2012年5月1日
超久しぶりに削除処理。削除依頼を1件削除対処。またぼちぼち復帰していきましょう。
ウィキニュースの短信は、男子平泳ぎのアレクサンドル・ダーレオーエン選手が急死した件。
2012年5月2日
うぃきぶれいく。ほら、連休ですし、って今日は谷間の平日だけど。
2012年5月3日
削除依頼を1件削除対処。
ウィキニュースの短信は3本。エジプトのカイロでのデモで死者が出た件、鳥インフルエンザに関する論文の公開、物理学者の外村彰氏の訃報。
2012年5月4日
ウィキブレイク。
2012年5月5日
ウィキペディアのデータベースダンプが更新されたのでダウンロード。しかしやっぱりレポートの更新までは手が付かないのであった。
ウィキニュースの短信4本。北アルプスでの遭難の続報で死者8人の確認、ネパールで洪水で死者13人、ソーラー船による初めての世界一周、Facebookの株式公開で120億ドル調達予定。
ところでこの短信を書いていたのが深夜だったんだけど、書いている途中に日付が変わってしまった。以前も書いたけどウィキニュースは書いた日付で記事を書かないといけないので、このまま投稿してはだめ。ということで日付を変えて、改めて投稿。ついうっかり前日のままで投稿するところだった。深夜に投稿するときは気をつけないといけないね。
削除依頼を1件削除対処。
2012年5月6日
ウィキブレイク。
2012年5月7日
削除依頼を2件削除対処。
ウィキニュースの短信3本。カイロで外出禁止令、モスクワで反政権集会、レディー・ガガのティーカップ落札。
今日は版指定削除の確認もしてみる。これも久しぶりだな。確認待ちの案件は「Category:特定版削除後の確認待ち案件」にカテゴライズされていて、基本的に古い順に並んでいるのでその順で確認処理をしていくべきなんだけど、一番古いものが結構複雑な案件だったのでちょっとパスさせていただいて(^^)、その次のもうちょっと確認が楽そうな案件に着手。著作権侵害案件なので、侵害部分の除去と版指定削除を確認して削除依頼をクローズ。
ウィキニュースの短信を更に3本追加。関東地方の竜巻の続報、ギリシャ総選挙結果、ムンクの「叫び」が史上最高額で落札。
ウィキニュースで査読も1件。これもまた久しぶりだな。問題なさそうなので公開中へ。
2012年5月8日
またしてもウィキブレイク。
2012年5月9日
版指定削除の確認を1件だけ。
2012年5月10日
ウィキブレイク。
2012年5月11日
特定版削除の確認を1件だけ。
2012年5月12日
ウィキペディアで削除を2件。特定版削除・版指定削除の確認を5件。
ウィキニュースで査読を2件。1件は問題なしで公開。もう1件は査読した範囲では問題なかったんだけど、情報源の一つが朝日新聞デジタルの有料記事で確認できなかったので保留。これってどうなのかな。有料購読してない私が悪いって話もあって、そりゃまあウィキニュースに関わるんだったらその程度の出費はしておけってことではあるのかもしれないけど、一方でウィキニュースの全ての利用者にそれを求めるというのはどうかという気もするし。とりあえず確認できない旨をノートに書いておく。
あと短信も。ギリシャ組閣失敗、ユーロ格下げの可能性、東電家庭用電力値上げ申請、ロシア機事故、ロンドン五輪聖火採火式、ヴィダル・サスーン氏死去、チャールズ皇太子がお天気キャスターと7件。ぜいぜい。
ウィキニュースの査読の件。返信があって、無料で読める範囲に記載があるということなので改めて朝日新聞デジタルを読み直したところ、確かにあった。これはうっかり。完全に私のミス。申し訳ないことをした。謝罪して、当該記事は公開。
2012年5月13日
ウィキブレイク。
2012年5月14日
削除依頼を5件削除対処。
ウィキニュースで短信。スペインで大規模デモ、JPモルガンが20億米ドルの損失、中国で雹、シー・シェパード代表逮捕、イエメンでアルカイダ系組織掃討、東京湾で放射性セシウム増加、ごきぶりホイホイの開発者死去、Yahoo!CEO辞任。計8本。ぜいぜい。
それにしても、普段からネットでニュースは見てるけど、ウィキニュースで短信を書くようになってから日本中心にならないように、CNNとかロイターとかAFPとかもチェックするようになったよなぁ。多分、ウィキニュースを始めてなかったらこれらのサイトを見ることは一生無かったと思う。
2012年5月15日
ウィキブレイク。
2012年5月16日
ウィキブレイク。
2012年5月17日
ウィキブレイク。
2012年5月18日
削除依頼を3件削除対処。
2012年5月19日
削除依頼を12件削除対処。
2012年5月20日
削除依頼を5件削除対処。1件は改善なき再立項で保護の合意もあったので1ヶ月の全保護。
2012年5月21日
ウィキブレイク。
2012年5月22日
ウィキブレイク。
2012年5月23日
ウィキブレイク。
2012年5月24日
ウィキブレイク。
2012年5月25日
少々前のことなんだけど、とあるコメント依頼経由で知った話。あるクラシック音楽専門雑誌が「ウィキペディア日本語版のクラシック音楽記事は間違いが多いので、みんなでその間違いを指摘しよう」という読者企画を開催するらしい。
そういう企画を開催するのはその雑誌の勝手なので別にどうこういうことはないと思うんだけど、この企画に対して不快感を表明するウィキペディアンが居たんですね。そのことに逆に私は驚いた。
まあ、自分の愛する(?)ウィキペディアが間違っていると批判されるのは面白くないというのは人情として分からないでもない。ただ、ウィキペディア日本語版に誤りが多いってのはあちこちで繰り返し言われていることで、今更反応しても仕方のないこと。それに現実問題として間違っている記事も多いしね。ただ、間違っていたらそれをwikiで修正していけるのがウィキペディアの理念なんだから、現時点で間違っていてもそれは大きな問題ではないはず。(もちろん間違ってないのが望ましいけど)。
そしてこの件は「アウトリーチ」という活動にも関わってくることでもあると思う。アウトリーチは日本語版ではまだあまり活発に活動していないけれど。ウィキペディアをはじめとするウィキメディア・プロジェクトはボランティアによる自由な編集なので、その分野に詳しくない人でも記事を書けてしまう。それはもしかしたら間違った記事かもしれない。しかし、それを他の知識のある人が修正できるから大丈夫というのがwikiである理念。しかし、残念ながら知識のある人があまり参加していない分野というのはどうしても存在する。編集者がボランティアだから、偏りが出るのは当然だよね。だから、誤った情報が書かれたままになっている記事も当然に存在する。今回のクラシック音楽についての記事のように。それでも記事があればまだいいほうで、分野によっては当然に存在すべき基本的な記事すら網羅されていないということもある。これも編集者がボランティアであることに起因する問題。
で、アウトリーチというのは、こうした問題に対してウィキメディア・プロジェクトから専門家集団に対して執筆協力を依頼するような活動のことなのです。今回の件で言えば、プロの音楽家の職能団体だったりとか、それこそまさに音楽雑誌などに対して執筆協力を依頼するようなことになるんですね。
アウトリーチではこのようにウィキメディア・プロジェクト側から働きかける活動なんだけど、今回の読者企画っていわばアウトリーチにおけるウィキメディア・プロジェクトからの働きかけが無いにも関わらず、専門家集団の側で自発的に活動してくれるという話に相当するわけですよ。これはもう、諸手を挙げて歓迎し、最大限の謝辞を送るべき事態ではないかと個人的には思うのですが、どうでしょうかね。
大体「ウィキペディアは間違いが多い」という批判は、落ち着いて考えてみればウィキペディアが評価されているからこそなされる批判なんですよね。だって、たとえば私はクラシック音楽については(も)全く素人ですが、その私が自分勝手にクラシック音楽に関するブログを作って公開したところで、それを間違いだと批判したり、ましてや間違いを修正しようなんて活動は起こるはずがないんです。なぜなら私のブログは評価されてないから。ウィキペディアはある程度使い物になると評価されているからこそ、そうした批判も存在するんだという風に考えれば、少しは気分も落ち着きませんかね。
というようなことを私は考えるわけですが、表では書く勇気がありませんので、ここでこっそりと書くことにします(^^)。
2012年5月26日
削除依頼を8件削除対処。あと1件、記事に削除依頼タグが貼られていなかった案件があったので貼っておいた。これは審議では削除の合意が出来ているけど、審議期間を延長するのが妥当だろうなぁと思うのでそのように書く。あと版指定削除・特定版削除の確認を5件。
2012年5月27日
先日の音楽雑誌によるウィキペディア日本語版の間違い指摘企画に関連して思うところをもう一つ。それはウィキペディアに対する世間からの評価と実態のずれについて。
ウィキペディアが誕生したとき、まだ中身はゼロです。そして知名度もゼロであるから世間からの評価もゼロです。
誕生したときから記事が執筆されていき、ウィキペディアの中身は徐々に充実していきます。つまり実態が備わっていくわけです。しかし、世間的にはまだ無名のままだから評価もゼロのままです。この時点においては、実態が評価を上回っていると言えるでしょう。
しばらくして、徐々にウィキペディアは知名度を獲得していきます。そして「面白い」「役に立つ」などの評価を徐々に受けるようになっていく。実態に評価が追いついていくようになるわけです。
そして2012年現在。ウィキペディアは無名ではなく十分に有名になりました。世間からの評価も高まりました。そして多分だけど、高まった評価は実態を追い越してしまった状態なのではないかと思うのです。
最近になって「ウィキペディアが意外と間違っている」という声を聞くようになってきたように思います。それ以前にはあまり聞かなかったような気がします。多分、評価が実態を下回っていた頃にはそうした声はあまりなかったのではないかと思う。だが最近は聞かれる。「意外と間違っている」という声の裏には、つまり「ウィキペディアは正しいことが書かれている」という期待があるものと推測される。もちろん、ウィキペディアンであればそれが間違った期待であることは自明なのだが、世間の評価というのはそのような内輪の常識とは無関係なところでなされるわけです。
「ウィキペディアは正しいはずだ」という期待があると、百万の記事が完璧に正しくても一つの記事に一箇所でも間違いがあると「ウィキペディアが意外と間違っている」という評価が下されることになる。実際にはウィキペディアはそんなに正しくないので、「ウィキペディアが意外と間違っている」という評価の声はどんどん大きくなっていく。
なんでそのような評価の声がどんどん大きくなるかというと、先ほども書いたようにウィキペディアの実態に対して世間の評価の方が上回ってしまっているからではないかというのが個人的な予想というわけです。多分ですが、この実態と評価は逆転することはあっても一致することはほとんどないのではないかと思う。これからウィキペディアの内容がどんどん正される方向で実態が評価を上回ることもあるかもしれないし、評価の方がどんどん下がってきて実態を下回ることもあるかもしれない。ともかく、実態と評価は逆転を繰り返しながら常に差を維持しているのではないかなぁと思います。だから、ウィキペディアンは「そういうものだ」と思って、やり過ごすのはいいのではないかなぁと個人的に思うわけです。
2012年5月28日
ウィキブレイク。
2012年5月29日
ウィキブレイク。
2012年5月30日
ウィキブレイク。
2012年5月31日
どこで見たのか思い出せないんだけど、最近立て続けに「ウィキペディアはまとめサイトではない」という言葉を見かけました。個人的に「ウィキペディアは史上最大のまとめサイトだ」と思っていただけに、この言葉はちょっとショックだったので、少し考えてみたいと思います。
異論は色々あるかとは思いますが、2012年現在において"まとめサイト"という言葉の意味するところは、多分2chのスレのまとめサイトのことではないかと思います。あるいは、TogetterであったりNAVERまとめであったりするかもしれません。これらのまとめサイトの特徴は、多少の例外はありますが基本的に元の情報の取捨選択だけであり、要約や追記は行われないというところではないかと思います。また、これらのまとめサイトは基本的に発言録であり、発言の集まりから情報を汲み上げるのは読者に任されています。これは、確かにウィキペディアとはかなり異質なものだと言えるでしょう。そういう意味では「ウィキペディアはまとめサイトではない」というのは正しいと思います。
個人的に思うまとめサイトというのは上記のようなものとは違い、少し前に流行ったwikiを使った情報収集サイトのことを思い浮かべます。収集元は2chのスレだったりもしますが、基本的にまとめた人による編集が入っていて情報が整理されているという点が違います。これはウィキペディアの性質にかなり近いのではないかと個人的に思います。
というか、そういう既にあるまとめサイトという意味ではなく、言葉の意味的に"まとめサイト"というのはウィキペディアの本質ではないかと思うのです。ウィキペディアの記事はある事物・事象について説明していますが、その全てを書いているわけではありません。そもそも全てを書こうとしたらテキスト量が膨大になってしまいます。ウィキペディアの記事は何冊もの書籍の内容を"まとめて"数ページのテキストに書かれているわけです。ウィキペディアの記事を読んでもその事物・事象の専門家にはなれませんが、概要を知ることは出来ます。この「概要を手早く知る」というのは、とても重要なことであると思います。もちろん専門家として深く正確に知るというのも大切なことなのですが、人類の積み上げた知識の量は膨大で、その全てを学ぶには人間の一生はあまりにも短すぎます。なので、自分の専門分野以外については概要だけ知って済ますというのは、それはそれで大切なのではないかと思うのです。
そういう意味では、2chのまとめサイトにしても、玉石混交のスレを片っ端から追いかけて面白いスレを見つけるというのは時間がかかるので、まとめサイトに転載されたものだけを読むというのも"概要だけをとりあえず知る"という意味では、まさしく同じことであると言えると思います。情報技術の発達によって、個人が接することの出来る情報量は爆発的に増えました。多分、今後は更に増えていくことでしょう。こうした情報をどのように扱うかというのは、それだけで一つの学問分野を形成するほどの大問題なのですが、その回答の具体例の一つが"まとめ"ではないかと個人的に思います。"まとめる"ということは、情報量爆発の現代に生きる人にとって必須の手法ではないかとすら思います。
ということで「ウィキペディアは史上最大のまとめサイトだ」という個人的な考えを、ここでこっそり書き記しておきます。