には新宿にあった「志ろう」という居酒屋に友達とよくきたりとかもしたんでそういう意味でも思い出のある街でもあります。なんかこの東京献血ルームめぐりという企画って、私の思い出をたどる企画にもなってるような気もしますね。そういう意図はなかったのですけれども。

さて、その新宿ギフト献血ルームですが、注意が必要です。なんせこの近くには3カ所の献血ルームが集まっているのですから。実際、危うく新宿東口駅前献血ルームに入りそうになってしまいました。無事に見つかった新宿ギフト献血ルームは1階にSUIT COMPANYが入ってるビルです。紀伊國屋書店のすぐ近くと言う方が自分で的にはわかりやすいのですが、紀伊國屋書店を挟んで反対側にももうひとつ新宿東口献血ルームがありますので、その言い方も気をつけないといけません。

ビルのエレベーターで献血ルームのある9階へ。エレベーターを降りてびっくりしたのは衣装の大きな展示が。思わず、間違えて服屋さんのフロアにおりてしまったかと思いましたが、そうではありませんでした。献血ルームの内装の一部に文化服装学院が協力しているのですね。献血ルーム内にもショーケースに入っていろいろと展示がしてあります。なるほど。

ともあれ、献血です。ロッカーに荷物を預け血圧を測定。そして受付。タブレットで質問事項に答えます。もちろん、その間にシーフテストもやりますよ。

少しして医師の方の問診。もちろん問題なし。血液検査も無事にパス。ブザーを持ってしばらく待合室で待ったあと、いよいよ献血です。

採血室は成分献血が8床。全献血が2床。比較的小規模な献血ルームですかね。ベッドはかなり余裕のある配置になっているので、もしかしたら今後増床するのかもしれません。そして、こちらでびっくりしたのは床がウッドタイルになっていること。献血ルームだけでなく、病院などの医療機関の床と言えばたいていリノリウムの白い床です。今まで意識してなかったので気にしてませんでしたが、逆に言えば気にならなかったわけですからどこも白のリノリウムだったんだと思います。しかし、こちらはウッドタイル。さすがに表面は木のままではなくプラスチックコーティングされていましたけれども。なので衛生面では問題ないのでしょう。ともかく、このウッドな床のおかげで採血室の雰囲気がぐっと変わってました。これはこちらの献血ルームの大きな特徴ですね。

そして献血開始です。もちろん成分献血で今日は血漿です。針を刺して献血の予定は約50分。今回の時間潰しの本は「人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか」です。プロ棋士に勝利した将棋ソフト、ponanzaの開発者の方の本です。よんでわくわくする楽しい本です。

50分経って献血も終了。今回も気分が悪くなったりすることもありませんでした。自分の健康に感謝です。献血が終わって献血カードを返していただくとき、こちらではチョコボールをいただきました。ありがとうございます。

最後に献血ルームの待合室の内装について少しだけ。採血室が小さめということもあり、待合室も比較的小さめです。展示は前述の文化服装学院がメインですが、他にも壁際におしゃれな展示が多数あり、まるでこれはアパレルショップのようですね。一般的な献血ルームの雰囲気とはかなり変えてきているのは、それだけ従来とは違う層に訴求しているのでしょう。そうして、これまで献血に興味が無かった人も献血するようになるといいですね。

(追記)

2021年12月12日で閉所されました。

SUIT COMPANYのあるビルの
SUIT COMPANYのあるビルの
中にあります
中にあります
エレベータで9階へ
エレベータで9階へ
ここは服屋さん!?
ここは服屋さん!?
ではなくて献血ルームでした
ではなくて献血ルームでした
いってきまーす
いってきまーす
献血の後のトイレはご用心
献血の後のトイレはご用心