オーストラリアツーリング 単走編

走行ルート

走行ルート

7月26日

天候:晴れ

今回DARWINまで来たのは大陸縦断というのもありますが、それともう一つ。バイクの定期点検とタイヤ交換をするというのもあります。SYDNEYを出てから既に6000km以上走っていますから、そろそろ定期点検を受けなければいけません。自分で点検くらい出来ればいいのですが、わたしのメカ知識では、残念ながらとてもそのような事は出来ませんので、ここは専門家にお願いするのが良いでしょう。そして、NT準州に3軒しかないYAMAHAのディーラーの内、1軒があるDARWINで、バイク屋を探すのですが見つからない。例によって調べた住所は"434 STUART HIGHWAY, WINNELLIE"という「それどこやねん」というもの。仕方が無いのでSTUART HIGHWAY沿いをしらみつぶしに見てみますが見つかりません。バイクを降りて、歩いて近い番地の辺りを探してみたのですが、やっぱり見つかりません。番地からしてそれらしい所に、空き家があるのですがまさかこれが…。もしもバイク屋がつぶれていたら、最寄りのYAHAMAのディーラーと言ってもおそらく500kmは離れている事でしょう。不安になりながら、すぐ近くにSUZUKIのバイク屋があったので聞いてみると、なんと引っ越したとの事。なにー。潰れていなかっただけ良かったですが、まさか引っ越したとは。SUZUKIのバイク屋で行き方を親切に教えて貰い、お礼を言って出発。新しい店舗はBAGOT ROAD沿いにあるそうです。

そして、ようやくYAHAMAの看板を発見。良かった良かった。しかし店名が、PHELPS FULLWOOD MOTORCYCLES & WATERSPORTSになっていました。探していたのはPITMANS MOTORCYCLES & WATERSPORTSでしたから、オーナーが変わって店名も変えたのでしょうかね。早速、定期点検とタイヤ交換をお願いすると、午後1時に来いとのこと。さすがにメカニックの予定は埋まっていますか。しかし、今日中に対応してもらえるのはラッキーです。午後1時まで3時間ありますから、とりあえずDARWIN郊外のキャラバンパークに今晩の宿を取りに行き、テントを設営。キャンプ上でしばらくぼーっとして時間を潰した後、午後1時に再びバイク屋に行きバイクを預けました。

午後5時まで、近くのRedroosterに入ってドリンクだけで長時間居座り(^^)。しかし、オージーがおおらかなのか単に店がはやっていないのか、特に何も言われませんでした。わたし以外の客は数えるほどしか来ていなく、こんなんで経営成り立っているのか、ひとごとながらちょっと心配になりましたけど。

そして5時になってみたびバイク屋に行くと、ちゃんとメンテナンスが出来上がっているではありませんか。ついでに洗車もして貰った様で、ダートを走って着いていた土埃も全部綺麗になっています。後はキャラバンパークに戻って今日はおしまいなのですが、それだけではちょっと面白くない。それに、一応メンテ上がりのバイクの試運転も兼ねて、DARWINの海岸沿いをちょっと走ってみる事にしました。一応、地図を見て走り出したのですが…二つくらい交差点を曲がった辺りで見事に道に迷ってしまいました。都会の道というのは、交差点は多いは信号は多いは交通量は多いは。どれをとっても、これまで走ってきたOutbackの道とは大違いです。お陰ですっかり感覚が狂ってしまったらしく、都会の走りにくい事、走りにくい事。苦しみながらも何とか勘を働かせて、元来た道に戻ることが出来ました。海も、一応迷っている途中にちょっとだけ見えましたので、今日はこれで良しとしましょう。ほとんどバイクに乗らなかった日でしたが、ここに来るまで結構な長距離を走っているのでちょうど良い休息といったところでしょうか。

キャラバンパークへ戻って、レセプションへ買い出しに。食糧は一応あるので特に必要な物は無いのですが、まあ何か面白いものが無いかなぁ程度の気持ちで行ったのですが、行ってみるとありました。面白いものが。その名もGINGER BEER。これまでオーストラリアのどこでも見かけなかったと思います。が、ラベルに書いてあることを斜めに読んでいると、わりとオーストラリアではポピュラーな飲み物の様です。BEERとありますが、ソフトドリンクのコーナーに置いてありますからアルコールは入っていない様です。念のため、一番小さい瓶を買って、夕食時にチャレンジ。飲んでみると、味はそれほど変ではありません。確かに生姜の味はします。ちょっと砂糖が多めなのか味は甘め。炭酸も入っています。少し甘くてすりおろした実入りのジンジャーエールといった感じでしょうか。これはなかなか面白いので、SYDNEYで売っていたら帰国時に買ってお土産にしたいですね。

それと、今日初めて気がついたのですが、なんとジャケットの袖の部分が大きく擦り切れて破れてしまっています。もう着れないという程ではありませんが、縫って補修出来るという様な破れ方ではありません。このジャケット、1994年に初めて四国にツーリングに行くときに買ったものですから、もう7年にもなりますか。随分お世話になったし、そろそろ寿命の様です。実は、わたしは今回のツーリングが終わったらしばらくバイクを降りようと考えています。別にオーストラリアを走ったからバイクにもう飽きたという訳ではありません。また機会があれば乗ることもあると思います。ただ、今のわたしの日本での普段の生活を考えると、バイクに乗る機会も気持ちも少なくなったなぁと思うのです。オーストラリアに来て、毎日思う存分バイクに乗っていると余計にそう感じる様になりました。そういうわたしの気持ちに呼応するかの様にジャケットが寿命を迎えようとしている。実はこれまた長年使ってきたマップホルダーもブーツもかなりガタが来ていて、今回のツーリングの終わりまで持つかどうかという感じになってきています。わたしの当面最後のツーリングに合わせるかの様に駄目になっていくギア達…。しかし、しかしまだツーリングそのものが終わった訳ではないのです。予定ではまだ1カ月半以上残っているのです。まだまだ感傷に浸るのは早過ぎます。

走行距離
70km
買い物
朝食 A$4.95、キャンプ A$10.00、食糧 A$5.60、バイク点検+リアタイヤ交換 A$372.20、ドリンク A$2.15、アイスクリーム A$1.95、ドリンク A$2.20
謎のGINGER BEER
謎のGINGER BEER

7月27日

天候:快晴

珍しく夜明け前の6時に目が覚め、起き出しました。日はまだ登っておらず、星空が広がっています。それでも、朝食のコーヒーを沸かしていると、だんだん東の空が明るくなってきます。キャラバンパークから地平線が見える訳では無いので、日の出そのものが見えないのは残念ですが。それにしても、やはりオーストラリアの夜明けは空一面が同時に明るくなり始めます。東の空が明るくなり始めても西の空はまだ星空で、しかし真っ黒の空にほんの少しだけ青が混じって深い群青色になる。その東の水色から西の群青までの見事なグラデーションを日本で何度か見たことがあるのですが、こちらはそのような空にはなかなかならないようです。どうしてなんでしょうね。

さて、そんな事を考えている内にすっかり空が明るくなりましたので出発です。その前にペトロールの補給。なんと値段が1リットル当りA¢94.9。これまでOUTBACKでは1リットル当りA¢110以上している所ばかりでしたから、随分安いものです。この辺りは、さすが都会に来たと感じさせます。

今日は、KAKADU国立公園へと行きます。DARWINから東へ100km程行った所から広大なKAKADU国立公園が広がっています。Arnhem HIGHWAYを走って、国立公園にさしかかった所に料金所発見。えっ、料金所?入園料取るのですか?そんな事すら調べずに来たわたしは、引き換えそうかとも思いましたがとりあえずA$16.25の入園料を払って中へ。しかし、この料金所でチケットと一緒に貰ったガイドは日本語で書かれていて、国立公園の中に何があるかよくわかり便利でした。

ガイドを読んで、とりあえずHIGHWAY沿いにあって面白そうなMAMUKALA湿原へと向かいます。駐車場にバイクを停めて湿原へと向かって歩いていくと、おおう綺麗じゃないですか。天候の関係もあったのだと思います。ちょうど快晴の上に日が登り水面をキラキラと照らしていましたし。しかし、特に下調べもしなかった為、何があるかも知らず期待もしていなかったわたしとしては、これは不意をつかれた様なもので、ちょっと感動してしまいました。

その後、VISITOR CENTREへ寄った後、YELLOW WATERへ。こちらも結構綺麗なのですが先ほどの不意をつかれた感動の後ですから、ちょっと感動も薄め。野生動物を観察出来るという看板の通り、野鳥などが結構近くまで来ています。あまり人を怖がらないのでしょうか。

それと、途中で変わったものとして、例の動物注意の看板でワニ注意を見かけました。KAKADU国立公園内にはたくさん同じ看板があるだろうと思っていると結局見つけたのはその一つだけ。今度見たら写真を撮ろうと考えていただけにちょっと残念でした。

そして今日はKAKADU国立公園内のCOOINDAのキャラバンパークでテント。テントを張って最初にした事はスニーカー洗い。どうも、YULARAで雨に濡らした後、特に乾かしもせずにそのままはいていると雨水と汗が混じって結構臭くなってきていたのでした。石鹸だけでですが、ごしごしと洗ってバイクのミラーに引っかけて乾かします。

そして、今日の夕食はBBQ。レセプションで冷凍のBBQセットの小さいものが売っていたので、これくらいなら一人でも食べられるだろうと買ってきました。これまで海星さんと一緒の時にしか肉を焼いて食べたことはありませんが、それは売っている量が多いことと、調味料を海星さんしか持っていないこと。海星さんはちゃんと塩と胡椒も持ち歩いているのですよね。偉いです。めんどくさがりのわたしはそんなものキャンプで持ち歩いたことがありません。しかし今日は海星さんが居ませんから頼る訳にはいきません。塩と胡椒を買おうかと思ったらその隣になんとBBQソースなるものが売っているではありませんか。これは便利そうですので早速買ってBBQ開始。肉が焼けてきたらソースを掛けて、食う!甘い!そうです、このソースなんと甘いのです。ソースというよりケチャップのような味です。オージーはこんな甘いソースでBBQを食べるのでしょうか。まずいわけではありませんが、ちょっと拍子抜け。一人前の肉を食べても結構ソースは残っていますので、しばらく甘いステーキの日が続くことになりそうです。

走行距離
298km
買い物
ペトロール A$12.00、KAKADU国立公園 A$16.25、キャンプ A$10.00、食糧 A$13.10、ビール A$3.70
KAKADU国立公園
KAKADU国立公園

7月28日

天候:快晴

朝、出発する前にペトロールを予備タンクも満タンにしていきました。これから先のPERTHまでのルートは、特にWA州の北部ではロードハウスが少なそうですから、用心した方がよさそうです。

KAKADU HIGHWAYを抜け、KATHERINEへと向かうSTUART HIGHWAYを順調に南下して走っていると、トラックが対向してやってきました。いつもの事ですがすれ違う時はものすごい風であおられます。この時も少しスピードを落としてやり過ごしていたのですが、かなりきつい風が来て、なんとハンドルバーに取り付けたマップケースに入れていた地図が飛んでいってしまいました。地図が無くなると大変なのでバイクを路肩に停め、歩いて探した所何とかみつかりました。見つかったのは良かったですが、このマップケースはやはりもう使えませんかね。

そんなこんなでKATHERINEに到着。海星さんと別れたのはこの街でしたねぇ。と感傷に浸っていても仕方が無いので、とっととペトロールを補給。補給し終わった所で次の車が入ってきたのでとりあえずバイクを押してどけようとしたところ、やってしまいました転倒。さすがにこの重量では、いったんバランスを崩し始めると人間の力では立て直すことは不可能ですね。幸い、レバーも折れなかったし損傷は無かったのですが、マップケースといい今日は何となくついてない日な感じです。

さてKATHERINEからは進路を西にとり、VICTORIA HIGHWAYを走ります。そしてKATHERINEから約200km走って、今日の目的地にしていたVICTORIA RIVERに到着。しかし、ここはロードハウスが1軒あるだけの所でした。キャラバンパークも一応あるのですが、他のキャンパーは3組みくらいいるだけとちょっとさみしめ。まだガンマンが逃げ回っている訳ですから、ちょっとこの寂しさは不安ですかね。という事で、まだ日が高いという事もあり、更に先に進むことにしました。そして、更に約90km先にあるTIMBER CREEKに到着。こちらはVICTORIA RIVERに比べると随分賑やかです。今日の走行距離が500kmを越えてちょっとしんどかったですが、ここまで来て正解でした。

そろそろ日も傾いて来たので、さっそくテントを張って夕食の準備をしているとなんと風が吹いてテントが飛んだぁ。これにはちょっとびっくりしました。慌ててペグを打とうとすると、地面が固すぎてペグが打ち込めない。頑張れば打ち込めなくは無いのですが、わたしが持ってきている小さなハンマーではちょっとしんどいです。結局、ペグを打つのを諦めて、例によって荷物を重しにしてしのぐことにしました。今日はなんだかとことんついてないです。

夜は、ロードハウスのパブに行って、1杯だけビール。頼んだのは今日もVICTORIA BITTER。このVICTORIA BITTERは、わたしが最初にオーストラリアに来るときの飛行機の中で、初めて飲んだオージービールです。初めてという事もあり、わたしにとってのオージービールの代名詞になってしまいました。ですので、パブでもよくVICTORIA BITTERを飲んでいます。もう一つこのビールをよく飲む理由は、オーストラリア中どこに行っても、まず間違いなくVICTORIA BITTERは置いてあるというのも理由です。XXXXというビールもよく置いてありますが、たまに置いていない事があります。しかし、まだ今までにVICTORIA BITTERを置いていない所を見たことがありません。それだけ、オージーにとっても普遍的なビールという事なのでしょうね。

ところで、この先はPERTHまで走ってから、GREAT CENTRAL ROAD-ALICE SPRINGS-TANAMI TRACK-HALLS CREEKという順番で走る積もりでしたが、よく考えると先にTANAMI TRACKとGREAT CENTRAL ROADを走っても順番が変わるだけでスケジュールには問題がありません。どうせならそっちの方が面白そうです。ということで、ちょっと距離がありますが、明日も頑張ってHALLS CREEKまで走って明後日からTANAMI TRACKに入ることにしましょう。

走行距離
529km
買い物
ペトロール A$19.60、ペトロール A$11.80、ドリンク A$1.50、ドリンク A$3.50、キャンプ A$5.50、食糧 A$10.20、洗濯 A$3.00、ビール A$4.10
便利な案内看板
便利な案内看板

7月29日

天候:快晴

朝、目が覚めると結構寒い。温度計を見ると13度くらいですから、実際少し寒いです。まだ緯度としてはそれほど南に来た訳ではないので、おそらくこの辺りは標高が高いのでしょうね。相変わらず持っている地図には標高が書いてないので、そういう情報が分からないのは不便です。

それでもさあ出かけるかと、出かけしなにペトロールを入れていこうかと思うと、なんとスタンドがまだ営業していない。朝9時ですよぉ。しかしここを逃すと次の補給は約200km先。今の燃料残量ではそんなに走れそうにありません。予備タンクを使うか、スタンドが開くのを待つかと思案にくれていたのですが、ふと見ると隣にBPのロードハウスがあるではないですか。昨日は気がつかなかった。歩いて様子を見に行ってみるとこちらはちゃんと営業しているようです。さっそくバイクを移動して補給。そして、いざお金を払おうとロードハウスの中に入ると…なんと隣のMOBILのロードハウスと同じおばさんが居るではないですか。この2軒のロードハウスは同じ店だったのですかぁ?うーん、しかも違うブランドで。謎です。

ともかく無事にペトロールを補給できたので出発。約200km走った所で、いよいよWA州との州境にやってきました。例によって州境の看板を写真に撮ろうと手前のレストエリアに入った所、オージーの夫婦に声を掛けられました。この州境では検疫があって、フルーツを持ち込めないので今ここで食べているけど、よかったらどうぞ。という事でした。せっかくなのでオレンジを2個いただいてしまった(^^)。このオレンジ、甘くておいしかったです。しかしこの夫婦。二人でメロン2個にオレンジ6個くらいを持っていたのですが、誰も来なかったら二人で食べ切る積もりだったのでしょうか(^^)。そうしていると、昨日TIMBER CREEKのキャラバンパークで見かけた日本人のカップルが到着し、同じようにフルーツを勧められていました(^^)。彼らは車でラウンドしているようです。検疫があるよと教えてあげると、米隠さなきゃとか言っていましたが、その後無事に検疫を通過出来たのでしょうか(^^)。

そしていよいよ州境を通過。以前越えたSA州の検疫の時と違って、こちらではちゃんと荷物の中身までチェックされました。下手に隠して持ち込もうとすると見つかっていたかもしれませんね。しかしわたしは特に検疫に引っかかる様な物は持っていないのでOK。通過する時に、ここのスタッフが時計を合わせて行けよと教えてくれました。なかなか親切で好感が持てますね。

そうです。西部時間は中央部時間に比べて1時間半遅れているのです。まもなく正午だと思っていたのに、また10時半に逆戻りです。これは時間を得したと言っていいのでしょうか?よく、時間はすべての人に平等に1日24時間と言われますが、今日のわたしに限っては1日が25時間半あることになります(^^)。

WA州に入り、これでTAS州を除くオーストラリアの全州全地域にバイクで足を踏み入れた事になりました。意外と忘れられがちなCAMBERRA周辺のACTにもきちんと行っていますので完璧。あとはTAS州なのですが、南にあるしフェリーに乗らなければいけないので、多分行かないでしょうねぇ。ちょっともったいなくはありますが。

さて、州を越え時間が変わったとはいえ自然がそんな急に変わるわけではありません。越える前と、まあそんなに変わらない風景の中を走り続けます。しかし、州を越える少し前から、変わった木を見かける様になりました。途中までの幹までが極端に太く、その先に比較的細い枝がたくさん生えているという木です。以前ROMAの街で見かけた樽の木と似たような感じですが、種類は違いそうです。

そして、KUNUNURRAの街にさしかかりましたが、まだ燃料もあるし通過。100km程先にWYNDHAMという街がありますから、そこで補給すればいいやと考えて走っていましたが、それが間違いだったと気が付いたのはWYNDHAMへの分かれ道に来た時点でした。WA州の北部では、どういうわけかメインのHIGHWAYから道が別れて少し入り込んだ所に比較的大きな街があります。WYNDHAMの場合も50km程入り込んだ所にあります。その道もHIGHWAYですから走りにくい訳ではなさそうですが、往復で100km程余分に走らなければいけないことになります。そんなに余分に走っていると、今日中にHALLS CREEKまで辿り着くのは難しくなるでしょうね。かといってWYNDHAMに立ち寄らないと、150km先のTURKEY CREEKまで補給はありません。今の燃料残量でそこまで持つかというと、微妙な線です。それでも寄り道をするよりはマシなので、アクセルを絞り気味にして低燃費走行で走ってみると、なんとかTURKEY CREEKまで辿り着く事が出来ました。いやぁ、良かった良かった。予備タンクがありますから、ガス欠で立ち往生する心配は無かったとはいえ、よく地図を見ておかないといけませんね。

そして今日の目的地、HALLS CREEKに到着。いよいよ明日からTANAMI TRACKに入るぞー、という所で気が付いたのですが、TANAMI TRACKには火曜から木曜までが休みという変則的な営業のロードハウスがあります。そして今日は日曜日。このままTANAMI TRACKに入ると、ちょうどそのロードハウスが休みの期間にさしかかります。このロードハウスをパスすると、無給油で650km程走らなければいけないことになってしまい、それはさすがに無理という所。かといって、ロードハウスが営業するまで待つとすると、結構な時間のロスになってしまいます。ということは、元の予定通りこのままPERTHまで走るしかないかぁ。しかし、そうすると今日頑張ってHALLS CREEKまで来る必要も無かった事になりますね。ちょっとがっくり。

ちょっと気落ちしながらも、とりあえずHALLS CREEKのキャラバンパークに入ると今回のツーリングで初めて日本人ライダーに会いました。しかも、彼は50ccのスクーターでツーリングをしている!!これにはちょっとびっくりです。それでも1日に200kmから250kmくらいは走れるそうですから、大したものです。それと、彼に教えてもらったのですが、KATHERINEには日本人ライダーが集まってくるバックパッカー宿があるそうです。そうだったのか、知らなかった。KATHERINEはもう一度通ると思われるので、そのときは立ち寄れるようにしてみましょう。

今日の収穫は、その日本人ライダーに会った事と、GINGER BEERその2を見つけた事です(^^)。早速買ってきて飲んでみましたが、こちらの方が炭酸がきつめで味はちょっとラムネに似た感じです。結局GINGER BEERというものがどういうものかよく分からないのですけどね。

走行距離
579km
買い物
ペトロール A$13.85、ペトロール A$20.50、キャンプ A$7.70、食糧 A$6.15
ここからWA州
ここからWA州
んで反対側はNT準州
んで反対側はNT準州
検疫所
検疫所
樽の木?
樽の木?
GINGER BEERその2
GINGER BEERその2

7月30日

天候:快晴

今日はわたしの32歳のお誕生日。おめでとー、おれ〜。と自分で自分を祝ってもちょっとむなしいので、朝から国際電話して家族に声で祝ってもらっていました。いよいよ32歳ですか。しかしまさか32歳の誕生日をオーストラリアで迎えることになるとは思ってもみませんでした、ってこれも29歳の誕生日を屋久島で迎えたときに同じ事を思った様な気がしますから、わたしは全然進歩してませんね。

Halls Creekを出発して約100km走った所に、MARY POOLというレストエリアがあったのでここで休憩。しかし、ここはHIGHWAYからレストエリアの間に河が流れていて橋が掛かっていません。例によって堰が造られていて、流れが緩やかになっている所を渡ります。深くもないし流れも急では無いので問題なく渡れるのですが、これってきっと雨期には通れなくなりますよね。で、着いたレストエリアはどうもキャンプエリアにもなっているらしく、30台くらいのキャンピングカーがキャンプをしていました。ここなら料金は払わなくて良さそうですが、しかしシャワーも電源も水道も無いので、不便そうではあります。

そこから更に200km程走った所に FITROY CROSSINGという街があります。今日はHALLS CREEKを出てからここまで約300km街もロードハウスも何も無いのですよね。しかし、ここは着いてみるとロードハウスではなくFITROY RIVER LODGEという宿泊施設でした。ペトロールは売っているのですがテイクアウェイの食べ物が無く、代わりにきちんとしたレストランがあります。うーん、この辺りで簡単なもので昼食にしようと思っていたのだが、あてが外れてしまいました。とっても綺麗でいいところなんですけどね。そう思いながら出発すると、なんとすぐ近くにちゃんとFITROY CROSSINGの街があって、ロードハウスもあるではないですか。先ほどのロッジは街外れにあって、HALLS CREEKから来ると先にそこが目に着くのでした。なーんだ。

それにしても今日は暑い。バイクで走っていても暑いと感じるくらいですからちょっとしたものです。温度計を見てみると25度。朝は結構冷え込んでいたのに。一日の寒暖の差が結構あるようですね。WA州に入って、子午線がどーんと西に移動しましたから、暑さのピークが早く来るようになったというのもあるのかもしれません。これだと、一日の暑くなる時間帯の前に走り終えてしまうという事は出来ませんね。

今日は、ここから更に250km程行ったDerbyという街の近くのロードハウスまで行く予定です。そうです。今日も500kmオーバーを走行する事になります。ほんとはこんなに走る予定ではないのですが、なんせこの辺りではロードハウスが200kmから300kmおきにしかありませんから、その中間で走るのをやめることが出来ないんですよね。レストエリアなどでキャンプを張るのは出来れば避けたいですし。

しかし、200kmくらいで文句を言っていてはいけないかもしれません。この近くを通っているCANNING STOCK ROUTEという道は、なんと1700kmもの全区間の間に一切の補給施設が無いそうです。一応、中間地点にペトロールや水がデポしてあると聞いたこともあるのですが、定かではありません。もちろん全区間がダートで、世界最悪の道というニックネームもあるそうですが、それもうなずけます。当然、こんな道をサポート無しでバイク単独で走り抜けるなんて事は不可能だと思われますが、それをやってのけた人が居ると聞いた事があります。その人は、事前に車で通り抜けて、一定区間ごとに燃料などとデポしておき、後でバイクで走るときにそれを拾いながら行ったそうです。凄いことをするなぁ、と思いましたが、よくよく考えるとこの方法ではバイク単独で走り切ったとは厳密には言えない様な気がします。

ここでちょっと考えてみましょう。燃費を20リットル/kmとすると、1700kmを走るのに85リットルあれば足りる訳です。ちょっと余分目に持っていって100リットルとしましょう。走り抜けるのに4日かかるとすれば、食糧や水も思ったよりたくさんは持って行かなくてよさそうです。ということは、かなりの大荷物になりますがバイクに積載出来なくはないでしょう。ダート走行が可能であればサイドカーを付けてそこに荷物を満載すればいけそうな気がします。もしくは燃料タンクやラックを特注して、重量バランスや形状をきちんと計算したものにすれば、それほど走るのに困難なバイクが出来上がる訳ではなさそうです。どうせ特注するなら、走る人の体格に合わせて設計できますし。もちろん、燃料がギリギリですから、万一の場合に救援をお願いする体制だけは十分に整えておかなければいけませんけど。こう考えると意外といけるのではないでしょうか。誰かやってみません?って誰に問いかけているんでしょうね。ちなみにわたしは絶対にそんなことはしませんんけど(^^)。

走行距離
513km
買い物
アイスクリーム A$1.30、ペトロール A$8.15、ペトロール A$12.35、食糧 A$3.60、ペトロール A$9.90、キャンプ A$6.00、ドリンク A$2.00、夕食+ビール A$15.70

7月31日

天候:快晴

毎日天気の欄に快晴と書いていますが、本当に毎日雲一つ無い快晴が続いています。というか、この時期のオーストラリアではこれが当たり前なのではないかと思うのですが。YULARAに居たときの雨続きの天気の方が異常ですよね。

出発して西へ西へ。このまま160km程走るとBROOMEという街に着きます。この間会ったスクーターライダーに教えてもらったのですが、BROOMEでは月に数日間、月光が水面に階段上に映り込む、月の階段という現象が見られるそうです。ちょっと興味はわきますが、次に見られるのは8月5日頃との事。その為に1週間近くも停滞するのも何ですのでわたしは残念ながらパスです。スクーターの彼は見たいと言っていました。この天気だと、曇りや雨で見れないという事は無さそうですね。

BROOMEに立ち寄ることも無くGREAT NORTHERN HIGHWAYを走っていると、本当に何にも無い。レストエリアすらありませんし、景色もそれほど変わり映えがする訳ではありません。ちょっと退屈ですかね。それと暑い。途中休憩した時に温度計を見てみると何と30度。湿度が低いようですから、蒸し暑いという事はありませんが日光がちくちくするほどに感じられます。

そして、今日はSANDFIREというロードハウスのキャラバンパークにて宿泊。ここまで来ると、PORT HEDLANDまであと少しです。その先は、当初の予定ではNORTH WEST COASTAL HIGHWAYを続けて走る積もりだったのですが、ここにきて気が変わってきました。なぜNORTH WEST COASTAL HIGHWAYを走りたかったかというと、そちらが海沿いで景色が変わりそうだと思ったことと、こちらを通るとオーストラリア一周と言えるかな、と考えたからです。しかし、今日ここまでの道を走ってきて、一応海に近いところを通っているにも係わらず全く海は見えません。地図を見てもかなり内陸にルートがとってありますから、今後も海の景色は期待できそうにありません。また、全体地図を見て考えてみても、ここでNORTH WEST COASTAL HIGHWAYを通らなかったとしても、オーストラリア一周をしていないとは言えないですよね。立派に一周しています。それと、NORTH WEST COASTAL HIGHWAYを通ると、内陸のGREAT NORTHERN HIGHWAYを通る場合に比べて1000km程余計に走らなければいけないのです。正直言って、WA州に入ってから、かなり何も無い道ばかりを走ってきて、ちょっと退屈してきているところがあります。この様な状態が続くくらいなら、さっさとPERTHまで着いた方がマシですね。という事で、ちょっと明日からは予定変更して、GREAT NORTHERN HIGHWAYにしましょう。

テントを張ってタイヤを何となくタイヤを見てみると、またしてもフロントタイヤが減り始めてきた様です。今日の朝よりは確実に減っていますから、このペースで減っていくとどこまで持つか心配な感じです。しかし、よく見るとどうもタイヤの表面が溶けている様ですので、おそらくこの気温で高温になったアスファルトの熱で溶けていっているのでしょう。となると、気温が高くなる午後は避けて走るようにするのがタイヤには良さそうですが、まさかそこまで気にしてスケジュールするわけにはいきませんしねぇ(^^)。

さて、早めにテントを張って時間が余ったので、久しぶりに海星さんに電話してみました。まだ午後4時ですが、海星さんが居る東部時間では午後6時ですからそろそろ宿に入っている頃でしょう。で、電話が繋がって話してみると、なんとまたしてもバイクのエンジンが故障したそうです。今度はシリンダーがバラバラになってしまったそうな。ピックアップしてくれたバイク屋の人によると、Shellのペトロールには添加財が含まれているので、車にはいいけどバイクのエンジンには良くないそうです。海星さんはもちろんそんなことは知りませんから、何気にShellで入れてこういう目にあってしまった様です。しかし、わたしももちろんそんな事は知りませんし、これまでに何度もShellでペトロールを入れた事はあります。第一、今走っている辺りってペトロールのブランドを選ぼうにもそれしかない事の方が多いです(^^)。まあ、それでも今後は選択の余地があればShellのペトロールは避けるようにしましょう。それでも、わたしのTT600Rの場合はビッグタンクですので、いつもある程度のペトロール残量がある状態で給油していますから、たとえShellのペトロールを入れても混ざってある程度は緩和される事は期待できるでしょう。海星さんのXTの場合はノーマルタンクですから、結構ギリギリまでねばって入れて全量がShellという様な事になったのではないかと想像されます。しかし、エンジンが壊れたものの、海星さん自身は元気そうでしたので、その点は救いです。

キャラバンパークでのんびりしていると、久しぶりにオージーのおじさんに話しかけられて少し話をしました。わたしがSYDNEYからここまで来たと言うとそれは凄いと驚かれてしまいました。うーん、そんなに凄いのか?凄いのかもしれない。それと、NORTH WEST COASTAL HIGHWAY沿いにあるCORAL BAYという所はすごく綺麗な所でいいぞと教えてもらったのですが、残念ながらわたしはそちらのルートは通らない予定です。確かに地図で見ても良さそうな所には思えたのですが、その為に1000km多く走るのは現状ではちょっと辛いです。また、PERTHは雨ばっかりでしかもあの辺りはとっても寒いぞとも言われました。寒いのはまだいいのですが雨は困りますねぇ。どうしようもありませんけど。

走行距離
413km
買い物
ドリンク A$2.60、ペトロール A$5.60、ドリンク A$1.30、ペトロール A$12.55、キャンプ A$5.50、食糧 A$6.80、夕食+ビール A$15.50、電話 A$5.60
しばし休憩
しばし休憩

8月1日

天候:快晴

今日はなんと画期的な事に朝7時にキャラバンパークを出発しました。その理由は、昨日考えた午前中の涼しい内に出来るだけ走ろうというのもあるのですが、一番の理由は明け方からやたらと風がきつくなって、例によってペグを打っていないわたしのテントが吹き飛ばされそうになったからというものです(^^)。中に人間が入っている分には吹き飛ばされる事は無いのですが、かなりテントが傾いていましたからテントが痛むことはありそうでした。

そうして日が昇りかけた中を走り出したのですが、当たり前ですが風が強いです。しかも走る方向に対して横風なので、バイクには非常に辛い。ちょっと気を抜くとすぐに反対車線まで吹き飛ばされてしまいます。自分の車線を維持するのにも気をつかいます。そして景色はずーっと地平線。日本の風景を考えると贅沢な話ではあるのですが、こう毎日地平線ばかりだと正直ちょっと飽きてきます(^^)。もう少し風景に変化があると嬉しいのですが。

そうこうしていると、なんと今日は午前中に目的地に到着。今日は休息日にしようとちょっと距離を短めに設定していたのですが、それにしても午前中に着くとは画期的です。その今日の目的地はPORT HEDLANDという街。ここんところロードハウスばかりでしたが、久しぶりにちょっとした街だなと地図を見て思っていたのですが、着いてみると本当にちょっとした街でした(^^)。TOWN CENTREにお店が十数件といったところでしょうか。PORT HEDLANDはどうやら貨物の積み出し港らしく、貨物列車とコンテナとクレーンと貨物船がやたらと目につきます。わたしは港町神戸で生まれ育ったので、こういう風景を見るとなんとなく嬉しくなってしまいます。そして海。ここで海ということは、SYDNEYから来て大陸横断も達成ということでしょうか。どうやったら横断って言えるのかよく分かりませんけど。しかし、港湾なのにやたら綺麗な海です。しかし、ここがインド洋ということはもしかしたらDARWINで見た海も太平洋ではなくインド洋だったかもしれません。世界地図でも無いとわかりませんね

インフォメーションセンターに寄って最寄りのキャラバンパークの場所を教えて貰い、さあ出かけようとしたら、ここにもインターネット端末が置いてあるではないですが。せっかくだから少し使っていこうと15分だけお願いしたら、これがやたらと遅い。なんでこんなに遅いのかとシステムのプロパティを見てみると、なんとメモリが16MB。Windows98にIEが載っていてこれだけしかメモリが載ってなければ、そりゃ遅いですわ。おかげで、更に15分延長したにも係わらず、見ようと思っていたページは全て見れず。残念。

そして街外れにあるキャラバンパークに移動。テントサイトが1泊A$9.00とちょっと高いなと思ったのですが、着いてみて納得。これがやたらと綺麗なテントサイトでした。普段泊まっているキャラバンパークは芝生のエリアが用意してあってその辺どこでもどうぞって感じなのですが、ここは違います。ちゃんとテントサイトまでもが区画で区切ってあります。トイレやシャワーも綺麗ですし、これならA$9.00だと逆に安いくらいです。

さて、時間も早いことだし、キャラバンパークに隣接しているビーチまで散歩。うーん、やっぱり綺麗ですねぇ、海が。ってちょうど引き潮で波打際がはるか彼方になってしまっていますけど。せっかくなので波打際まで行ってやろうと歩きだしました。てくてくてくてく…かなり距離があるなぁ。途中からせっかくなので靴を抜いで潮だまりの中を歩いていきます。水が冷たくて気持ちいい。やってる事はまるで子供ですね。よく見ると、結構貝なども砂の中に隠れています。そして、とうとう着きました、波打際。浜からおおよそ1kmくらい歩いたでしょうか。海のエリアに足をつけると、さすがに海の方が水が冷たいですね。しかし、引き潮でこれだけ浜が広がるというのは、相当な遠浅の海岸ですね。波打際まできても、この辺りもまだまだ深くはなりそうにありませんし。そしてまた1kmくらい歩いて浜まで戻ります。この浜を歩いただけで、今日は結構満足出来ます。いい所だ。

さて、そうして自分のテントサイトに戻ってきてみると、なんとドレンホースからまたしてもペトロールが漏れているではないですか。前回漏れたときは、REDBARONに電話して相談しキャブの辺りを叩いたら直ると言われて実際直ったのですが、今回はそれでも止まりません。予想としては、ペトロールが満タンな上に、結構な気温の日なたに停めっぱなしにしていたため、ペトロールが暖まって膨張して溢れてきたのではないかと思うのですが。だとしたら、ペトロール漏れはとても"正しい"のですが確証もありません。とりあえず燃料コックをオフにして、明日の朝まで放置してみましょう。予想が正しければ、朝になって気温が下がれば止まるはずです。

今日の夕食は一人BBQ。前回肉を焼いてから随分間があいてしまいました。しばらく肉続きになるかと思ったのですが。これは別に肉を避けていたわけではなく、ロードハウスに肉が売っていかなったというだけの理由なのですが。今日はPORT HEDLANDの街に立ち寄った時にちゃんと買ってきたので大丈夫。久しぶりに満足な夕食でした。

走行距離
297km
買い物
朝食 A$4.60、ペトロール A$13.00、食糧 A$10.00、インターネットカフェ A$6.00、キャンプ A$9.00、ドリンク A$1.40、洗濯 A$5.00、ドリンク A$1.40
遠い遠い砂浜。人の大きさに注目
遠い遠い砂浜。人の大きさに注目
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一人バーベキュー

8月2日

天候:快晴

朝起きて、とりあえず燃料コックをオン。おお、ペトロール漏れは無事に止まったようです。良かった良かった。安心した所で、朝食を食べ、テントを叩んで荷造りも終わり、そろそろ出発しようかという所で、オージーのおねえさんに話しかけられました。以前もあった事ですが、オージーにとってわたしの一人用テントというのはとても珍しいらしく、その事をとても驚かれました。日本ではそれほど珍しくないのですけどね。そして例によってどっから来ただのどこへ行くのだのという話をして、わたしがPERTHからALICE SPRINGSまで直接行く積もりだと言うと、おねえさんちょっと頭を抱えてしまいました。そして「GUNBARREL HIGHWAYを行く積もりなの?」と聞いてきたので「いや、あれは大変なので、もうちょっと楽なGREAT CENTRAL ROADを行く積もり」と答えておきました。しかし、GUNBARREL HIGHWAYってそんなに有名なのですね。

そしておねえさんに別れを告げてようやく出発。今日からは、内陸のGREAT NORTHERN HIGHWAYを走る予定でしたが、急遽やめにしてやはり当初の予定通り海に近いNORTH WEST COASTAL HIGHWAYを走ることにしました。なぜかというと、昨日改めて地図を眺めていると、GREAT NORTHERN HIGHWAY経由の方がPERTHまで1000km近いというのは単なる計算間違いだったようで、実際には100km程しか差がありませんでした。ぱっと見ても似たような距離のように見えますからねぇ。どこでどう間違えたんだか。そして、距離が似たようなものなら、少しでも海の見える可能性のあるNORTH WEST COASTAL HIGHWAYを選択するしかないでしょう。

そうしてHIGHWAYを西へ西へと走っていきます。昨日程ではありませんが、今日も風が結構きついのでちょっと走りにくいですね。そういえば、海星さんもQLD州で海岸線の道に出てから風がきつくなったと言っていましたから、海の近くというのは風が強いものなのでしょうか。どうなんだろう。それと、ここ数日の変化としては、結構カンガルーの死体を見かける様になった事。SA州からNT準州にかけてのSTUART HIGHWAYではほとんど見かけませんでした。カンガルーはあまり中央部には住んでいなくて、海に近い地域に住んでいるものなのでしょうか。そうしたちょっとした変化の他は、相変わらず地平線しか見えない、ロードハウスすら100kmか200kmおきという何もない世界が続きます。うーん、飽きて来たぞぉ。もうすぐ辿り着く予定のPERTHの街が待ちどおしいです。

その数少ないロードハウスで休憩していたとき、ロードトレインが入ってきました。ロードトレインならこれまで何度となく見てきましたが、考えてみればこうしてロードハウスエリアに入ってくるのを見るのは初めてです。何げなく見ていると、ロードトレインの長さからしたらクランク相当する狭い進入路を車体をくの時に曲げながら器用に入ってくるではありませんか。そりゃあ彼らにとってみれば日常茶飯事なのでしょうが、初めて見たこちらとしてはちょっと感動してしまいました。ロードトレイン、なかなかかっこいいではないですか。

そうして、今日はPORT HEDLANDから約500km走ってNANUTARRAロードハウスのキャラバンパークで宿泊。明日はいよいよ、以前オージーに勧められたCORAL BAYに行くことになります。

走行距離
494km
買い物
ドリンク A$2.20、ペトロール A$16.10、ドリンク A$2.50、ペトロール A$7.25、キャンプ A$7.50、アイスクリーム A$2.80、夕食+ビール A$12.60、ドリンク A$3.30
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カッコいいぞロードトレイン

8月3日

天候:快晴後曇り

ここ数日考え続けている事があります。それは、これから行くPERTHの街でバイクの定期点検とタイヤ交換をするかどうか。前回の定期点検をしたDARWINからPERTHまでおおよそ5000kmですから、6000kmおきの定期点検までは1000km程の余裕があることになります。フロントタイヤもリアタイヤも、おそらくPERTHではまだ変えなければいけない程は減らないでしょう。しかし、PERTHを飛ばすと、次に大きなバイク屋があるALICE SPRINGSまでは2500km程を走らなければいけません。定期点検は1500kmオーバーですが、そもそも6000kmというのがかなりの安全マージンを見込んで設定された距離でしょうから、まだなんとかなる距離ではあります。しかし、タイヤはちょっとやばいです。おそらくALICE SPRINGSに着く頃にはつるつるになっていることでしょう。しかし、もしも定期点検もタイヤ交換もALICE SPRINGSまで引き伸ばすことが出来れば、おそらくその先はSYDNEYに帰り着くまでバイク屋に立ち寄る必要がなくなるのです。これは大きいです。バイク屋の都合に合わせなければいけないという制約がなくなるのもありますし、点検とタイヤの費用合わせて約A$500を節約出来るというのも、軽視できません。一方で、PERTHからALICE SPRINGSの間に通るGREAT CENTRAL ROADは、おそらく今回の全ツーリング区間の中でもっともハードなルートである事が予想されますので、出来ればバイクを万全の状態にして挑みたい所です。極論すると、安全と安心をA$500で買うかどうか、という問題でもあるのですが。悩ましい所です。

まあ、そんな事も考えながらキャラバンパークで朝食を食べていると、他のキャンパーの飼い犬が近寄ってきました。オージーはこうして犬を連れて旅をする人が多いようで、これまでもあちこちのキャラバンパークで犬を見かけました。オーストラリアではみな犬のしつけをしっかりしているらしく、吠えられる事すらほとんどありません。しかし、この犬の場合は吠えないのは良いのですが、わたしのテントの周りをくんくんと臭いをかぎ回った挙げ句、なんとマーキングをしようとするではありませんか!これは勘弁して欲しい。犬の側からすれば知った事かという所でしょうが、テントにするのは勘弁して。バイクとかもいやだけど。慌てて追い払いましたけど、夜中にマーキングされていたらいやだなぁ。

ちなみに今日の朝の気温は8度。昼間は25度位とかなり暑くなるのですが、明け方はさすがに涼しくなってきましたね。DARWINから既に緯度で10度も上がってきているのですから、それくらいでないと困ると言えば困るのですが。

さて、今日の大きな目標はCORAL BAYという所に行くことです。地図を見てもなかなか良さそうな所だと思っていましたし、以前会ったオージーにもいい所だから行くといいぞと教えて貰った所でもあります。NORTH WEST COASTAL HIGHWAYから少し寄り道をして、CORAL BAYに到着。着いてみると、周囲の何もない荒野とはうって変わって、結構観光地として賑やかな所でした。名前の通り、大きなサンゴ礁があるらしく、ダイビングやシュノーケリングのツアーも出ていました。わたしは今日はまだまだ先に進む積もりですので、それらのツアーはパスして砂浜を少し散歩しただけでしたが、それにしても綺麗な海です。思わずため息がでてしまいそうなくらい。今日は気温も高く、温度計が28度をさしていましたから、海水浴をするには本当に気持ち良さそうな日です。実際、多くの海水浴客が居ましたから、みんな水着でいる所をわたし一人だけがモトパンにオフロードブーツという浮いた格好でいたわけですが(^^)。

期待通りに良いところだったCORAL BAYを後にし、南下を続けます。CORAL BAYを出て少し来た所で、TROPIC OF CAPRICORNを通過しました。今回はHIGHWAYではなくマイナーロードで通過したためか、道の脇に看板が立っているだけという簡素なものでしたけど。

しばらくしてNORTH WEST COASTAL HIGHWAYへ出て、更に南下を続けていきます。途中、MINILYAロードハウスという所でペトロールを給油しようと思ったら、ここが何と噂のバイククラッシャーのShellではないですか。出来ればここでは入れたくないですが、かといって次のロードハウスは140km位先になりますので、そこまではペトロールが持ちそうにありません。仕方が無いので、次の街まで持つ程度のペトロールだけを入れることにしました。こうすれば、今タンクに残っているペトロールと混ざりますから、添加材の影響は 少しは小さくなるでしょう。また、次のロードハウスでShell以外のペトロールを満タンにすれば、更に添加材の比率を下げる事が出来ます。そして、果たして140km先のCARNARVONの街には…BPのロードハウスでした。少し先にShellもありましたけど(^^)。BPでペトロールを満タンにして、とりあえずは問題解決です。

ところで、CARNARVONの街に近づく少し前から、空模様がおかしくなってきました。ここ数日雲一つ見ない快晴の天気が続いてきたのですが、急に暑く雲が張り出してきました。それに合わせる様に気温も急に下がってきましたから、今夜は一雨来てもおかしくなさそうです。テントを張って雨が降るとかなり辛いことになりますので、今日はCARNARVONの街でホテルに泊まることにしましょう。街についてホテル探し。1軒目のモーテルは満室で断られたので次のホテルへ。入った所に値段表が張ってあって、シングルユニット(多分バストイレ付き)A$45、シングルルーム(多分バストイレ共同)A$30と書いてありました。レセプションに行ってシングルルームを頼むとA$45と言われたので、慌ててA$30の方と言ったら、どういう訳かA$25で泊まれてしまいました。もしかして値切りだと思われたのでしょうか?安く泊まれたのでいいのですが(^^)。

さてCARNARVONは、久しぶりのそこそこの街です。街の中にスーパーマーケットもありますし、なんとファーストフードもあります。そのファーストフードが初めて見掛けたものでしたので、試しに今日の夕食はここにしてみましょう。店の名前はChiken Treat。店に入ってみると、システム的にはRedroosterとほとんど同じでした。ただメニューは違っていましたけど。

走行距離
486km
買い物
朝食 A$8.60、食糧 A$4.20、ペトロール A$10.40、絵ハガキ A$0.60、ドリンク A$1.80、ペトロール A$10.75、ホテル A$25.00、夕食 A$7.40、食糧 A$3.30
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CORAL BAYの砂浜
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同じくCORAL BAY
看板だけの南回帰線。こういうのもイイ
看板だけの南回帰線。こういうのもイイ

8月4日

天候:晴れ後曇り

DARWINを出て以来の、ながきに渡ったWA州ロードハウスだけめぐりの旅も、いよいよあと少しとなってきました。当面の目的地であるPERTHまで残すところわずか900km。900kmをわずかと言ってしまう辺りに、わたしの距離感覚も随分オーストラリアに染まってきたなという感じですが。しかし、WA州に入ってからは本当に何も無かった。道とロードハウスのみです。街は無くはないのですが、多くはHIGHWAYから少し離れた所にありますからほとんど立ち寄っていませんし。ただ道があるだけ、見渡す限り地平線という風景が延々と続くと言うのは、日本でイメージしていたオーストラリアツーリングそのままなのですが、実際にその中に居ると正直言って少々退屈(^^)。とはいえ、後2日でいよいよPERTH。久しぶりのかなり大きな街です。

お昼ごろに休憩している時に海星さんに電話してみると、今朝無事にSYDNEYに到着したそうです。海星さんのツーリングはこれで完結ですね。これまで2度もエンジン破壊というトラブルに巻き込まれながらも、無事に着いて何よりです。海星さんおめでとう&お疲れさま。話を聞いてみると、バイクはやっぱりREDBARONで売ったそうです。心配だった査定の時間や売却の手続きは思ったよりずっと簡単だったそうで、全部含めて1時間くらいで済んだそうです。それは良かった。手続きのためだけに、何日か余裕を持っておこうかと思ったのですが、そこまでする必要は無さそうですね。ちなみに海星さんのXTの売却値段はA$2000だそうです。ただし、エンジンの調子がやはり悪いそうなので、その修理にYAMAHAの保証が効かないようなら、その修理代としてA$1000を差し引かれるそうです。でもA$2000で売れれば結構いい値段ですよね。そして、なんと代金はREDBARONから直接日本の銀行に振り込んで貰うことが出来るそうです。売却したとき、現金で貰っても日本円に換金するときレートが悪くなるから困るよなぁ、と言っていたのですが、これなら比較的有利な銀行レートで換金出来るそうです。何より、多額の現金を持ってSYDNEY市内を歩かなくて済むのがありがたいですね。

さて、海星さんのツーリングは終わりましたがわたしのツーリングはまだまだ続きます。そして、やってきましたまたしてもShellのロードハウス。しかしここで入れなければ次のロードハウスまで走れませんから、仕方なく5リットルだけ給油。次のロードハウスで満タンにすれば、添加材も薄まる事でしょう。

今日の目的地はGERALDTONという街ですが、街が近づいてくるに従って、これまでのOUTBACKの荒野から田園風景へと景色が変わってきました。田園と言っても日本の様に田んぼがあるわけでは無く、畑と牧草地なのですけど。景色に変化があるのはありがたいのですが、道が細かく曲がりくねるようになってきたので、ちょっと走るのが大変です。うーん、我ながら勝手な言いぐさですが。OUTBACKを走っている時はいやになるぐらい道がまっすぐだったのですが。

そしてGERALDTONの街に無事に到着。これまた結構大きな街の様です。しかし、逆に大きすぎてキャラバンパークを探すのにちょっと手間取ってしまいました。小さな街の場合は全ての設備が一つの場所にまとまっていて便利なのですが、大きな街はこういう時に逆に不便ですね。

走行距離
488km
買い物
ドリンク A$2.75、チョコレート A$2.20、ペトロール A$5.30、ペトロール A$13.80、キャンプ A$10.00、食糧 A$5.75

8月5日

天候:晴れ

さーむーいー。朝はかなり寒いです。温度計を見ると7度なのですが、体感的にはかなり寒くなってきました。やはりこの緯度でキャンプをするのはちょっと厳しいですかね。寝ている分には海星さんに買ってきてもらった3シーズンシュラフが役に立っているので大丈夫なのですが、テントの外に出ると厳しいですね。おおよそ南緯25度以南ではキャンプは止めたほうが良さそうです。

さて今日の予定はPERTHに着くこと。PERTHまでの距離は約400km。ひたすら走って走って、もちろん途中で休憩も挟みながら、走りつづけます。走っている間は特に大したこともなく、いよいよPERTH市街へと近づいてきました。CITYまであと10kmくらいかなぁ、という所でついに見えました。CITYの高層ビル群。ようやくやってきました西の果ての都、PERTH。SYDNEYを出てから約1カ月。長かったですねぇ。

CITYに入ってみるとさすがに大都会。広い上に、一方通行が多くて、ちょっと道に迷ってしまいます。というか、なかなか思うところに行けません(^^)。この辺り、一目見て街の全てが見渡せる様な、OUTBACKの街とはえらい違いですね。PERTHは世界で一番住んでみたい街と呼ばれているそうですが、そう思ってみるとたしかに綺麗な町並みに思えてきます。大都会の割にそれほど高い建物もありませんし。

今日の宿を取りにCITYにあるYHAに行ってみると、なんと今日は無事に泊まれました。これまで大きな都市では連敗続きでしたが、そろそろスクールホリデーも終わりになってきたのでしょうかね。

YHAに荷物を置いて、さっそく街の中を散策。今日は日曜なのに、もしくは日曜だからかモールなど一部を除いて、あまり人通りがありません。やはり大都会とはいえ、SYDNEYなどとは比べ物にならないという事でしょうか。しかし、地図を少し眺めてみただけでも理解できますが、街が広いです。あたりまえですが。とても1日や2日で街の全てを回るという訳にはいきません。これまたやっぱりバイクで10分あれば全ての通りを通れるアウトバックの街とはえらい違いです。

モールを歩いていると、回転寿司の店を発見。これはSYDNEY以来ですかね。確かにPERTHの街を歩いていても日本人をよく見掛けますし、留学でも人気の所らしいのでこういうお店があってもおかしくないのでしょうね。で、わたしですが、やっぱりお店に入ってしまいました(^^)。別に日本食が恋しいわけではないのです。もともと、洋風の食事で舌が育っていますし。この1カ月程ご飯も味噌汁も全く食べていませんが、平気ですし。ただ、オーストラリアの地で寿司というのはかなり珍しい食べ物で、珍しいとなると興味を惹かれる。ただそれだけです(^^)。ちなみにお寿司は、アナゴの出来が変だったのを除けばほぼ日本の寿司屋と変わらない味。こちらならではの変わったネタというのは特にありませんでした。逆にイカやタコといったネタが無いのでなんだかとっても種類が少ないように感じますね。

夜、特に用事があるわけでは無いのですが、ちょっと海星さんに電話してみました。ここで一つ教えて貰った事は、例のShellのペトロールがバイクに良くないというのはちょっと誤解があって、Shellの中でもOptimaxという特別なブランドのペトロールだけが良くないそうです。そしてOptimaxというのはちゃんと明記してあるし、全てのShellのスタンドで置いている訳でもないそうです。それは安心なのですが、ではなぜ海星さんのバイクだけがエンジンが2度も壊れたのか。やはり、海星さんが常時フルスロットルで1日に600kmも700kmも走ってエンジンに無理を強いたという事なのでしょう(^^)。

そして、海星さんは明日の夜の飛行機で日本に帰るそうです。これまで、別々に走っていましたが、同じオーストラリアをバイクで走っていると思うだけでちょっとほっとしたというか安心出来ていた部分があったのですが、いよいよ明日からはわたしは本当に一人きりです。寂しい、というわけではないのですが、なんだかちょっと変な気分です。

走行距離
415km
買い物
ドリンク A$2.10、ペトロール 17.15、YHA(2日分) A$34.00、インターネット A$3.00、寿司 A$19.20、電池 A$7.95、フォンカード A$10.00
PERTHの高層ビル群
PERTHの高層ビル群

8月6日

天候:晴れ時々雨

今日すべき事はバイクの定期点検とタイヤ交換。これはPERTHじゃないと出来ないので是非ともやっておかないといけません。例によって、4/115 ALBANY HIGHWAYというなんじゃこりゃーという住所だけを頼りにALBANY HIGHWAYをしらみつぶしに探しました。なんとか1往復しただけで無事にYAMAHAのディーラーを発見。さっそく定期点検とタイヤ交換をお願いすると、「11時に来い。作業時間は2時間くらいだ。」とのこと。あら、1時間半という中途半端な時間が空いてしまいましたね。

この時間をどうするか。ちょっと考えた後、CITYを一望できるというKINGS PARKへ行ってみる事にしまいた。KINGS PARKはCITYに隣接するようにありますので、すぐに行って帰ってくる事ができます。CITYの一方通行にちょっと苦しみながらもKINGS PARKに到着。ここは公園内にTourist Driveがあって、バイクに乗ったまま進入することができます。制限速度40km/hの公園内をぼちぼち走っていると、見えてきましたPERTH CITY。これは綺麗だ。かなり感動してしまいました。CITYのビル群、大きく目の前に広がるSWAN RIVER。いい景色です。そしてこの公園自体も綺麗な所で、久しぶりに森の中をバイクでのんびりお散歩できました。

さて、一通りKINGS PARKを楽しんでいると約束の時間になりましたので、再びバイク屋に。CAUSEWAY YAMAHAに着いてバイクを預け、何時に取りに来たらいいかを聞くと、2時に来いとのこと。あれ、さっきより1時間延びてる。でもまあ仕方ないですね。

3時間の時間が空きましたが、バイクが無いので移動手段がありません。CITYに歩いて戻ると片道1時間くらいかかりますので結構大変。仕方が無いので、先ほどバイク屋を探すときに見つけたスーパーに行って食糧買い出しをすることにしました。てくてく歩いてスーパーまで向かうのですが、バイクで通ったときはすぐに辿り着いたのに、当たり前ですが歩いてだととんでもなく時間がかかります。結局片道30分掛かってしまいました。スーパーでこれから走るダートロード用の非常食と今日の昼ご飯を買って、昼ご飯は外のベンチで食べました。なんだかんだと過ごしていると1時半になりましたので、再び30分歩いてCAUSEWAY YAMAHAへ戻ります。ちなみにこの時はオフロードブーツを履いています。ちょっと足が痛くなってきた。

CAUSEWAY YAMAHAに戻ってみると、なんとまだ出来ていないので2時間後に来いとの事。ええー、それじゃ話が違うよぉ。というか、最初からそれだけ時間が掛かると分かっていれば、先に他の用事を済ませる事も出来たのに。ぶつぶつ。もちろん、わたしの英語力ではそんな細かな事まで話せませんので、心の中で思っただけですけど(^^)。ALICE SPRINGSでバイクの修理が出来るまで、何度もバイク屋に通っていた海星さんの気持ちが少し分かった様な気がします。たしかに、これではげんなりします。

さて、バイクのメンテが完了するのが午後4時という事になってしまいました。今日は他にアボリジニランドのpermitを取る作業もありますから、4時までここで待っている訳にはいきません。仕方なく、一旦CITYまで歩いて戻ることにしました。てくてくてくてく…やっぱり1時間掛かってようやくYHAに戻ってくる事ができました。今日はこれで合計2時間程をオフロードブーツで歩いたことになります。お陰で、治り掛けていた靴ずれが再発です。結構痛い。

まず、NT準州内のpermitを取り扱うCLCはPERTHに出先窓口がありませんから、FAXを使うしかありません。CITYにあるFAXを送受信出来るサービスのお店に行って、permitの申請用紙を書いて送信。ちなみに申請フォーマットが手元に無いので仕方なく前回申請した時の内容を思いだしながら内容を書きました。こんなことならALICE SPRINGSでCLCに行ったときに、申請用紙を何枚か貰っておけば良かったですね。ちなみにここのFAXサービス。送信がA$3.00で受信がA$2.00ってちょっと高くないですか?わたしの場合は背に腹は代えられませんので仕方ありませんけど。

そして今度はPERTH CITYにある、WA州の分のpermitを取りに、ALTという役所へ。例によって例によるストリートの名前だけの住所を頼りに辿り着きました。だんだんオーストラリア流に慣れてきたのでしょうかね。ここはかなり立派なオフィスビルで、わたしの汚い?オフロードウェアで入るのはちょっと気が引けましたがそんなことは言ってられません。ALTの受付に行って、permitが欲しいのだけれどと伝えると、この受付のアボリジニのおねえさんが親切に応対してくれました。感じいいですね。その場で申請用紙を貰い、必要事項を記入。おねえさんに手渡すと、じゃあpermitが出来たら送るからね。と言われてしまいました。送るからねと言われても、申請用紙に書いた日本の住所に送られても困ります。今この場で欲しいと言うと、この場では渡せないとのこと。どうやらこのALTという所はpermitを発行するところでは無く、手続きの窓口になっているだけの所のようです。今書いた申請書を本来の役所に送って手続きをしなければいけないので時間が掛かるようです。それでも困る〜という話をすると、分かった。明日の朝一番に手続きするようにするので、10時か11時に取りに来なさいとの事。おおー、やっぱり親切だぁ。でも、ALICE SPRINGSではその場でpermitを貰えましたので、やはり手続きをするならALICE SPRINGSでやった方が便利なようですね。

しかしここでわたしひとつの敗北。なんとも親切な事ですが、ALTで貰った申請書には、CLCの申請書もセットで着いているではないですか。先ほどこれがあれば苦労しなかったものを…。言っても仕方が無いですけどね。

というところでそろそろ時間も遅くなってきたので、再び歩いて1時間。CAUSEWAY YAMAHAに行ってみると、今度は無事に作業は完了していました。前後のタイヤもヒゲだらけの新品。いい感じです。「新品のタイヤは滑るから気をつけろよー。」「そりゃそーだ、ありがとう。」てな会話を交わしてバイク屋を後にします。

先ほど歩いて1時間掛かった道をバイクで10分くらいで走り抜け、今日何度目かよく分からないCITYへと帰還。先ほどのFAXサービスのお店に行って、わたし宛のFAXが届いてないか聞いてみると、届いてないよとのこと。送った時間が遅くて今日の作業に間に合わなかったのでしょうか。項目が足りなくてって事がなければいいのですが。

今日の作業はこれでおおよそ完了。後は、以前SYDNEYで書おうとして買えなかったマップツアーという旅行代理店発行のラウンド情報本を買いに、マップツアーのPERTH店へ。ところが、実際に行ってみてその本を見てみると、全国のバスの時刻表とYHA一覧といった内容でした。わたしはバイクでツーリングしていますから、バスの時刻表は要りません。YHA一覧も、オーストラリアのYHA協会が発行している冊子を持っていますから必要ありません。わたしは、ラウンドしたバックパッカー達の口コミ情報集の様なものを想像していたのですが、そういうものでは全然ありませんでした。これでは申し訳ないけど、わたしには必要ないです。

とまあ、ラウンド本が期待したものと違ったのは、わたしの勝手な思い込みですからそれはそれでいいのですが、問題はこのマップツアーの店員の態度。はっきり言ってかなり横柄です。SYDNEY店の店員もかなり横柄でしたから、きっと会社の方針なんでしょうね。普段出会うオージーがとてもにこやかで親切なだけに、逆に日本人のこういう態度が気になってしまいます。

走行距離
41km
買い物
食糧 A$15.60、FAX送信 A$3.00、インターネット A$5.00、夕食 A$5.65、洗濯 A$3.60、フォンカード A$9.95、ドリンク A$1.40
KINGS PARK
KINGS PARK

あおやぎのさいと2.0 ツーリングレポート