投資月記:2007年9月

銘柄 元本 口数 購入単価 基準価額 残高 残高比率 損益 利回り
TSP ¥380,000 444,757 ¥8,543.99 ¥7,985 ¥355,138 20.09% ¥-24,862 -6.54%
さわかみファンド ¥247,322 202,015 ¥12,242.75 ¥18,279 ¥369,263 20.89% ¥121,941 49.30%
トヨタ ¥460,000 280,968 ¥16,371.97 ¥17,492 ¥491,469 27.80% ¥31,469 6.84%
HSBCチャイナ ¥60,000 41,317 ¥14,521.87 ¥48,206 ¥199,173 11.27% ¥139,173 231.95%
HSBCインド ¥60,000 52,332 ¥11,465.26 ¥28,992 ¥151,721 8.58% ¥91,721 152.87%
HSBCブラジル ¥60,000 62,463 ¥9,605.69 ¥16,021 ¥100,072 5.66% ¥40,072 66.79%
HSBCロシア ¥60,000 56,666 ¥10,588.36 ¥10,765 ¥61,001 3.45% ¥1,001 1.67%
HSBCアジア ¥40,000 37,769 ¥10,590.70 ¥10,551 ¥39,850 2.25% ¥-150 -0.37%
合計成績 ¥1,367,322 ¥1,767,688 100.00% ¥400,366 29.28%
確定損益 ¥362,146 ¥362,146
通算 ¥2,129,834 ¥762,512

ま、先月よりはだいぶ戻りましたな。一方、さわかみファンドを解約しているので、下がりつづける元本(^^)。ははは。

HSBCチャイナオープンがあっという間に3倍に達してるし。まあとりあえずめでたい。1日に基準価額が千円以上動くこともあるから3倍切ることもあるだろうけど、ぼちぼち期待してます。

以前からあったけど、最近エコファンドを取り上げる記事をみかけたことがあってちょっと気になった。投資のセクターの一つとして見る分には、投資家それぞれの好き好きで別に構わないと思うんだけど、エコファンドに投資することによって環境保護に貢献しましょうという論調で書かれると疑問に思う。理由は、エコファンドの投資先はエコに貢献していると言われている企業であって、実際にエコに貢献していることとはイコールではないこと。エコに貢献すると言われていることでも科学的には実は違っていたり、まだよく分かってなかったりすることも多いわけで。だからエコファンドを通じて環境貢献なんて意見はかなりいい加減な書き方だと思う。

長期投資においては一般に無分配がベストであると言われている。その理由は分配を行うとその時点で課税されるから、複利効果が下がってしまうからだという。それ自体は間違ってないとは思うけど、絶対的な真理ではなく、条件によるよなぁと思う。

当然だけど、現在の税制が前提になっているわけで。極端な話、税制が変わって分配金に対する配当課税がゼロになったら、分配されようがどうだろうが変わりはない。

税率が途中で変わるという問題もある。将来の税率は予想できないのでそれはおいとくとしても、平成20年3月までは税率10%でその後は20%に上がるから、この期間に分配を受けておくほうが税金分がお得という考え方もある。

分配金への課税は普通は源泉分離課税だけど総合課税も選ぶことが出来ます。総合課税の場合は累進課税なんで、一般に数年分をまとめて一度に申告するよりも毎年少額ずつ申告したほうがトータルの税金は安くなります。ただ、これについては細かく調べてないんで間違っている可能性も高いですが。

要するに何が言いたいかというと「無分配の方が有利なのが絶対真理」とは限らないんじゃないかなというお話なんです。別に分配したほうが有利と言いたいわけでもありません。どっちが有利かは時と場合によって変わるという当たり前の話のはずなんですが、どうも世間では無分配だけを尊ぶ風潮があるように見えるので、ちょっと疑問提示してみました。

なお、当たり前だけど上記は分配金が自動的に再投資される場合。分配金が現金で配当されてしまうファンドの場合は、再投資する場合は自分でしなきゃいけなくなって、長期投資においては手間がバカにならなくなって不適だと思います。