運転免許センター献血ルーム(千葉市)

2023年7月某日

東京近郊献血ルーム巡り、いよいよ最終ラウンドの運転免許センターシリーズに入ってきました。って、なんで運転免許センターが最終シリーズかって、献血趣味でない人にはわかんないですよね。ちゃんと説明しましょう。

献血には全血献血と成分献血の2種類があります。全血献血は血液を一定量抜く方法。とても単純。理解しやすい。成分献血は抜いた血から特定の成分だけを抽出し、残りの成分は戻す方法。成分献血は大半の血液が体に戻ってくるため、体の負担が軽くなるんですね。採血の針がぶっとくなるとか、採血の時間が長くなるとかの負担はありますけどね。でも成分献血だと体への負担自体は軽くなりますから、献血後の体調の戻りが早くなるんです。なので、献血をしてから次回の献血をするまでの間隔も短くて済むわけです。

献血ルーム巡りをしていると、効率よく回りたいですから、献血の間隔は短い方がありがたいです。成分献血なら最短2週間で次の献血が出来ますから、年間最大24回も献血できます。つまり、24か所も献血ルームを回れるんですね。一方、全血献血で400ccの場合、男性でも12週間、女性なら16週間の間隔が必要になります。また、年間の回数制限が400ccの売位で男性3回女性2回だったりもします。まあ、こんな観点で献血してる人も珍しいとは思いますが。

ともあれ、献血ルーム巡りを効率よくおこなうためには、成分献血をする必要があると。なので私もこれまでは基本的に成分献血のみをしていました。しかし、世の中の献血ルームには全血献血しか行っていないところもあるのですよ。東京都内だと新宿西口献血ルームがそうですし、運転免許センター内にある献血ルームも全血献血しか行っていません。なんで運転免許センターの献血ルームが成分献血をやってないのかはわかないのですが。

長々とした説明になってしまいましたが、効率よく献血ルームをめぐるために、これまでは成分献血を行い、全血献血しか出来ない運転免許センター内の献血ルームは後回しにしてきました。しかし、成分献血が出来る献血ルームは東京近郊では回りきったので、いよいよ運転免許センター内の献血ルームに行くというわけです。ああ説明が長かった。ちなみに献血バスも全血献血しか出来ません。なので、私は献血バスはこれまで利用したことが多分ありません。忘れてしまったくらいの昔にはあったかもしれないですけどね。

という長い前置きをおいて、千葉の運転免許センター献血ルームです。最寄り駅は海浜幕張駅。幕張メッセがあるところですね。展示会で何度か来たことがありますが、今日はそちらではなく運転免許センターへ。駅からはバスが出ているそうなんですが、徒歩15分程度なので歩けなくもないので歩いてみました。この季節なんで、歩くのは少々無茶だったかなぁと後悔しましたけれども。献血するから体力温存しておかないといけないんですよねぇ。

ともあれ、しばらく歩いて運転免許センターに到着しました。私は居住地は千葉県ではないので、こちらに来たのはもちろん初めてです。運転免許センター自体には用事はないし、そもそも千葉県民でも無いんで少々入るのに勇気が必要だったんですが、献血ルームは入ってすぐに別棟として建物があったので助かりました。運転免許センターの一部だったりすると、少々入りづらいですからねぇ。気にしすぎかもしれませんが。

献血ルームで受け付け。こちらでも服のまま体重計で体重を計ります。千葉県はこの方式だったかな。あちこち行くからよくわからなくなってる。受け付けが済んだらエレベーターで2階へ。そう、こちらは2階建てなんですよね。献血ルームで2フロアに分かれてるのって今まであったかなぁ。記憶にはないな。そして移動はエレベーター。階段はあるけど、ロープ張られていて使えなくなっています。そりゃそうですね。献血後に階段で移動して倒れちゃ困りますからねぇ。

医師の問診のあと、血液検査。いつものように腕を出したところ、指先ですよと。そうか、そういえばそうだった。全血献血の場合は血液検査が簡略化されていて指先を針で突いて採血する方法になったんだ。この方法は初めてだな。というところでパチンと音がして指先から血がー。血がー。血がー。採血してるんだから血が出るのは当然なんですが。なんというか、採血量としてはこちらの方が少ないですし、多分腕から採血するよりは指先の方が体への負担も少ないのでしょう。でも一方で腕から注射で採血する場合はそっと針を刺してくれるのに対して、こちらはパチンと弾かれるのでその一時的なショックは大きいような気がします。指先がしばらく使えなくなるのも、ちょっともやもやと。キーボードくらいは打てるとは思いますけどね。まあ、私がどう思ったところで採血方法は変わらないんですけどね。

血液検査が終わったら次は献血です。隣の採血ルームに移動してベッドに横になります。成分献血に比べると準備も少ないのか待つことなくすぐに献血が始まりました。針が刺されてびっくりしたのは、針が細い。成分献血に比べると痛みが段違い。当たり前っちゃ当たり前なんですけど、この違いはやってみてびっくりです。いやぁ、全血献血って楽だなぁ。

こちらの採血ベッドは8床。数だけみると少ない気もしますが、全て全血献血ですから、回転はいいはずですね。実際、私の採血も10分程度で終了しました。時間が短いだろうと思っていたので、今日は読書の本も持ってきていませんでした。

ということで、久しぶりの全血献血無事に終了。次は3か月後ですねぇ。

千葉運転免許センター
千葉運転免許センター
献血ルームは別建物で
献血ルームは別建物で
入口はこちら
入口はこちら
所在地
千葉県千葉市美浜区浜田2-1 千葉運転免許センター内
最寄り駅
JR京葉線海浜幕張駅、JR総武線・京成線幕張本郷駅
電話
043-276-3641
公式サイト
https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/chiba/place/m1_01_05_00_index.html