アマチュアリズムと個人制作

2022/1/8作成

これまで何度か創作におけるプロとアマの違いであるとか、チーム制作と個人制作についての話を書いてきました。それらの総まとめと言いますか、現時点での自分の考えがある程度固まってきた気がするのでいったん整理しておきます。過去の記事はちょっと自分でも探しきれないのでリンクはおいときます。気が向いたら探して貼ります。

一つの軸はプロとアマチュア。創作においてどちらがいいのか。もちろんメリットデメリットあるので人によりますし、作るモノにもよるでしょう。私はここではアマチュアの方がいいのではないかと思ってます。

理由は単純で、プロというのは他人のための創作になるからです。好きなことを仕事にすると辛くなると言われたりしますよね。好きだからこそ、自分の好きなように作れないのは辛いことだと思います。その点、アマチュアは自分自身の為に作ります。なんなら作った作品を発表する必要すらありません。それは自己満足だろうと言われるでしょうが、自己満足で何が悪いのでしょうか。自分自身が満足するために自分自身の時間を使っているわけです。誰かに迷惑をかけているわけではありません。何の問題もないでしょう。

そうして作ったモノが他人にとっても満足いくものであるならそれは結構なことです。でもあくまでも自分自身を満足させるのがアマチュアの第一義です。同人誌であろうともTwitterマンガであろうとも、他人を喜ばせるためが第一義に来ているなら、それはプロだろうと思います。たとえ対価が発生していなくとも。

もう一つの軸は個人制作かチーム制作かです。私は個人制作がいいと思ってます。これも自分にとってですよ。万人にとって個人制作が向くわけではないですし、私だって取り組む課題によってはチーム制作をすることもあります。

個人制作のメリットは、なんといっても全てを自分で決められること。自分が作りたいモノを自分が作りたいように作れる。チームの誰かにじゃまされることもありません。もちろんチーム制作によるメリットを享受できないという欠点もあります。多数の意見が入った方がより洗練されたモノができあがる可能性は高まりますから、個人制作では独りよがりで中途半端なモノになってしまう可能性は高いでしょう。また、チームメンバーがお互いに持っているスキルを持ち寄ることでより高度な制作が行えることもあるでしょう。単純に人数が多い方がマンパワーがありますから、大規模な制作が可能です。技術が進歩して個人で映像制作する人も増えましたが、やっぱり映画を1本一人っきりで撮るのは現代でも簡単ではないと思います。

こうしてみると、結局私は他人に口出しされるのがイヤなんだなぁというのが分かりますね。自分で好き勝手したい。まあ、それが自分の志向なんだったら、それでいいのかなぁということに最近になってようやく気付いた次第です。なんだかここ10年くらい迷走していたのですが、ようやく少し道が見えて来たのかなという気がします。

じゃあお前は結局それで個人制作で何を作っているんだと言われると、このサイトと同人誌くらいしか作ってない訳なんですけどね。最近は個人サービスもちょこっと始めたりしてますけど。こんな小規模で作ったところで世界を変えることもありません。そう、私は何か世界を変えるようなことが出来るといいなと思ってたんですよね。それでこの10年くらいあがいてたんですが、なかなか想うようにならない。ならばとりあえず今後10年くらいは自分が作りたいモノを作っていようかと想います。そうして手を動かしているうちにまた何か自分や状況が変わっていくかもしれませんし。