友達作りにくい問題

2022/7/6作成

「独身おじさん友達いない」問題が意外に深刻 「会社以外ではいつも一人ぼっち」の中年男性はどうすればいいのか

大人になるとなかなか友達って出来ないよねという話です。個人的にはこの危機感って以前から持っていました。そもそもコミュ障で友達少ない私ですので、その数少ない友達をなんとか維持しようと自分なりに努力してきたつもりです。その努力って、年賀状出したりとか、SNSで繋がったりとかで、まあ若い人からしてみたら如何にも昭和なやり方であざ笑われるようなものなのかもしれませんが、おじさんとしてはそれなりに切羽詰まって真剣にやってるんですよ。

ということで、年齢の割には友達がいないこともないと思ってる私ですが、いくつか問題もあります。一つは年齢を重ねるごとに新たな友達ができなくなっていくこと。今現在維持している友達は学生時代からの付き合いか、新卒で入社した会社の同僚のどちらかです。転職して以後に知り合った人とは、その後連絡を取り合ったりは全くしていません。一緒に仕事していたときには毎日顔を合わせていたし、散々飲みにも行ったんですけれど、仕事の関係がなくなったらそれっきりです。これなんなんでしょうね。自分でもわかりませんが、同じように付き合っていても、若い頃と年を取ってからでは、友達関係に発展するかしないかという違いはあるように感じます。

ということで、数少ない昔からの繋がりのある人と連絡を取るようにしているのですが、連絡をとるだけではなかなか友達関係を維持できない。久しぶりに連絡を取ってたまにはメシでも食おうといって会うこともあります。でも、会って久しぶりと言って、昔話をして、また会おうなといって、それっきりになってしまうんです。学生時代や同僚だったときには、共通の話題が現在進行形でいくらでもありました。でも、そういう関係がなくなって昔の仲間ってだけの人とは、昔話以外の共通の話題がないんですよね。だから、友達関係を維持するのって非常に難しい。せいぜいが年賀状やSNSでの繋がりを維持するのにとどまってしまう。とはいえ、何年か先にはまた何かの機会があって付き合いが復活するかもしれませんので、そうした細い繋がりも出来るだけ維持しようとしてるんですけどね。

結局、今でも付き合いがそれなりに続いてる友達って、現在進行形で趣味などの活動で共通の話題がある人なんですよね。まあ、そうなるかなぁと思うので、今の友達をなんとか大切にしたいなと思っている今日この頃です。もちろん新しい友達も出来るといいなと思うんですが、なかなか難しいですねぇ。

(2023/1/23追記)

社会人の知人「親友」として腹を割るのが難しい訳

大人になって友達が作りにくい問題について、友達になるにはバカな時間を共有する、利害が絡むと友達にはなれない、敬語を使う関係から始まると友達にはなれないというように書かれています。なるほど、納得できる感じですね。

私の場合、上にも書きましたが友達は学生時代からか新卒で入った会社の同僚に限られています。学生時代の仲間はこの定義にそのまま当てはまっていますね。バカな時間を共有しましたし、利害はありませんし、敬語も使いません。新卒で入った会社の同僚は定義に当てはまらないのですが、超絶ハードワークという一種のバカ行為を共有しているのと、会社が倒産して今は利害関係がなくなったというのが友達になっている理由かなと思います。小田嶋さんの説では最初に利害や敬語の関係があると、その後は友達にはなれないそうなんですけどね。例外もあるということで。