マンションと太陽光発電の実例

2012/11/13作成

マンションと節電(LED照明と太陽光発電)ではマンションと太陽光発電の相性がよくないのではないかと書いたのですが、実際のところはどうなのでしょうか。実際に太陽光発電+αを実現したマンションの分譲レポートがありましたので紹介したいと思います。

藤本健のソーラーリポート マンションでも太陽光発電はできる? 共用部に利用する「パークホームズ大倉山」の場合

まず太陽光発電で得られた電力は共用部で使用され、余った分は売電されるわけではなく蓄電池に蓄えられるという点。売電すると税務処理が発生して面倒になるという私の指摘した点はこれでクリアされていますね。また、発電と共用部での使用時間帯のずれという点も蓄電池を使用することによってクリアされています。なかなか考えてありますね。

面白いのは、太陽光発電と蓄電池が災害などによる停電時の非常用電源としても利用できるように考えられていること。従来でしたらこういう用途にはディーゼル発電機などが用いられていましたが、一般の分譲マンションではなかなか導入するのは難しいところがあったかと思います。六本木ヒルズなどでは自家発電装置を備えているそうですけれど。まあ、太陽光発電ですから必ず発電できるわけではありませんし、蓄電池の容量もそれほど大きくないことから全戸の電力需要をまかなえるわけではありませんが、それでも無いよりはよっぽどいいわけです。これはなかなかよさそうですね。

これでマンションでの太陽光発電は十分実用になると言い切れるわけではありませんが、なかなか可能性は感じさせるものはあるのではないかと思います。更に工夫が進むことによって、より実用的になるといいですね。