ホノルルマラソン2006

2006/12/10作成

寝過ごす心配はまったくなかった。同部屋のさぶちゃんともども12時くらいには目が覚めてしまい、再度寝つけなくて結局1時くらいには起き出す。実質4時間くらいしか寝てないけど、まあなんとかなるでしょう。1日くらい。昨日受け取った朝食を食べて、ウェアに着替えて、足にはマメ防止のワセリン、顔と腕には日焼け止め。これで準備万端。

ツアーのバスに乗ってスタート地点に移動。人、人、人でいっぱい。自分の前にも後ろにも人だらけ。日が昇る前の早朝で暗いこともあり、全体にどれだけ人が居るのかわからない状態。スタートラインがどこかもよく分からないくらいだった。ちなみに並んだ場所は5時間ペースのあたり。

盛大に花火が上がり5時スタート。道幅が広いから人数のわりにはスムーズなスタート。ラインを越えたのは8分後くらいかな。しばらくはまつまさ、さぶちゃんと併走。最初のうちは1km標記もあったのでペースを計ってみたらキロ7分半程度。人混みに巻き込まれて、かなりゆっくりなペース。もうちと早いペースでも走れなくもないが、どうせそのペースはゴールまで維持できないから意味ないわな。

6km地点辺りの給水所でまつまさ、さぶちゃんとはぐれる。この人数だと一旦はぐれると再会するのは難しいなぁ。以後、一人でマイペースで走る。

と思ったらまつまさ発見。足にマメできたそうで思うように走れないらしい。といっても私にはどうしようもないので、先に行ってしまう。なんかひどい奴だな。

10km地点通過。タイムは1時間7分。ま、こんなもんでしょ。

前半の難所、ダイヤモンドヘッドの登り坂にさしかかる。無理して走って登っても消耗するだけなんで、素直に歩いて登る。ただ、ヒロシマMIKANマラソンの峠越えに比べれば全然大したことのない坂だった。つか、MIKANの坂はやり過ぎやって。

15km地点辺りで、角を曲がったら正面に朝日。おおー、これは素晴らしい。速いランナーはこの景色を見れないのよねぇ。そう思うとちょっとお得な感じ。

この辺りを走っている頃は、例によってこのままずっと走り続けられるんじゃないかと思うくらい順調だった。けど、それもいつまでも続かない。だんだん足が痛く重くなってくる。以後、ハーフ地点までは1マイルおきくらいにコース脇でストレッチして足と膝をケアしながら走る状態。それでもなんとかハーフ地点に到着。タイムは2時間40分。ヒロシマMIKANマラソンの時と同じタイムだけど、今回はほぼ歩きなし。そして、この後も走り続けることを考慮して多少なりとも余力を残した状態と考えると、一応進歩してるのかな。

とはいえ足はとにかく痛くて前に進まない。このままではリタイアか、とかも思ったんだけど、よくよく考えると歩けばいいんだ。ということで、ハーフ地点からしばらく歩くことに。てくてく歩いていたら、まつまさに追いつかれてしまった。あれ、足は大丈夫なん?しばらく一緒に歩いて、折り返し地点付近のツアーの応援ポイント到着。ここではまつまさファミリーが応援に来てくれているのだ。さぶちゃんの状況を聞いたところ、40分ほど前に死にそうな顔して通過していったそうな。思ったより間が開いてないね。もっと先に行っているかと思ったのに。ちなみにこの時点で時計は4時間ほど。

だいぶ足も戻ってきたし、ここから後は走るかと思って走りはじめたんだけど、すぐに足が痛くなって歩きに戻ってしまう。うーん、仕方が無い。あとは歩こう。

しばらくしてハイウェイの戻りコースにさしかかる。ヒロシマMIKANマラソンの時は最後尾だったんで反対のコースには誰も居なかったけど、今回はランナーならぬウォーカー(←お前も歩いとるやろが)がどんどんやってくる。さすがホノルルマラソン。

とにかく歩く、歩く、歩く。そしてエイドステーションでは給水すると共にスポンジで足をアイシング。時々、コースの脇でストレッチ。そしてまた進む。途中、折り返しポイントで置いてきたはずのまつまさが復活して抜いていってしまった。もう追い抜き返す体力はありません。

当初、6時間以内で走れればいいなと思っていたけど、その時間も過ぎてしまった。でも、歩くのにも慣れてきたのかだんだん歩くスピードも上がってきた。最終的にはマイル16分程度に。キロ10分ってとこだから、今の状態で走るより多分早い。そして、残りの距離から換算すると6時間半程度でゴールできそう。7時間は切れるかなということで、なんとか自分を奮いたたせて前に進む。

それにしても、正直言ってもう少しなんとかなるんじゃないかと淡い期待を抱いてやってきたんだけど、その期待はもろくも崩れさってしまった。直前に体調を崩したわけでもなく、純粋に今の実力がこの現状ということ。つまり、私はまだフルマラソンを走るだけの能力を身につけていなかったわけだね。フルマラソンを完走する人というのがどれだけ凄いかということが身をもって理解した。それを体感できたという意味では無駄な体験ではなかったわけだけど、一方でこの現状をもたらしたこの1年間の自分にも腹がたってきた。たった1年でたるみきっていた私がフルマラソンを完走出来るまでにはどうやっても無理だったかもしれないけど、それでももう少しマシなレベルまで持っていくことは出来たんじゃないんだろうか。あくまで趣味の一環なんで全てを犠牲にして取り組むのは無理としても、自分の出来る範囲でベストを尽くしたんだろうか。多分出来てない。そう思うと自分に対して腹が立ってムカムカしてきた。

ラスト3kmくらいから足にマメが出来てきた。少々痛いけど、まだ小さいようなのでこのまま無理してゴールしてしまうことにする。ワセリンを塗ったけど効果なかったか。もしくはワセリンを塗ったから、これで済んだんだろうか。

そうこうするうちにラスト1km。どれだけ体力が残っているか不安だったけど、せっかくなんで頑張って走ってみた。走っても走ってもなかなかゴールが近づいてこなかったけど、それでもなんとか走りきってゴール。タイムは6時間38分。ゴールで感動すると言われているけど、上記の通り自分に腹立ちながら走ってたんで、そんな気分には全然なれず。ただ、このまま終わっては悔しすぎるので、必ずリベンジはする。それだけは決めた。

ゴールのあとはツアーのテントで昼食とアイシングサービス。ホテルへのバスも出てるし、この辺りのサポートが充実しているのはツアーの利点やね。

完走Tシャツももらった。今年のカラーは鮮やかな水色。名前の通り青系統の色が好きなんで、これはちょっとうれしい。

心配した膝は大丈夫だった。まったく痛くないわけではないけど、フルマラソンを走ったわけだからどんなに健康な膝だってある程度は痛くなるだろう。その程度の痛み。

夜はツアー主催の完走記念パーティーに出席。もちろんここも日本語バリバリ。今回、ほんと海外に来たとは思えないくらい言葉には苦労しない。英語に難ありの私にとっては非常にありがたい。パーティーは楽しかったけど、正直早朝から起きてフルマラソンしたあとにアルコールも入った状態なんで、後半は眠かった(^^)。早くゴールできたら、昼間に十分休息が取れていいんだろうかね。


あおやぎのさいと2.0 ホノルルへの道