ホノルルマラソン2007

2007/12/9作成

いよいよ待ちに待ったホノルルマラソン本番。今年は去年のリベンジを果たすぞなんだけど、あいにくの天候でスタート前にスコール。なんじゃそりゃぁ。幸いすぐにやんで無事にスタートできたんだけど、スタート直後にも更にスコール。うがー。まあ、濡れるのを気にせず諦めてしまえば、いっそ気持ちいいんだけど。でもちょっと走りにくい。そして、回りの人も同様のようで、スタート直後の渋滞がペースが遅くて詰まってしまったようで、より渋滞が激しい。狭いすき間をぬって、歩いてる人をかわしながら進んでいく。ここでどうもかなり体力を消耗してしまったようで、あとになって効いてくる。1kmのラップは8分11秒。出だしは遅めのペースで入ろうと思ってはいたけど、思った以上に時間かかってるなぁ。

10km地点でタイムは1時間15分。やっぱりかなり遅いね。でもこのあたりになってくるとようやく周囲との速度差がなくなってきて走りやすくなってくる。

ダイヤモンドヘッドの登り。去年は全部歩いたけど、今年は走って登り切った。これくらいの登りならそれほどたいしたことはないなぁ。やっぱりヒロシマMIKANマラソンの峠越えのほうがしんどいかも。このあたりまでは非常に順調に走ってこれた。

夜が明けて15km地点を過ぎたあたりから、周囲のランナーに抜かれるようになってくる。別に周囲のペースがあがったわけではないので、私のペースが遅くなってきているわけだな。実際、足が重くなってくる。どうやら10km前後しか走らないトレーニングを繰り返していた結果、それ以上走れない体になってしまっていたっぽい。これじゃ月間100km走っても意味ない。もっと長距離の練習もしておかなきゃいかんかったなぁと思ってもあとの祭り。いまさら遅い。もうどうしようもない。

それでもなんとか根性で走ろうと思うんだけど、根性だけでどうにかなるほど甘いものしゃないわな。ハーフ地点のタイムは2時間40分。去年と同じタイムやね。去年はここから歩いたわけだけど、それよりは少しでも進みたい。が、結局ハワイカイに入ったあたりで歩きだしてしまう。うーん、悔しい。しくしく。

しかし、このあたりでは実際にはかなり限界にきていたようで、ふらふらになりながら進む。これではどうもだめだと思い、道端に座り込んでしまう。しばらく休んだら少し復活。足も少し回復したので、ゆっくりと走り出す。考えてみれば筋持久力が不足しているわけだから、歩いてたって回復しないわけだ。去年は歩きながら回復しようとしたけど、そりゃ無理なわけだな。なら今年は休憩しながら走ればいいわけかな。

と思ったけど、それ以上に足が重くなってしまって結局走れたのは5kmくらい。再度ハイウェイに入ったあたりから、結局ずーっと歩きどおしになってしまう。うぐうぐ。せめて去年よりいいタイムでゴールしたいと思うけど、時間とペースを計算すると結局同じくらいのタイムになりそうかなぁ。この1年間はいったいなんだったんだろう。何をしていたんだろう。今年は自分なりにはトレーニングできてきたつもりだったんだけど、実際にはフルマラソンには全然通用してなかった。神鍋、MIKANの2回のハーフマラソンがそれなりの結果だったので、順調だと思い過ぎてしまったなぁ。むしろあれらのレースがもっと失敗してたら、もっと違う心構えでこれたのかもしれないけど。まあ今更言ってもしかたが無い。今年の結果を糧に来年に向けて頑張るしかなかろう。

そうこうするうちに再びダイヤモンドヘッドにさしかかる。ここを走って登る力なんてないけど、登りきった地点からは残り2kmなんで走ってみる。去年は公園内に入ってからしか走らなかったわけだから、少しでも去年よりマシなところを作っておかないと自分が情けなさ過ぎる。

ということで残り2kmをなんとか走りきってゴール。ゴールの時計は6時間45分。途中で自分の時計が止まってしまったので正確なタイムはわからないけど、多分スタートまでに15分くらいかかっていたから6時間30分くらいかな。一応去年よりタイムも少しだけ更新できたか。それだけが救いかなぁ。