新人うぃきめでぃあん日記:2011年9月

2011年9月1日

1日1削除。そろそろ通常の削除依頼も手がけてみたいなぁと思って眺めてみるんだけど、なかなか手ごろな案件が無い。仕方が無いので、即時削除に出ている移動のノートの残骸を削除。「ノート:寒椿 (1992年の映画)」は問題なし。ちゃんと改名合意はあるし、履歴は大丈夫だし、リンク元も無い。秘匿すべき要約欄も無いから単純に削除するだけで大丈夫。ということで削除。

もう一つ、「ノート:ピョンヤン高麗ホテル」も出てるけど、これって改名の議論がされてないみたいだな。議論による合意のうえでないと即時削除は出来ないわけなんだけど。ちと保留。

更に「阿部正之」というのも即時削除に出ている。正しくは「阿倍正之」だそうで即時改名された残骸として提出されてるわけだけど、これは検索の助けになる可能性があるから残しておいてもいいような気がする。それを審議するために即時削除ではなくリダイレクトの削除依頼に出してもらうようにするのがいいかなぁと思うけど、これも保留。

ウィキニュースで公開されないままになっていた古い記事が一括して削除依頼に出されていたんだけど、その削除が始まった。今後はこういう記事が出ないように、できるだけ迅速に査読に参加していきたいねぇ。

こうしてウィキペディア/ウィキメディアに関わっていると、何かグッズの一つも欲しくなってくる。財団が販売してないかなぁと思ってウィキメディア財団のサイトに行ってみたけど、そういうグッズ販売のページは見つけられなかった。日本法人立ち上げ議論の時にはグッズを作って収益にしようという話もあったくらいだから公式グッズもあってもいいと思うんだけど。でも寄付金のみで運営するというポリシーには合致しないから、グッズ販売はしないのかも。ぐぐってみるとTシャツを扱ってるネットショップは見つかったんだけど、公式グッズかどうかはっきりわからなかったので保留。

財団のページを見ていて、そういえば寄付しようと思っていたことを思い出した。少し関連ページを見てみたところ1000ドル以上寄付すると「大口寄付者」に名前が載るみたいだね。円高の今だったら8万円くらい?痛いけど、絶対に出せないって金額でもないよなぁ。

孤立したページとカテゴリ無しのページが更新されたので作業。今日はIRCが賑やかなのでそっちも並行してちょっと大変。集中して作業するときにはIRCはオフの方がいいかなぁ。しかし、一方で何かあったときにすぐ聞けるというのは便利なんだけどね。

ウィキニュースで査読を2件。1件は先日意見を出したもの。記事が修正されて問題がなかったので公開した。もう1件は微妙な点が疑問に思ったんでノートにコメントする。

2011年9月2日

1日1削除?。普通の削除もしてみたいなということで削除依頼を眺める。1件、ちょうどいい具合の案件があったのでこれを削除しようと作業に着手しようとしたら、既に削除されてた。タッチの差で他の管理者さんが削除された模様。惜しかった。

仕方なくと言ってはなんだけど、特定版削除の確認待ち案件があったので確認する。通常の削除依頼は担当した管理者が対処して終了なんだけど、特定版削除と版指定削除については管理者が対処したあとは確認待ちになる。そして別の管理者が適切に対処されているか確認してはじめて終了となる。

で、その確認作業を私がやってみたというわけ。ちなみに特定版削除は一度全部をサブページに移動して問題の無い版だけを復帰する方法なので、履歴が追い辛くて大変。なんとか確認して問題なさそうだけど、終了処理は他の方にお任せすることに。まだ自信ないもん。

ウィキニュース。昨日コメントした記事は修正対応してくださったので問題は解消。ということで公開。もう1件査読して問題なかったので公開。

しかし、最近は公開しているのって私ばっかりのような気がするなぁ。このままだとウィキニュースが事実上の私POVになってしまうような。もっと人が増えて、査読する人も増えてくれるといいんだけど。

ウィキニュースの短信。リビアの海外資産凍結解除と小林幸子結婚会見。

今日の削除ノルマは通常依頼からは探せそうにないなぁと思ったところで、即時削除に「意味不明」な記事があった。履歴も確認して問題なしなので削除。ただ、内容的にテスト投稿っぽいので削除理由は「テスト投稿」にしておいた。人物記事なんで一般人だとしたら秘匿が必要かとも思ったんだけど、ぐぐってみたら一応政治家の方らしいのでプライバシーの問題はないかなと判断。

ウィキニュースの短信。野田内閣の正式発足の記事を書く。代表選からの流れとして自明なことではあるんだけど、やっぱり区切りとして取り上げておかないとな、と思って。

手持ちの画像のうちコモンズにアップできそうなものがないか調べてみたけど、結構手間掛かるな。大した量じゃないのに。で、結構手間を掛けた割には、あんまり使える画像がなかったという結果に終わってしまった。がっくし。その画像も、フィルム時代に撮影したものをスキャナで取り込んで更にウェブで使えればいいかとリサイズしてたりするから、画質もいまいちだし。それでもいくつか使い物になりそうな画像がみつかったので、順次アップロードしていこう。

モバイルギアの画像は、他の画像もトリミングしてアップロードしておいた。トリミングしたから解像度が物凄く悲しいことになってしまったんだけど、現状の何もないよりはマシだろうと思って。将来的に、誰か高解像度の画像をアップロードしてくれるまでの繋ぎということで。

カテゴリ無しのページが更新されたので作業。1件ややこしいというか、ちょっと手間の掛かる案件を見つける。「土倉龍治?」という記事なんだけど、「土倉龍治郎」が正しいらしい。よく見ないと分からないけど「?」ではなく「郎」。で、ありがちなことに初版立項者の方が間違ったほうで立項して、途中で気付いてコピペして立項しなおしたというわけなのね。あとで立項したほうに有意な加筆がないから「Wikipedia:即時削除の方針」の全般6が適用可能。ということでタグを貼ろうと思ったんだけど、全般6のタグではコピペ元の記事名しか指定できない。今回の場合、コピペ元の現在の版はリダイレクトに書き換えられているので、これだけ見ても分からないってことになる。まあ、履歴を見ればすぐにどれをコピペしたか分かるんだけど。とりあえずタグ貼って詳細はIRCで別の管理者さんに伝えて削除してもらおうと思ったら、「自分で消せばいいのに」とのご返答が。うがが。それを言われればその通り。なんとなく自分が一編集者として活動しているときに管理者権限を行使するのって職権乱用のような気がするんだけど、考えてみればこういう違反行為を発見して対処するのも管理者の仕事のうちだよなぁ。ということで、自分で処理することにする。

まず「土倉龍治郎」を即時削除。削除理由欄に、コピペ元の版の固定URLを記載しておく。これではっきりと分かるだろう。

固定URLというのは、記事の履歴の特定の版を直接指定するURLのこと。通常の記事のURLは記事名を使ったものになるんだけど、これだと常に最新版が表示されるので、記述が除去されていたりするとその記述が分からなくなってしまう。今回の場合は最新版はリダイレクトになっているので、これを見ても過去の記事だった記述は分からない。そこで過去の版を直接指定できる固定URLを示しておけば、最新版がどんなに書き換わっても常にその版を閲覧できるという仕組み。

次にリダイレクトになっている「土倉龍治?」の記事を復元。そして「土倉龍治郎」に移動。こうすることで「土倉龍治?」は改めてリダイレクトになる。一件落着。

今回の場合私が管理者だったからこのように対処できたけど、管理者じゃなかったらどう対処すればいいんだろう。ノートにでもコピペ元の版を書けばいいのかな。履歴が何百件もあった場合、そのどれかがコピペ元だとしたらかなり大変なことになるだろうから、なんらかの方法でコピペ元の版を知らせなきゃいけないと思うんだけど。

孤立したページの作業もしたけど、こっちは大きな問題はなし。

2011年9月3日

だいぶ慣れてきたというのもあり、即時削除を3件ほど。これで今日のノルマは果たした。って、別に誰からノルマを決められているわけでもないんだけど。

リダイレクトの削除依頼をしようかなと思ったら、他の管理者さん二名が凄い勢いで削除しているタイミングと重なってしまった。このタイミングで自分も参加すると作業が重なる可能性があるので、今日のところはおしまい。ただ、1件リダイレクトが記事として加筆されているものがあったので削除せずに終了させておく。

ウィキニュースで査読。野田内閣組閣のニュースで一点疑問が。蓮舫大臣なんだけど、他の大臣の記述に合わせて姓名が分かち書きされて「蓮 舫」となってる。でも村田蓮舫が本名だから、蓮(姓)舫(名)ではないんだよね。しかし、情報源が「蓮 舫」となっている上に、公式情報と言える首相官邸のサイトでも「蓮 舫」になっていて、「蓮舫」に修正するにも根拠が無い状態。こういう場合、どうしたらいいんだろう。

という査読をしていたら、ウィキニュースの編集回数が100回を越えた。ウィキペディアでは1日で達成したこともあるけど、ウィキニュースではそうはいかんね。まあ、回数を競っても仕方が無いんだけど。

熊谷陸軍飛行学校矢吹分校」関連のリダイレクト3件が初版投稿者による即時削除依頼があったので履歴を確認したら、なんと私が居るではないか。IPユーザによる白紙化があったので差し戻したんだけど、どうやらそのIPユーザは初版投稿者自身だったみたいだね。で、今回はログインして即時削除タグを貼っておられたので、履歴とリンク元を確認して即時削除を実施。

なんというか、こういう言い方は適切でないかもしれないんだけど、管理者業務に少し慣れた感じがする。もちろん「慣れ」は怖いので、いつまでも初心を忘れず慎重に作業をしないといけないんだけど、毎日少しずつ作業をしていることでどういう点に注意すればいいか分かるようになってきた気がする。気のせいかもしれないけど。別の言い方をすると「やばい案件」を見分けることができるようになってきたというか。「やばい」というのは言葉が過ぎるかもしれないので、要注意な案件というか。まあ、過信かもしれないけど、少しは成長したと思ってもいいのかもしれない。ここ数日は失敗して注意されることもないし。

管理者になる前にも削除依頼系はよく目を通してある程度分かっているつもりだったけど、やっぱり実際になって作業をしてみて分かることって多いなと思う。具体的に何がどうこうと説明できないのがもどかしいところではあるんだけど。こうして作業したり、他の管理者さんの作業を見たりしていると色々わかってくるというか。荒らし対応から保護、ブロックまでの流れとかもだいぶ分かってきたので、あからさまなものなら自分でもブロックできるかなとも思えたり。もちろん、まだ実際にはしないけど。

ということで、気分よくリダイレクトの削除でもしようかなと思ったら、またしても他の管理者さんが大量に削除しているタイミングだった。どかっとまとめて削除されたので、もう削除できそうなものは残ってない。もしくは、その管理者さんが手を出さなかったということは、何か問題が残っている可能性があるかもしれないので様子見をしたほうがいいかもね。

それとは別に今日提出されたリダイレクトの削除依頼。移動の残骸のノートということなので、即時削除可能かなと思ったらどうもおかしい。よーく調べてみると、移動は2回行われていて合意が得られているのは最近の方だけ。で、削除依頼が出ているのは過去の移動に関するもの。だからこれは即時削除できない。あー気付いてよかった。危ない危ない。こういうのも要注意な案件のひとつだよな。

ウィキニュース。査読した野田内閣記事に回答があった。執筆者さんの意見としては、気にはなっていたけど情報源がそうなっているんだから「蓮 舫」でいいんじゃないのということ。私もまあそれでいいかなとも思うんだけど、念のために他の人の意見を少し待ってみようと思う。

昨日の即時削除の件。即時削除のテンプレートの説明を改めて読んでみたら、オプションでコメントが指定できるのね。うわ、知らなかったよ。恥ずかしい。まだまだ知らないことだらけやなぁ。

2011年9月4日

即時削除依頼。移動の残骸のリダイレクトが出ていたんで削除しようとしたところ、同じ理由で削除履歴があった。は?どういうことと思ったら、即時削除されたリダイレクトを再立項したものだった。この場合は即時削除の対象外だから、削除せずにタグを剥がして要約欄に対処不能の理由を書いておく。

私にとって鬼門の保護ページの編集依頼に1件依頼が追加されていた。問題がないことを、よーく確認して対処。ぜいぜい。いつまでも逃げてもいられないからねぇ。

2011年9月5日

今日は珍しく一週間経過した削除依頼に処理済みでない案件がいくつか残ってる。これは何かあるのかな?と思ったけど、なんともなさそう。もしかして、私のために他の管理者さんが残しておいて下さったのかとも思うけど、それは自意識過剰というものだろう。ともあれ、せっかくの機会なので1件だけ削除処理をさせてもらう。通常の削除依頼の対応は初めてだ。

ちなみに一週間というのは削除依頼の審議期間。この期間に削除もしくは存続で合意が得られれば管理者は対処して依頼をクローズすることが出来る。合意が出来なければ、基本的には合意するまで延々と議論する。

その記念すべき初めての案件は「Wikipedia:削除依頼/Mind of Tribe 201109829」。インディーズバンドということだけど、「Wikipedia:特筆性 (音楽)」を満たす実績がなく、しかも既に解散していて今後の記事の発展も期待できない。これは削除も致し方ない。念のために書いときますと、私はこの「Mind of Tribe」というバンドに恨みも何もありません。というか、この削除依頼で初めて名前を知ったくらいだし。「Mind of Tribe」の活動自体を否定するつもりもないし。あくまでも、ウィキペディアに掲載するべきではないとコミュニティが判断したというだけのことです。そこんところをお間違えのないように。

ということで削除処理に取り掛かる。依頼で示されたリンクを確認して、特筆性(音楽)を満たす実績が無いこと、既に解散していることを確認。投票は削除票のみで4件。これなら削除の合意が成立していると言える。ということで削除実施。削除自体は、これまでも何度もやっているからそれほど困らない。理由欄にどういう風に書くかがちょっと悩んだけど、「削除記録」から似た案件を探して、それを真似させていただく。

ということで削除は完了。即時削除と違って、まだ終わらないのが通常の削除依頼。まず依頼サブページに削除の報告をしてクローズする。次に「ノート:Mind of Tribe」に、削除済みテンプレートを貼り付ける。

これで完了、と思ったらIRCで他の管理者さんから依頼サブページのクローズのテンプレートの貼り付け位置を間違えてるという指摘をいただく。がーん。「Vfd top」というテンプレートだから思わずページの先頭に貼ってしまったけど、実際にはタイトルが先頭でその次に貼らなきゃいけないんだよ。ということで修正。依頼サブページはクローズしたら編集してはいけないのに、管理者みずからが編集しているという。なさけない。

ともあれ、これで1件削除依頼をこなすことが出来た。また一つ階段を登れたかな。少しずつ成長していければいいよね。

ウィキニュースで、野田内閣の記事は注釈が付いて分かるようになったので、問題解消として公開へ。

久しぶりの短信。ニュースサイトを巡回してたら5件にもなってしまった。台風12号の日本での被害の様子、スーダン政府が南スーダン与党を非合法として弾圧を開始、食中毒のすかいらーくで立ち入り調査、ウィキリークスが情報提供者の実名入りで機密文書公開、ニュージーランドで発見されたコウテイペンギンが海に帰る。ぜいぜい。

カテゴリ無しと孤立したページが更新されたので作業。カテゴリ無しで、誹謗中傷を見つけたので削除。管理者になるとこういう場面で即座に対応できるわけだよな。管理者じゃないと削除依頼を出すしか方法がないわけで、幾人もの手間が掛かるわけで。まあ、そういう対応が出来るからこそ管理者として信任されているというわけなんだけど。

IRCで「Wikipedia:共有ウォッチリスト」というものを教えてもらう。なるほど、これをチェックするようにすれば自分のウォッチリストにはいちいち登録しなくてもいいのか。これは便利だ。

管理者業務の流れがだんだん分かってきたと書いたけど、分かってきて感じるのは、管理者の業務というか権限はそれぞれがばらばらではなく、意外と一体化しているんだなぁということ。例えば、荒らし投稿を見つけたとしたら「巻き戻し」や「即時削除」を行う。必要があればそのページを「保護」する。荒らしたユーザの投稿履歴を確認して必要なら「ブロック」する。というような感じになる。

実は今、権限限定管理者という感じの「巻き戻し者」「削除者」「インターフェース編集者」の制度の提案が行われていて、これまで私は賛成だなと思っていたんだけど、もしかしたらそうではないのかもしれない。権限限定管理者だと、さっき挙げたような例だと一部しか対処できず、残りは依頼に出して管理者に対処してもらうことになる。その一部でも対処する人手が増えることを歓迎する意見もあって、それももっともだと思うんだけど、一方で限定管理者で人数を増やすより、管理者そのものの人数を増やすことを考えたほうがいいんじゃないかというようにも思う。もちろん、絶対の正解はない命題なんだけどね。ただ「インターフェース編集者」だけは独立した権限と言えるから、これは制定してもいいように思う。現状の管理者信任審議ではHTMLやCSSやMediaWikiの知識はほとんど問われないから、そういった方面には詳しくない人でも管理者になって編集できてしまう。それよりは知識をきちんと信任された人が編集するほうが適切だよね。まあ、管理者に信任されるほどの人であれば、自分が知識が無いのに編集してしまうようなことはしないだろうと思うけど。

IRCクライアントとしてLimeChatというソフトを教えてもらったのでインストール。試しに接続したら、結構話が盛り上がっているところだったのでそのままエンドレスチャット状態。そして、なぜかその話の流れの中で私がブロック依頼に対処することになって、色々教えてもらいながら初めてのブロックを実施。そりゃ、手順は知っているけど、実際に実施するとなると、期間をどうするか、理由をどうするか、などなど色々考えることがあって、やっぱりこれも経験を積まないと分からないことだなぁと実感する。

2011年9月6日

即時削除とリダイレクトの削除を1件ずつこなす。削除依頼には削除できそうな案件は残ってなかった。対処には別に削除だけではなく存続としてもいいんだけどね。

ウィキニュース短信。台風による北日本への警戒、ソマリアの飢餓を掲載。そろそろ短信じゃない記事も書いてみたいなぁと思うんだけど、他にもやりかけのことがいっぱいあって、全然手が回らない。

Wikipedia:コミュニティ・ポータル」に「お知らせ」という節があるんだけど、なぜかこの節だけ見出しのアンダーラインが2本入ってる。他の節は1本だけなのに。気になったので、統一して1本にしてはどうかとノートで提案してみた。

そしたらすぐにコメントがあって、その水平線は二つのお知らせを区分けするために入っているとのこと。そうだったのか。でも二つの内一方が空だと、今回のように残念な表示になってしまうなぁ。ということで、テンプレートで条件判定できるから、両方とも中身がある場合のみ水平線を入れるようにしてはどうかと提案。テンプレートの条件文なんて書いたことがないからヘルプ読みながら適当に書いてみただけだけど、意味は伝わるだろうと期待。テンプレートをインクルードしているから、プレビューで確認出来ないんだよなぁ。こういうとき、手元にMediaWikiをインストールした環境を作っておくと便利だよな。ああ、またToDoが一つ増えた。

久しぶりにjawptoolの開発。「生没同日」の検出で、曖昧さ回避のカッコが含まれている記事名で誤判定してたバグを修正。あと、ようやく井戸端の議論活性度集計の実装に取り掛かる。テスト実行の処理待ちの間に即時削除を3件ほどこなす。

井戸端集計はなんとか完成。同じやり方で削除依頼などのサブページを作って行われるタイプの議論の集計は作れるなぁ。

サブページというのは「記事名/サブページ名」というような形式の記事のこと。例えば井戸端だと話題ごとに「Wikipedia:井戸端/subj/サブページ名」というサブページが作られるわけ。このサブページごとにどれくらい発言があったかを集計すれば、議論の活発度とか分かるようになるかなぁという目論見。

ずっと放置していた「生没同日」の更新に着手する。データを公開したので誰かがやってくれないかなぁと期待してたんだけど、誰もやってくれそうにないので自分ですることに。誰も見てないレポートだから当然なんだけど。せっかく自分のプログラムで見つけたんだから、自分で更新したいというのもあるんだけど。

ということで更新テキストを用意するんだけど、これが実に手間が掛かる。生没同日の記事は表になっている上に、項目ごとにソートできるようにソートキーも埋め込まなきゃいけない。これを16人分もするのはかなり時間が掛かる。とりあえず更新用テキストは出来たけど、間違いが無いかチェックもしなきゃいけないので、記事への反映は明日にしよう。

2011年9月7日

即時削除を1件。テスト投稿っぽいものだったので念のために投稿履歴を確認したら色々イタズラをしていた。全記事で適切に差し戻されてるか確認して、さーて警告テンプレートを貼ろうかと思ったら既に貼られていた。ま、こんだけ活発に活動してれば誰かが貼るか。

リダイレクトの削除依頼8月分。まだ結構残っているんだけど、票が入ってなくて対処出来ないものが多い。ならば自分で投票するかということで、依頼理由と履歴とリンク元を確認して削除票16票入れた。ぜいぜい。

昨日準備をしていた「生没同日」。改めて誤りが無いか確認して更新。ああ疲れた。でもまあ、出来て良かった。

2011年9月8日

即時削除とリダイレクト削除依頼をそれぞれ少し処理する。

新しいデータベースダンプが公開されたのでダウンロード。9月7日版。これで今夜は定例バッチを仕込むこと確定だな。

日付が変わったので、一週間経過した削除依頼を見ていく。今晩は珍しく案件が多く残ってるな。なら一気に削除してやるぜ!なんて危険なことは考えないで、安全そうなものだけにしておく。見つけたのは「Wikipedia:削除依頼/Category:浦安鉄筋家族」。含まれる記事が二つだけという過剰に細分化されたカテゴリ。削除票のみ3票なんで、合意形成とみて問題ないだろう。ということで削除。あとは報告とテンプレを貼ってクローズだけど、前回テンプレの貼り位置を間違えたから気をつけないと。と、そっちに気を取られていたら、それ以前のところでミスしてしまった。削除時の要約欄には削除依頼ページへのリンクを貼っておくのが推奨されているんだけど、それをすっかり忘れてた。だめじゃん。最近、ミスが減ってきたかなと思ってたけど、やっぱりまだまだミスするねぇ。完全な人間なんていないからミスがゼロになることはないだろうけれど、減らすことは出来るはずだと思うんだけど。

データベースダンプがダウンロードできたので、jawptoolの定例バッチを仕込んで寝る。

2011年9月9日

昨晩仕込んだjawptoolのバッチは、開発途中版で仕込んだことが判明。だめじゃん。ということで一部の処理をやり直し。しくしく。

ちょっと現実世界が色々忙しくてウィキブレイク気味。簡単な即時削除を少しするくらい。そしたら削除回数が50回を越えた。おお、越えたか。「削除記録」で自分の記録を一覧をすると50件ごとに表示されるから、50件を超えると次のページへのリンクが表示されるのね。それがちょっと嬉しい。

孤立したページとカテゴリなしページの作業。今回は特筆するような案件はなかった。平和。

手持ちの携帯電話の写真を撮ってコモンズにアップロードする。全部折り畳み携帯なんで、開いた状態ではうまく構図に収まらないなぁ。どう撮るのがいいんだろう。あと、ミラー付きのモデルの場合、正面から撮ろうとするとカメラと自分が写りこんでしまうという問題もあったり。斜めから撮ってみたけど、そうするとやっぱり構図がいまいちなんだよなぁ。

2011年9月10日

出かける用事があったので、ついでに近辺の画像提供依頼の出ている物件の写真を撮ることにする。と言っても撮影対象は秋葉原から丸の内・京橋までと結構な範囲なので、どっちがメインの用事かわかんないところなんだけど(^^)。

まずアキバ。アキバに来たのも久しぶりだなぁ。ついでに色々店を見て回りたいところだけど、今日は他にも行くんで目的の建物を撮影して移動。

次は神田神保町。「神保町花月」があるそうな。神保町に花月があるんだ。意外な知識が身につくなぁ。探し回ってなんとか発見。しかし、こういう人の出入りする建物は、人の途切れた瞬間に撮影しないといけないのでシャッターチャンスがなかなか無くて忍耐がいる。

なんで人が途切れた時でないといけないかというと、まあ肖像権とかプライバシーとかの問題があるわけよね。あと単純な話として、人が写っていると建物のその部分が隠れるから困るというのもある。

更に移動して丸の内の「丸の内パークビルディング」。旧建築の壁面が保存されているからその様子が分かるものということで、なるほど実物を見てみるとそうなってる。こういう高層建築は建物全体をフレームに収めるには相当に引いて撮らないといけないんだけど、都会の密集地にそんな都合のいい撮影ポジションはなかなか無い。あっちかな、こっちかなと歩き回ったけど無理。今回は壁面の保存部分が分かればいいので、そこを主題にして撮影しよう。

最後は京橋の「明治ホールディングス」のビル。現在の画像は斜めから撮ったものなので、正面からのものが依頼されている。行ってみて分かったけど、これも撮影ポジションが厳しい。完全に正面から撮るのは無理なので、現状の画像よりはマシかなと思える構図でなんとか撮ってみた。しかし、せっかく決めたポジションでも街路樹とか街灯とか余計なものが入り込んでしまったりするから、困ったもんなんだよな。多少のものならレタッチで消せなくはないけど、消していいものかどうか疑問があるところだし。

ということで、なんとか予定していた物件の撮影は完了。しかし、目的の建物を探して撮影して歩くのって結構楽しいね。オリエンテーリング的な楽しみというか。あと建物の写真を撮るというのも結構楽しい。どこから撮影するとどういう構図になるか考えながら、あちこち歩き回るってのも工夫のしがいがある。建物はじっとしているから、動物写真とかみたいに一瞬のシャッターチャンスを狙わなくてよくてカメラの初心者に向いているしね。それでも天候による光線の具合とか、さっきも書いた人通りとかでシャッターチャンスは限られるんだけど。

今日は天気がよく暑い中をよく歩いたので疲れたのでアップロードはまた今度。しんどい。しかし、天気が良かったので写真としてはいいものが撮れたのではないかと思う。多分。オートフォーカスで全部カメラ任せだし、そもそもカメラの知識がないからよくわかんないけど。

2011年9月11日

ウィキブレイク。最近、現実世界が忙しくて、いまいちウィキメディアンな時間が取れない。もどかしい。やりかけていること、やりたいことは色々とあるのに。

2011年9月12日

10日に撮影してきた画像を整理してコモンズにアップロード。アップロード・ウィザードでタイトルを聞かれたので、何気なく日本語で入力したらそれがファイル名になってしまった。だめだめじゃん(もちろん私がです)。コモンズでは移動機能が使えないそうなので、こういう場合はbadnameタグを貼って管理者さんに移動してもらうことになるらしい。ということでタグ貼り付け。しくしく。何をやっても失敗ばかりだなぁ。

しばらくしたら、無事に移動されていた。管理者さん、ありがとう。「画像提供依頼」に報告して完了。

念のために書いておきますと、ウィキメディアのプロジェクトではプロジェクトごとに管理者が分かれています。私はウィキペディア日本語版の管理者ですが、コモンズの管理者ではないので、こちらでは一般の利用者でしかないのです。だから私が自分で対処することはできないというわけです。

撮影した写真を選定していてつくづく思うけど、数を撮っておかないとダメだよなぁ。もちろん、ただ連写すればいいってもんではないんだけど、それでもとにかく数を撮っておくことが最低限必要。

プロのカメラマンだって、ワンショットでもそれなりに撮れるにも関わらず条件を少しずつ変えながら何十枚何百枚と撮影してその中からベストショットを選び出すというのに、素人の私がワンショットでまともな写真を撮れると思うほうが失礼だ。

まあ、実際のところはワンショットだけというわけではなくて何枚か押さえで撮っているんだけど、それでも帰宅してチェックしてみたら「なんでもっと撮影しておかなかったんだ!」と思う写真のオンパレード。手元にあるモノならもう一度撮影することも簡単に出来るけど、出かけていって撮影するものだと、もう一度行くのは不可能ではなくても結構大変。だから、そのチャンスである現地で数を撮っておかないといけないよなぁ。

とはいえ、そんな下手な写真でも無いよりはマシだろうと思ってコモンズにアップするわけだけどね。実際、写真が無いのに比べたら、どんなに下手な写真でもあるほうがいい。それは間違いない。百聞は一見にしかずと言うけれど、それだけ画像の持つ力というのはある。しかし、写真があるのであれば、少しでもいい写真であるほうがよりいいよね。私は写真が下手だけど、問題意識を持ってないと上達するきっかけにすらならないからねぇ。

写真が下手よりはうまいほうがいいというのは一般論でもあるんだけど、ウィキメディアンにとっては更に別の事情もあるのではないかと思う。一つは、画像提供依頼などが出ている写真の場合。依頼した人としては、いい写真を提供してもらえるに越したことはない。でも、せっかく提供された写真がいまいちだったとして、それを「ダメ」とは多分言えないだろうと思う。よほど勇気がないと。ならば、少しでもいい写真を提供したほうがいいよねということ。

もう一つは、写真については他人が更新するというのが難しいのではないかと思うこと。ウィキメディアのテキストに共通していることは、共同で書くことになっているから、他の人が起こした文章でもガンガン書き換えていっても問題は無い。そうやってより良い記事に仕上げていくわけだから。写真も同じ事で、いまいちな写真があったら、より良い写真で置き換えて構わないはずなんだけど、それはあまり行われていないように思う。まだあんまりコモンズを使ってないから想像だけど。記事の場合は初版がいまいちでも段々よくなっていくことが期待できるけど、写真については初版が全てだとしたら、やっぱり少しでもいい写真だといいよねと思う。まあ、同じテーマでも別のファイル名にすればいくらでも写真をアップできるんだけどね。

というようなことを思うわけだけど、だからといっていきなり私の写真の腕が上がるわけではないから、当面はいまいちな写真をコモンズにアップロードすることになるわけだ。申し訳ないけれど。それでも、少なくとも問題意識だけは持っておきたいなという話でした。

2011年9月13日

ここんところPCを触れる時間が限られているので、早起きして無理やり時間を捻出する。時間は作るもんだよな。IRCにも入ってみたけど、こんな時間には流石に誰もいない。普通寝てるよね。

かなり前の話になってしまった「東京ドーム (単位)」の改名提案。クローズの予告をしていたにも関わらず、私が出来なかったものだから、代わりにクローズしてくださる方がいらっしゃった。ありがたいけど申し訳ない。ノートにお礼のコメントを書いておく。

これまたすっかり放置状態になってしまっていた「Wikipedia:コミュニティ・ポータル」のお知らせ欄。まずは私のいい加減な条件文をきちんと修正いただいたことにお礼コメント。そして、お知らせが無いときは「お知らせはありません」と表示する案に対して、それはとてもいいと思うけどお知らせが二つとも無かった場合には「お知らせがありません」が二つ並ぶことになってしまうので、これも条件文を使って一つだけ出すようにしてはどうかとコメント。そんなことは実際にはほとんどあり得ないとは思うけどね。

これまたしばらくやってなかったウィキニュースの査読。2件行って、公開。ぜいぜい。

管理者業務も少し。いくつか削除して、保護ページ編集依頼も1件。

昼間はお出かけ。画像依頼の出ているポイントをいくつか撮影しながら、役所にやってきた。ここで学校関係の統計資料を閲覧する。流石に役所が刊行しているだけあってしっかりしているんだけど、思ったより情報が少ないなぁ。まあ、創立○○周年記念誌みたいなのを期待するのが間違っているのかもしれないけど。しかし、この統計資料は毎年出ているので、その情報を合わせるとそれなりに価値のある記事になりそうだ。ということで、ここで勝手に決断。地元の小中学校記事を全部作成する自分プロジェクト開始。ああ、またToDoが増えてしまったよ。よよよ。

地元の小中学校記事を全部作るということになると、当然画像も全部必要になるということだ。なんだかんだいって全部で100校くらいあるから、その撮影だけでも結構大変だな。既に画像のある学校もあるだろうけれど。

移動して図書館。ここの図書館は新聞記事データベースの検索が出来るから過去記事を検索してみたんだけど、なぜか探しているテーマの記事が全然ヒットしない。なんでだー。仕方なく、縮刷版で記事が載っていたであろう日付の分を確認したけど載ってなかった。そもそも記事が無いなら検索にヒットしないのも当然か。がっくし。

私の履歴書」の入力元になる日経新聞をコピーしようと閉架蔵書の閲覧申請をしたら、古すぎて蔵書してませんと断られた。ええー。ここは地元でも大きな図書館なのに、ここでダメだったらどこに行けば蔵書されているんだろう。国会図書館にでも行けばあるんだろうけれど、もうちとお手軽なところに蔵書してないものかなぁ。まあ、国会図書館にはいずれ一度は行かなければと思っているからいいんだけど。うーむ。ToDoがこなせなかったが、ここに蔵書されてないということが分かっただけでも収穫。

2011年9月14日

昨日撮影してきた写真を整理してコモンズにアップロード。そして、ウィキペディアの記事に貼り付け。やっぱり写真があると記事が引き立つなぁ。

地元の小中学校プロジェクトということで、まずは学校一覧を作成して、既に記事と画像があるかどうかをチェック。当たり前だけどほとんど無い。これを全部埋めていくのは結構大変そうだ。あんまり急いでやろうとせずに、落ち着いてゆっくりやるように心がけよう。

2011年9月15日

地元の学校プロジェクトということで、まずは校舎の写真撮影。といっても対象が100校以上あるので1日ではとても無理。何日かに分けて行うことになるだろう。

ということで、撮影の旅に出発。今日も天気が良くて撮影日和だ。その代わり暑くてしんどいけど。熱中症になったら大変だということで出発時に2リットルペットボトルの水を買ったんだけど、撮影が終わる頃には空になっていた。どんだけ汗かいてんねん。

地図で目的の学校を探しながら見つけて撮影。次に移動を繰り返し。探してみて気付いたけど、学校って大きな通りに面してないことが多いのね。そうする必要がないからかな。だから、探すのに結構手間取る。そして、学校を見つけても撮影ポジションを探すのにも結構苦労する。

小中学校だと校舎は基本的に高くない。せいぜい3階建てくらいまで。そういう意味では高層建築が基本の商業ビルよりはフレームに収めるのは楽なんだけど、商業ビルと違うところは敷地が塀やフェンスで囲まれていること。建物の撮影の基本は敷地に立ち入って撮影しないことなんだよね。敷地の外から撮影する分には自由なんだけど、敷地内で撮影するにはその敷地の管理者(学校なら校長先生だね)の許可を取らないといけない。敷地の外からなら自由。この敷地の外から撮影するというのが結構厳しい。

校舎の写真の基本構図は、校門からグラウンドを経てバックに校舎ということになるんだろうけれど、そうそう素直な建物配置になっているとは限らない。校門からすぐに校舎になっていると、いくら高さがフレームに収まるとは言っても、やっぱり構図的にいまいちになる。じゃ、グラウンド側に回って撮影しようとすると、先ほどの塀やフェンスに阻まれる。あと困るのが校庭の樹。校舎とグラウンドの位置関係がいい感じのポジションを見つけても、大抵は樹がフレームに入り込んできて邪魔をする。視界をさえぎる目的もあって植えられているんだからそれも当然なんだろうけれど、悔しい。1歩敷地の中に入ればいい写真が撮れることが分かっていても入れない。結局、樹の隙間から狙うというようなことが多発する。惜しいけど仕方ないなぁ。樹が落葉樹だとしたら、冬に撮影したらもう少しなんとかなるんだろうか。

というようなことをしながら、今日は16校を撮影した。このペースだと全部撮影するのに7日掛かるのか。先は長いなぁ。記事を書くのも当然大変だけど、写真を撮影するのも大変だよ。

2011年9月16日

昨日撮影した写真を選択してコモンズにアップロードしていくんだけど、これも難しい。ほとんどの写真が学校を覆っているネットが写りこんでいて使い物にならない。にっくきネット。いや、学校としては当然必要があって設置しているんだろうけれど。オートフォーカスで撮ってるから、ネットにピントが行って肝心の校舎がピンボケなんてのもあるし(それは私が下手なだけです)。うがあああっ。撮影しているときはなんとかなるだろうと思ってたんだけど、こうしてみるとなんともならん。

ということで、せっかく撮影した写真もほとんどが没。撮影した全ての写真が没になった学校もあって、これは後日撮りなおしに行かなければいけないか。しかし、二度行っても二度とも同じことになる可能性もあるしな。なんか対策を練らないと。うーん、どうしたらいいんだろう。

それでもなんとか使えそうな画像をコモンズにアップロード。そしたら、コモンズへのアップロード枚数が50枚を越えたよ。やったー。よく頑張った>自分。いや、50枚くらいでは別に全然大したことはないんだろうけれど。それでも一つ壁を越えて嬉しい。

アップロードしたあとは、ウィキペディアの記事に画像を貼っていく。まだ記事の無い学校も多いので、全部が全部貼れるわけではないんだけど。

うっかりミスの修正。先日削除依頼で削除した案件について、ノートに削除済みテンプレを貼るのをすっかり忘れてたことに気がついた。ということで、今更ながら貼っておいた。ダメだなぁ。

以前からやろうと思っていた、自分の所有している画像のコモンズへのアップロード。選別はだいたい終わっていてあとはアップロードするだけなんだけど、これも結構手間。まずファイル名を付けないといけないし、カテゴリも適切なのを探さないといけない。そして何より大変なのが、既に自分のブログで公開しているものについては「コモンズに投稿しました」というコメントをブログに書き込まないといけない。という作業をちまちまと繰り返して、なんとかアップロード完了。20ファイルくらいはアップロードできたかな。これでトータルのアップロード数は70を超えたよ。100までもうすぐだな。

アップロードしてて意外だったのは「ホノルルマラソン」に関する画像がコモンズに全然無かったこと。世界有数の市民マラソン大会だと思うのに、コモンズにはカテゴリすら作られてない。まあ、参加者の半数以上は日本人なんで世界的にはローカルなマラソン大会ということかもしれないけど。それにしてもなぁ。もうちと画像があってもいいと思ったんだが。私はホノルルマラソンに参加したことがあって写真もあるので、提供できそうなものを提供しておいた。今度ホノルルマラソンに行く機会があれば、もっといろいろ写真を撮ってきて提供できればいいな。

ということで、これを見たみなさん。みなさんの所有している画像も、コモンズにはまだ不足している画像かもしれませんよ。もちろんアップロードしても大丈夫な画像である必要はありますが、少し調べてみませんか。

2011年9月17日

ウィキブレイク

2011年9月18日

久しぶりのウィキニュース査読。2件公開し、1件はコメント。

これまた久しぶりのカテゴリなしと孤立したページ。それぞれ問題のあるようなページはなかったんで平和なんだけど、孤立したページは徐々に増えていっているのがどうしたものか。私がアカウントを取った頃は1890ページあった。それが一時は1100ページくらいまで減ったんだけど、今では1384ページ。できればもっと少ない水準で推移するような状態になればなぁと思っているんだけど。

リダイレクトの削除依頼。自分が議論に参加している案件にコメントを付けたのと、2件存続で終了させたのと。

通常の削除依頼も1件こなす。あと、初めて版指定削除の確認作業をやってみる。管理者マニュアルの手順と版指定削除された記事を見比べて、適切に削除されていることを確認。削除依頼ページに確認コメントして閉じる。おおー、また一つ成長したぞ。

地元の学校プロジェクトに関連して、全国に同名の小中学校ってどれくらいあるんだろうと疑問に思ったので、ダンプデータから調べてみた。記事名一覧から小中学校を抽出し「○○立」を除去してソートして重複しているものを検出。件数が結構あったので、既にウィキペディアに記事があるものを除いたら300件ほどになった。これは全て曖昧さ回避記事として立項することが可能ということだよなぁ。でも実際にするとなると大変だな。どうしよう。またToDoが一つ増えてしまった。いつになったらToDoの山が減っていくんだろう。

これまた久しぶりのjawptool。コマンド名を変更したりコマンドを統合したり。そろそろ0.20としてリリースしたいところなんだけど。ある程度修正がたまったので一度定例バッチに掛けてみることにする。バッチを仕込んで就寝。

2011年9月19日

昨晩仕込んだjawptoolのバッチ。当然ながらいくつか問題が出てるので修正する。

jawptoolにCGI機能を追加しようと思うので、開発環境にウェブサーバの構築を行う。まずはお決まりの「Hello」と表示するだけのCGIを作って動かして一人喜ぶ。

ふと思ったけど、同名の小中学校をリストアップした仕組みを応用すれば、曖昧さ回避記事の記載漏れ発見機能になるな。これもjawptoolに組み込んでみようか。

2011年9月20日

jawptoolのCGI機能作成。といっても全機能ではなくlint機能のみなので、jawp-lint.cgiとなるわけだけど。とりあえずの機能としてlintを掛けて結果が出るところまでを作成。それだけだと単にくっつけただけなので色々不都合があるので、まだまだブラッシュアップしていかないといけないな。

版指定削除の確認をして一つ成長したぞと思ったら、ノートに削除済みテンプレを貼るのを忘れてたよ。今更ながら慌てて貼りに行ったら他の管理者さんが代わりに貼ってくださっていてた。あーあ。あと、他にも1件テンプレ貼り忘れがあったし。どうも、このノートへのテンプレを貼り忘れる傾向にあるなぁ。削除して依頼ページをクローズしたところで、ほっと一息ついてしまうのかな。忘れないようにしないと。

凹んでばかりもいられないので、気を取り直して版指定削除の確認をする。途中に荒らしがあってそのリバート(差し戻し)も混じっているので注意とのことなので慎重に削除版を確認する。問題なし。ということで、依頼ページに確認コメントをしてクローズ。記事の削除依頼タグを除去。ノートに削除テンプレ貼り付け。これで漏れはないはず。念のために更にもう一度手順を確認して、これでOK。これでもし何か忘れてたら、かなり凹む。

保護ページの編集依頼が出ているので1件対処する。これも過去にミスったことがあるから、慎重に慎重に。とやったんだけど、またミス。いや、これはミスというほどではないんだけど。

保護ページ編集にしてもそうなんだけど、依頼があって行う作業については、その依頼ページの依頼があった版の固定URLを要約欄に記載しておくといいと教わったことがある。依頼ページ自体は常に書き換わって古くなった依頼は除去されていくから、過去のどの版で依頼されたか後で探そうとしても容易ではない。要約欄に固定URLがあると、後で参照するときの助けになるから便利だよと教わっていたことをすっかり忘れてた。まあ、保護ページ編集については後から依頼を参照することはそれほどないんだけど、保護依頼とかブロック依頼とかの場合は、解除するときにどういう依頼だったかを確認するのに有効なんだよね。

私はこれまで他の編集者の方の会話ページに注意しに行くことはしなかったんだけど、管理者になって即時削除などをしていると、その作業の一環として一言注意しておくべきかなぁとも思うようになったので、最近は少しずつ会話ページにも行くようにしている。と言っても用意されているテンプレを貼るだけなんだけどね。それによって、その人が行動を見直して、より良いウィキメディアンになってくれたら、それが一番望ましいなというのは本心から思ってる。多分、他の管理者さんもウィキメディアンもみんなそう思ってる。実際にはそんなにうまくいくとは限らないんだけど。

jawptoolに曖昧さ回避記事の加筆候補を検出する機能をとりあえず作ってみた。が、あまりにも適当に作ったので凄く重い。処理が終わったら寝ようと思ったけど、これは朝まで待っても終わりそうにないなぁ。ということで、途中で止めて寝ることにする。がっくし。でも、途中までの結果を眺めてみるに、バグはあるものの大体いい感じに抽出できているようだな。方向性としてはあっているということで、あとは高速化か。続きは今度にしよう。

2011年9月21日

削除依頼を巡回してたら緊急案件があった。内容はIPユーザによる荒らし投稿。内容が酷いということで緊急版指定削除を実施。版指定削除は、これまで確認は何度かやったけど自分でするのは初めて。ということで少し緊張。版指定削除して依頼ページに対処報告。あとは他の管理者さんによる確認待ち。

そのIPユーザさんは依頼のあった以外にも荒らし立項を2件もしているので、これは悪質と判断して会話ページに少し強めの警告文テンプレを貼っておく。

昨日の続きのjawptoolの曖昧さ回避記事の加筆候補検出機能。プログラムを修正したらバグもなくなったし処理も速くなった。やっぱり眠い頭で考えるのはよくないな。で、結果なんだけど、これまた物凄くたくさんの加筆候補が見つかった。これを全部加筆するの?えー。ということで、例によってリストを公開して誰かが作業してくれるのを期待しようかな。でも、待っても誰も作業してくれないんだけどね。jawptoolが無名だから仕方がないんだけど。どうしたものかねぇ。

ああ、またうっかりミスをしてしまった。削除依頼で1件存続終了したんだけど、依頼を閉じただけで当該ページの削除依頼タグを剥がしてなかった。だめじゃん。まあ、すぐに気がついて剥がしたんだけど。これで本当に終了。のはず。

jawptoolの新機能実装が一段落ついたかなと思うので、完成度は低いけど0.20としてリリース。そして、ウィキペディア日本語版解析ツール(jawptool)別館(現在は公開していません)にCGI版を設置。CGI版の公開が当初の目標だったから、出来上がって感無量。ちょっと嬉しい。

リリースしたばっかりなのに、jawptoolのデバッグをしたりとか。リリース前にしとけよという話だよな。でも、リリースした直後にバグに気づいたりすることって結構あるような気がする。

削除依頼で、更に緊急版指定削除。これも1版だけなんで削除自体は大したことではないんだけど、問題はこの記事に対する削除依頼が2回目。いずれもIPユーザによる荒らし投稿で半保護もという意見が複数あったので1ヶ月の半保護にする。テストではなく保護したのはこれが初めてだよ。次から次へと初めてのことがやってくる。まあ、そうして慣れていくもんなんだろうけれど。

2011年9月22日

今日は、また近隣の小中学校写真の撮影。一度にあんまりたくさん撮ると整理が大変ということが分かったので、今日のところは6校だけ撮影する。例によってちょうどいい構図が取れるポジションがなかったり、樹木やネットに阻まれたりでなかなか大変だったんだけど、まあなんと完了。

ただ、2校様子がおかしいところがあった。というのは、夏休みでもなんでもない時期なのに生徒・児童の姿が見当たらない。もしかして廃校になったのかなぁと思いつつとりあえず撮影。帰宅してから調べてみたら、なんと学校が移転してたということが判明!

以前の反省を踏まえて地図は持っている。その地図で目的の学校を探しているんだけど、地図が古かったというわけだね。古いといっても5年位前に買った地図だから無茶苦茶古い訳ではない。つまり、学校がつい最近に移転したわけだ。まあ、そういうことはあり得るから仕方がないけど、今後はどうするかねぇ。最新版の地図を買うのが一番いいかな。事前に移転してるかどうか調べるというのは、対象の学校の数が多すぎて手間になるから、ちょっと避けたいところだよな。

第3回秋の加筆コンクール」というものが開催されるらしい。ちなみに、春には「執筆コンテスト」が開催されていて、加筆コンクールはこれのバリエーションだそうな。

そういうイベントもあるのかぁと流しかけたけど、よく考えてみるとこれに自分も参加してみるのはありではないだろうか。管理者立候補の時に記事の執筆能力の低さを指摘されたわけだけど、管理者就任以降特に改善したわけではない。細かな加筆や出典付けは時々やってるけど。立項や大幅な加筆の対象はいくつか目星をつけてはいるんだけど、まだ実際に執筆していない。ならば、こういうイベントに参加して、半強制的に執筆するように自分にプレッシャーをかけるというのも一つの方法ではないだろうか。まだ開始まで時間があるみたいなので、ゆっくり考えよう。

お、新しいデータベースダンプ公開のアンテナ通知が来た。9月21日版。さっそくダウンロード。更新をRSS配信してくれてない限り、公開チェックにアンテナは欠かせないなぁ。私の場合、はてなアンテナを使っているけど、ほんとありがたい。はてなさん、ありがとう。

ダウンロードが完了したので、いつものバッチを仕込んで就寝。

2011年9月23日

昨晩仕込んだバッチは当然の事ながらちゃんと終了していたので、レポートを差し替える。しかし、このレポートって今のところほとんど誰にも見られてないんだよなぁ。たくさんの人に見てもらえるといいのになと思うんだけど。ということで今更ながらに宣伝。「ウィキペディア日本語版解析ツール(jawptool)別館(現在は公開していません)」に解析結果のレポートを公開してますので、よろしければご覧くださいませませ。

管理者作業で削除を何件か。あと、昨日撮影してきた画像を選定してコモンズにアップロード。

jawptoolの開発。2回に分けて処理していたところを1回で行うように一部修正。メモリをこれまでより多く使うようになるけど、処理は確実に速くなる。メモリか速度、どっちを取るか難しいところなんだけど。要はバランスなんだけどねぇ。

人物一覧記事への未掲載人物記事を検出するperson機能で、県別出身者カテゴリを用いて「○○出身の人物一覧」への未掲載人物記事も検出できるように修正。当然ながら処理結果は膨大なものになって、これを用いて編集していいかどうか考えあぐねる。事前にノートに提起した方がいいけど、どこのノートでやればいいんだろう。47都道府県記事のノート全部に提起するわけにもいかないし。

実際に記事に反映するかどうかはともかく、これだけの人物記事が未掲載であるということが分かるというのは、それ自体が意味はあるかな。だから、記事に反映出来なくても無意味な機能では無いと思う。

2011年9月24日

記事名一覧から小中学校の曖昧さ回避記事の立項候補を作成していたんだけど、結果が300件とかになって途方にくれていた。10件20件くらいなら手作業で立項しても構わないだけど、これだけの量になると大変。ということで、検出スクリプトを少々手直しして、もう少し記事の雛形になるような形で出力するようにしてみた。曖昧さ回避のテンプレートとかカテゴリ指定とかも最初から入っているから、そういう定型部分は手入力の必要なし。これならなんとかなるかな。それでも300件も立項するのは大変なので、少しずつこなしていこう。

新着記事を眺めていたら荒らし投稿を発見。著名でない人物の記事を立項しては削除されて3回目の立項。立項者は全部同じIPアドレス。こりゃダメだということで、記事を即時削除すると共に立項したIPユーザを裁量で短期ブロック。会話ページの編集は可にしておいて会話ページにブロック案内のテンプレを貼ったら、すぐに剥がされた。それを見た他の管理者さんが会話ページの改鋳ということでブロック期間を延長。なんだかなぁ。

jawptoolの開発。索引のチェック機能を強化したりとか。レポートを見ながらウィキペディアの記事を確認してたんだけど、赤リンクとして検出されたものの中には、単にリンクの仕方をミスっているために赤リンクになっているものもあるなぁ。ということは、機械的に除去してはいけないということか。1件1件確認しながら手作業で除去となると、かなり大変だな。どうしたものか。

2011年9月25日

ぼちぼちと小中学校の曖昧さ回避記事を作っていたら、ウィキペディア日本語版の編集回数が2000回を越えた。おおー、越えたか。「もう」とも言えるし「やっと」とも言えるし。確実に言える事は、1日100編集とかしてた頃に比べるとペースは落ちているということだよな。まあ、その分管理作業とかjawptoolとかやってるから、そっちに時間を取られているというのもあるんだけど。

jawptool。索引のチェック機能を作りこんでいく。しかし、索引も他の記事と同様記述がカオスになってるから、機械的にチェックしようと思ってもなかなか難しいものがある。記述の規則を細かく決め込んでしまえば機械的なチェックがもっと行えるようになって、索引の品質向上にもいいようにも思うけど、なかなかそうもいかんのだろうねぇ。理想的には索引は手作業ではなく自動生成されるべきという話もあるわけだけど、それはそれで難しいし。

2011年9月26日

対処できる案件はないかなぁとリダイレクトの削除依頼を眺めていたら、リダイレクト先の記事に著作権違反を発見してしまった。バンドの記事なんだけど、「アルバムのライナーノーツより」と堂々と書かれて全文転載。そのアルバムが手元にあるわけじゃないけど、ぐぐってみたら転載しているブログがいくつかあって(それもどうかと思うんだけど)、転載を確認できたので削除依頼を提出。

リダイレクトの削除依頼に「大木土佐守兼能」が、官職を除いた「大木兼能」に移動した残骸として提出されていた。依頼理由として「官職を含んだリダイレクトは他に確認できなかった」とあったので、こんなときこそ私の出番(←勝手に思ってる)と、ダンプデータから抽出したリダイレクトリストから官職付きのものを探してみたところ、出るわ出るわ。数えるのは面倒だけど、数十は軽く出た。

代表的なものとしては「柳生但馬守宗矩」「鍋島安芸守茂賢」「坂崎出羽守直盛」「真木和泉守保臣」「大岡越前守忠相」などなど。結局のところ、官職付きで呼ばれることが多い人物であるならば、官職付きのリダイレクトを作成することは検索に有用なのでありなのではないだろうか。ということをコメントしておく。

即時削除の方針のいくつかに、改名提案を経て不要となったページやカテゴリというのがある。その場合、即時削除タグを貼るときに改名提案を行ったノートページを示してもらうことになっている。それを読んで、確かに改名が合意の元に行われたと判断できれば管理者は即時削除できる。で、その議論なんだけど「改名を提案しまーす」「さんせー」「反対がないので改名を実施しましたー」くらいであれば読むほうも楽だし間違いもなくていいのだけど、たまに議論がこじれにこじれている場合があってノートが延々と続いていることもある。そうすると読む前に心が折れてしまったり。それじゃだめなんだけど。他の管理者さんも同様の気分になるようで、そういうページはなかなか即時削除されずに残ったままになっているような気がする。

とはいえ、そのままではいけない。実際には「なんとかしなきゃ」と気合を入れた管理者さんが処理をするわけだ。で、今日は私がそういう気分になったので、議論をじっくり読んで改名の合意が成立していることを確認して、ここしばらく即時削除カテゴリに残ったままになっていたページを削除した。こういうのを処理すると、ああ仕事をしたなぁという気分になるねぇ。

2011年9月27日

jawptoolの曖昧さ回避加筆候補検出機能に、立項候補検出機能も追加してみた。実行してみたところ、これまた物凄いたくさんの候補が見つかった。それはそれでめでたいんだけど、見つかった候補を実際に見ていくと既にotheruseが使われていたり、一方がリダイレクトだったりと、立項する必要がないものも多数検出してしまっている模様。こりゃ、このままではいかんねぇ。かといってotheruseまでチェックするとなると、結構大変になりそうな気もする。どうしたもんだか。

otheruseというのは「その他の用法」という意味なのはそのままなんだけど、同じ記事名の他の記事を案内するテンプレート。機能としては「曖昧さ回避」に近いんだけど、otheruseはその単語で使われることが他の記事より多い場合に用いられる。結果的には曖昧さ回避を行っているようなものだから、otheruseを使っていれば曖昧さ回避記事は必要ないことになる。だから、otheruseが既に使われていれば曖昧さ回避記事は立項する必要がないわけだね。

削除依頼をいくつかこなしたりとか、小中学校の曖昧さ回避記事をいくつか立項したりとか。このあたりの作業が毎日のルーチンワーク化しつつあるな。

このテキストの8月分を校正。いくつか修正して、これで公開して問題ないかなと思えるので「新人うぃきめでぃあん日記」に公開。

そろそろ寝ようかなと思ったところで、荒らしを発見。IPユーザが削除依頼タグを繰り返し剥がしていたので、記事を1日の半保護にしてIPユーザの会話ページに警告テンプレを貼り付け。

2011年9月28日

昨晩半保護した記事について、入れ違いで保護依頼が出ていた。削除依頼終了までという依頼なので1日では短すぎるな。ということで保護期間を一週間に延長。

MediaWikiにはパトロールという機能がある。どういうものかというと、新しく作成された記事を、他の利用者が巡回して問題が無いかチェックするという機能。このチェックを行うことをパトロールと呼ぶ。パトロールされていない記事は「新しいページ」で黄色く表示される。誰かが巡回して問題が無いと判断して巡回済みにすると黄色く表示されなくなるので、未チェックの記事がすぐに分かるようになっている。

こういう機能があるのは以前から知っていたんだけど、これまで自分では特に使ったことがなかった。しかし、これも問題のある記事を発見するのに有用な機能だから、出来るだけ積極的に巡回するのがいいよね。ということで、いくつかの記事を巡回してみた。

ちなみに、管理者が立項した記事は自動的にパトロール済みになるようになっている。なんでー、と思うけど多分管理者は管理作業で立項することが多いからではないだろうか。会話ページに警告貼ったり、削除記事のノートに誘導タグを貼ったりということが多いからね。そういうのまでいちいちパトロールしないといけないというのは効率が悪そうだ。ただ、管理者だって編集者の一員だから、普通の記事を立項することはあるわけで。その記事が問題が無いなんてことは無いわけなんだけど、そこは管理者だったらそれなりのレベルの記事を立項することを期待されているということなのかな。なんかプレッシャーだけど。

ルーチンワーク化しつつある小中学校の曖昧さ回避記事作成。1日10個作成したら30日で完了するなと思ったんだけど、これが結構手間が掛かるんだ。既に記事があるものについてはスクリプトで雛形を作っているので楽なんだけど、問題は赤リンク状態で存在する記述。そこまではスクリプトでは検出してないから、手動で追加しないといけない。この件数が多いと大変というわけですな。で、今日立項した「吉田小学校」はまさにそれで、赤リンクがなんと24個!単純に一覧にすると見通しが悪くなったので、都道府県別に並べなおしてたら更に手間が掛かってしまった。

これからはこんなに同名の学校が多い記事が無いと助かるなぁと思う一方で、曖昧さ回避記事って好きだからいっぱいあって欲しいとも思ったり。なんで好きかっていうと、同じ名前の事物が他にこんなにたくさんあるというのは、単純にそれが面白いと思うから。だから、同名の小中学校がこれだけたくさんあるということも面白い。全国に「吉田小学校」が20校以上あるということを知っている人は現時点では私以外にはほとんど居ないだろうと思うと、それもちょっと痛快で面白い。もちろん今回立項したことで、同じ知識を誰でも知れるようになったわけで、それも有意義なことだと思う。

jawptool。昨日追加した曖昧さ回避の立項候補検出機能だけど、精度が低いのでとりあえず取り外すことにする。当面は別コマンドで運用して、精度が確保できるようになったら再取り込みするようにしよう。あとはLintTitleでチェック項目を少し追加したり。

2011年9月29日

今日も小中学校の曖昧さ回避立項作業。これをやってて気がついたんだが、私のパソコンのOSは未だにWindows XP。IMEも当然付属のもの。Windows XPは2001年にリリースされたOSだから「平成の大合併」で出来た地名が辞書に登録されてない。これが結構不便。多分同じようなことで困っている人はたくさん居るだろうから、どっかに地名辞書って公開されてそうだな。今度探してみよう。

というようなことをtwitterでつぶやいたら、海星さんから公開されている辞書を教えてもらった。おお、ありがたい。あとで試してみよう。

削除依頼の長期積み残し案件が気になるので、票を入れられそうなものに投票する。主に外部サイトからの転載による著作権侵害案件に投票したんだけど、転載された版が多いとその確認が大変。転載した人には実は悪気はないのかもしれない。単純にウィキペディアの記事を充実させようと思っての行動かもしれない。しかし、残念ながら悪いことをしているんだよ。そして、後始末に多くの人の手が掛かるんだよ。そういうことを知って欲しい。

jawptool。「井戸端」の統計を取る機能を追加したけれど、その応用で「削除依頼」「チェックユーザー依頼」「投稿ブロック依頼」「管理者への立候補」「コメント依頼」「査読依頼」を追加。基本的にサブページを作って議論を行うものを集計対象にしてみたけど、これで大体網羅できたのではないかな。

aimaimaker.pl。いきなり名前を付けた。学校の曖昧さ回避の立項候補を検出するスクリプトは、これまで小中学校だけだったのを高等学校と一般記事も対象に加えてみた。一般記事はjawptoolから取り外した機能のほぼそのままなので、立項しなくていいものまでたくさん検出されてしまう。まあ、これはこういうものと思って諦めるか。出力されたリストを全部立項するんじゃ無くて、適当に眺めていって立項できそうなものを立項するような使い方をすれば使えなくも無いかな。

2011年9月30日

jawptool。LintRedirectにリダイレクト先が無い場合を検出する機能を追加してたんだけど、よく考えると「迷子のリダイレクト」でレポートされてるんだから、jawptoolで作りこむ必要はないよな。ということでパス。

そのほかはあまり何も出来ず。ちょっとウィキブレイク気味。そうして9月が終わる。