個人サイトについて勝手に語ってみる

2021/4/7作成

なんとなく語って見たくなったので、個人サイトについて適当に語ってみます。なお、例によってろくに調べもせずに記憶と憶測だけで書いてますので盛大に間違ってるところがあるかと思います。その点、さっぴいてお読みいただけますでしょうか。また、日本の事情だけに特化して書いてますので、海外の事情には一切触れていません。そもそも海外に個人サイトという概念があるのかどうかすら知りません。

個人サイトの定義

個人が作ったサイトが個人サイト。と言えばそうなんだけど、それだけでは定義として少々大きすぎるというか。間違ってはないんですけどね。

そもそも個人というのは何かというと、対義語としてはグループとか会社とか法人とかがあるわけですね。会社のサイトもあるし、会社がサービスとして提供しているサイトもある。大学サークルがサイトを持ってる場合もある。こうしたものは個人が作っているサイトでは無いので個人サイトではないですね。

では個人が作っていれば全部個人サイトかというと、そこは微妙な気がしてる。代表的なのが個人事業主。自営業というやつですが、最近の流行りで言えばフリーランスですね。フリーランスの人がお仕事を請けるために作ってるポートフォリオサイトなどは、個人が作ってるのは間違いないけど、個人サイトというのはどうかなぁと思います。つまり、仕事で作ってるサイトは除外したいなと。ということは趣味というかプライベートで作ってることも条件になってくる。

かつて2ちゃんねるは、ひろゆき氏の個人サイトであると言われていました。多分、手続き上はそうだったんでしょう。サーバを契約しているのはひろゆき氏個人で、運営も表立って行っているのはひろゆき氏だけだった。でも実体としては運営を担当する会社があったらしいですし、多数のボランティアも運営に参加していた。多額の広告収益を上げていて、その広告のために運営されていたわけですから、これはもう個人の趣味ではなく仕事でやっていたと言っていいでしょう。ということで、2ちゃんねるは個人サイトではないと思っています。立ち上げのごく初期は間違いなく個人サイトだったんでしょうけれどね。

では個人がプライベートで作ってるサイトは個人サイトかというと、それはそうなんだけど、そこで大きく2種類の個人サイトに分けたいと思っています。それは個人サイトのテーマが個人自身にフォーカスしているか否か。

このサイト自体がそうなんですが、個人にフォーカスしている個人サイトの場合、サイトのコンテンツが個人に属するものだから、雑多になっていく傾向があります。サイト運営者個人が興味があることだからって一貫してるとは限りません。あれもこれもと手を出した結果、サイトのテーマが非常に雑多になってしまう。でもそこに一本筋が通っているのは、あくまでもサイト運営者個人が興味を持っているものであるということ。だからサイトが個人にフォーカスしているのですね。私も含めて、ごく普通の人が個人サイトを作るとこっちになることが多いように思います。

一方、個人サイトでもテーマが明確になっているものもあります。個人が描いてるイラストだけを発表してるサイト。個人が執筆してる小説だけを発表してるサイト。イラストや小説にしても、特定の作品の2次創作だけに絞っているとか。それ以外のコンテンツは無いという個人サイトもあります。この場合、テーマがはっきりしていてぶれていないですし、フォーカスは作品自身にあたっています。個人は従の立場にあるわけですね。でも作者としての個人ははっきりしている。ひろゆき氏の2ちゃんねるも、匿名掲示板というテーマを表に出していてひろゆき氏はどちらかというと影に隠れていますので、テーマを明確にしたタイプの個人サイトとしてスタートしているのではないのかなと思います。いや、もしかしたら私が知らないだけで、ごく初期の2ちゃんねるにはひろゆき氏の日記コーナーとか小説発表のコーナーとかあったのかもしれませんけどね(^^)。

ということで、個人がプライベートで作っているのが個人サイト。そして個人サイトには、主に個人自身にフォーカスの当たっているタイプと、特定のテーマにフォーカスの当たっているタイプの2種類があるということだと思います。

個人サイトの歴史

この節は更に記憶と妄想爆裂になります。全く裏取りしてませんので、間違っても信用しないように。とある人の記憶の中ではこんな感じになってるんだなということでお願いします。

UNIX系のOSでは各ユーザにホームディレクトリが割り当てられます。Windows や macOS でも割り当てられるんですが、これらのOSではあんまりホームディレクトリを意識することが無い。サーバとして複数のユーザが同時に利用することが少ないからかなと思いますが、そこはこの記事のテーマからは外れるのであんまり深く考えません。

ともあれ、UNIX系OSでユーザを作成するとホームディレクトリが割り当てられます。そして、そのサーバでWebサーバが稼働していると、ホームディレクトリの public_html というディレクトリが個人用ウェブスペースになります。ええ、わかってますよ設定によるってのは。とりあえずそこもこの記事では本質ではないので脇においておきます。

この個人用ウェブスペースが個人サイトの起源じゃないかなぁと思うんですよ。実際にはわかりませんけどね。黎明期の歴史って何事もそうですけど複数個所で自然発生的に起こるし、記録も十分に残ってないので、あとから確かめるのって難しいんですよね。ということで言ったもん勝ちで、ホームディレクトリの個人用ウェブスペースが個人サイトの起源だとしてしまいます。

この個人用ウェブスペースに何を置いたのか。多分ですが自己紹介が多かったんじゃないかと思うんですよ。より言えば、研究者のプロフィールですね。商用プロバイダが普及するまではインターネットは大学や研究機関の研究者が主なユーザでした。研究者にとって自分の経歴や論文の一覧などをまとめておいて閲覧できるようにしておくのって大切な事なんですよね。今でも研究者の方の個人サイトでプロフィールになっているものを見かけることはあります。

その後、商用プロバイダが普及して、研究者ではないユーザも多数インターネットに入ってきました。この頃(1995年前後)のインターネットにはまだ大手のウェブサイトもウェブサービスも十分揃っていませんでしたから、インターネットに繋いでも、ただ繋ぐだけで何もできませんでした。1980年代のパソコンが、ハードを買ってきてもパッケージソフトが十分に存在しないので、買ってきただけでは何もできなかったのと似たようなものですね。ではそんなインターネットで何をするかというと、自分で作るしかないわけです。1980年代のパソコンでは自分でソフトを作る人が多数いたのと同じ構図ですね。

こうしてインターネットに繋いだけど何もすることが無いので自分でウェブサイトを作ってみようという人が大量に現れて、個人サイトが誕生しました。そのひな形が、上述の研究者のプロフィールページですね。これを真似て、自己紹介の個人サイトが作られるようになりました。また、商用プロバイダもそうしたニーズに合わせてますから、回線契約をするとメールアドレスと共にウェブスペースも一緒に提供されるのが当たり前でした。このウェブスペースの容量や機能が商用プロバイダの選択理由の一つにもなっていたんですね。

個人サイトが多数生まれたことで、それをサポートするサービスもたくさん登場しました。プロバイダのウェブスペースでは機能的に不十分な人に向けて、レンタルサーバサービスが登場します。中には無料のレンタルサーバもあり、有名な所ではジオシティーズなどがありますね。レンタルサーバだけではありません。個人サイト専用のディレクトリ型検索エンジンJ.O.Y. であったり、人気ランキングの ReadMe! であったりと様々なサービスが登場します。個人サイト自体もそうですが、それを支えるサービスも、黎明期ならではの混とんとした百花繚乱の時代でした。

こうしたなか、個人サイトからスターも登場します。特に文章表現に特化したテキスト系サイトから爆発的なアクセスを稼ぐサイトが現れました。有名どころでは「侍魂」とかですね。有名サイトの中にはサイトの内容を書籍化する例もありましたし、そのままプロの作家やライターになった人も現れました。また、個人サイトとしてスタートしたサービスがその後事業化した例もあります。価格コムなどはその筆頭でしょうかね。Facebook だって、最初はザッカーバーグ氏が趣味で立ち上げた交流サイトだったわけですし。ただ、この頃がおそらく個人サイトとしてのピークの時期だったのではないかと思います。このあと、様々な変革がネット上に起こり、個人サイトは衰退していきます。

最初に起こったのは、2ちゃんねるに代表される匿名掲示板の発達。結局個人サイトを作ったのって何故かというと、みんな何か一言を言いたいんですよね。それは自己顕示欲かもしれないし承認欲求かもしれないし。今ならSNSでみんなが行っていること。かつてなら新聞の投書欄で満たしている人も居ました。1990年代半ばのインターネットにはそんな場所がほとんどなかったから個人サイトが産まれたけど、匿名掲示板という発露の場所が登場したことで、一定数の人がそちらに流れていった。

次に起こった変化はブログの登場。9.11 の時に大きく注目されて普及が進んだとも言われてますから、2000年代初頭からですかね。ブログ自体は CMS であって、運営者が個人であれば引き続き個人サイトであるんですが、ブログで大きく特徴付けられたのはコンテンツのストックからフローへの変化だと思います。それまでの個人サイトはトップページが目次となっていて、新しいコンテンツも古いコンテンツも並列に整理されて並んでいました。それに対してブログでは新しいコンテンツから順に並んでいきます。訪問者は常に最新のコンテンツから閲覧できますから便利ではあるのですが、必然的に古いコンテンツへのアクセスは減っていきます。古いコンテンツはストックからデッドストックへと変化していき、よほどの人気記事でなければ閲覧されることが無くなっていきます。こうしてネット上のコンテンツはフローが中心となり、常に今が対象になっていった。これは SNS 全盛の現代にも通じる、ブログの起こした変化ではないかなと思っています。ブログに関してはウェブ日記との関係もあるんですが、うまく整理できてないのでここでは割愛します。

そして SNS がやってきます。日本で大きく普及したのは mixi。2000年代半ば頃のことですね。mixi には日記機能があり足跡やコメントが付けられます。日常のちょっとしたことをつぶやく用途は SNS が十分に満たすことができるため、個人サイトは一気に廃れていきました。もちろん継続して個人サイトを運営している人はいるわけですが、少なくとも新規に始める人はぐっと減っていきました。プロバイダと契約してインターネットを始めたら、とりあえず個人サイトを作るというような流れではなくなってしまったんですね。匿名掲示板ではコメントの一つ一つが誰が発言したかも分からないのが普通でしたが、SNSでは匿名とはいえ継続してこの人というネット上の人格が持てるようになったというのも、承認欲求の面からちょうどよい距離感が持てたということもあるでしょう。mixi はすっかりメジャーではなくなってしまいましたが、現在では Twitter や Instagram などがその地位にあり、SNS全盛時代は今でも継続してます。

SNSと並行して、投稿サイトが普及してきたのもこの頃です。ケータイ全盛時代には"魔法のiらんど"もありましたし、今でも隆盛を誇っている"小説家になろう"やpixivもあります。自作の小説やイラストを発表するための場として個人サイトを運営していた人は、作品の発表のためだけであればこうした投稿サイトを利用すれば十分になりました。また、投稿サイトは投稿サイト自体に読者が付いていますので、個人サイトで発表するよりも多くの人の目に触れるというメリットもあります。

こうした様々な変化によって、個人サイトは衰退の一途をたどり、現在ではほぼ絶滅寸前にまで追いやられてしまいました。もちろんまだまだたくさんの個人サイトが運営されていますし、新規に始める方もいらっしゃるでしょう。でもネットのメインストリームであるかというと、残念ながらそうではない。そして振り返ってみてわかりますが、結局は求められているのは自己発露のためのツールであるということ。1990年代半ばまでのインターネットには自己発露のためのサービスが十分になかったので、仕方なくの選択肢として個人サイトが作られていた。SNSや投稿サイトなどの自己発露のためのサービスが十分に発達した現在においては、個人サイトはその主たる役目を終えたと言えるでしょうか。

個人サイトのメリット

メインストリームから降りてしまった個人サイトですが、現在ではそのメリットが全くないかというと、そんなことはありません。今でも個人サイトを運営するメリットはいくつかあると思いますので挙げてみたいと思います。

自由に作れる

何と言っても最大のメリットは自由に作れることでしょう。SNSや投稿サイトは当然にそのサービスのフォーマットに従いますし、ブログサービスなども自由にいじれる部分は限られます。それに対して個人サイトであれば、ウェブで可能なことは全て完全に自由に作ることができます。既製品やセミオーダーメイドに対して、フルオーダーメイドの自由度ですね。ただし制作を外注してない限り、作るのも全て自分です。フルオーダーメイドというよりもDIYの世界ですね。だから自由度の裏返しとして手間がかかることがデメリットです。また、自分が不得意なことも自分でやらなければならないというのも制約ですね。デザインセンスが無くてダサいサイトになっても自分のせいですし、HTMLやCSSなどの知識はある程度の専門性がありますから、誰でも簡単に習得できるというわけでもありません。

サービスに縛られない

SNSや投稿サイトの場合、そのサービスごとに利用規約が存在し、規約で禁止されている行為は行えません。名誉棄損などはそもそも法律違反ですが、サービスごとにさらに踏み込んだ禁止事項が設定されていることがあります。問題ないと思って投稿したのに、運営側から削除されてしまったり、アカウント自体が剥奪されることもあります。個々のケースによって違うので運営側が悪いのか投稿者側が悪いのかは一概には言えませんが、ともあれ運営側の提示する利用規約に縛られていることには違いありません。

個人サイトの場合は運営者が自分ですから、こうした規約に縛られることはありません。もちろん、何でも好き勝手していいわけではありません。当然に法律や社会の慣習などには従う必要があります。でも他人に決められることはないんですよね。今でも既存のサービスの制約に嫌気がさしたりアカウントを剥奪されたりして、仕方なく個人サイトを始めるという方もいらっしゃるようです。規模の大きな話としては、Twitterを追放されて独自SNSを立ち上げると言ってるトランプ元大統領とかもこのパターンでしょうかね。

ただ、個人サイトなら一切の利用規約に縛られないかというと、そんなことはありません。プロバイダのウェブスペースを利用してる場合はプロバイダの利用規約に、レンタルサーバを利用してる場合はレンタルサーバの利用規約に従わなければなりません。では自宅サーバにすればこれらからも自由かというと、ネット回線だけはどこかのプロバイダを利用しなければなりませんので、やはりそこでプロバイダの回線利用規約には縛られます。これらの利用規約にも一切縛られたくないというのなら、もう自宅内のLANだけに閉じてやっていくしかないですかね。それで楽しいのかというと、まあそれはそれで楽しいものです。多数の人に自分の作ったコンテンツを見てもらうことは出来ませんがね。

サービスの寿命から自由になる

他人が運営しているサービスに依存してる場合、常に付きまとうのがサービス終了の問題です。自分が力を入れて大量の投稿をしていても、サービス運営者が終了すると言ってしまえば全て消えてなくなってしまいます。自分のデータをエクスポート出来たとしても、そのデータはサービスに載っていてこそ使えたものですので、データだけあっても仕方ありません。データを見える形で公開したかったら、閉鎖したサービスと同等のものを自分で作らないといけません。

もちろん個人サイトでもサービスの閉鎖の影響を受けないわけではありません。レンタルサーバが事業を終了してしまうと、そこで公開していた個人サイトも閉鎖されてしまいます。実際ジオシティーズ閉鎖時などで、多くの貴重な個人サイトが失われてしまいました。ただ、個人サイトの場合は手元にHTMLの形でデータがあるのが通常ですから、別のレンタルサーバを契約してアップロードすれば、個人サイトを再開することは出来ます。URL変わってしまうので、アクセスは大幅に落ち込んでしまうでしょうけれどね。

気を付けないといけないのは、レンタルサーバで提供されるCMSで個人サイトを作っていた場合でしょうかね。この場合は手元にHTMLデータは残っていませんので、HTMLでのエクスポートを行えないと、サービス終了と同じように再現が難しくなってしまいます。

ウェブ技術の勉強になる

個人サイトを作っていれば、HTMLやCSSは当然に勉強しなければなりません。ウェブサーバやウェブアプリのことも実地で学べますし、アクセスを増やそうと思ったらSEOの勉強もするでしょう。

既存には無いものが作れる

これはかなり理想論ではありますが、全てをゼロから個人が作る個人サイトでは、既存のサービスやソフトウェアに縛られないものを作り出すことができます。匿名掲示板だってSNSだって、登場以前はこの世に存在しなかったわけです。存在しないものは利用のしようがありません。いつだって最初に登場するのは、最初にゼロから作った人が居たからです。個人サイトはこうした創造の可能性を秘めているわけです。既存のサービスやソフトウェアを利用しているだけでは、そうはいきません。

個人サイトの魅力

同じことの繰り返しになってしまいますが、個人サイトはゼロから個人が全てを作ります。そりゃまもちろん既存のソフトウェアやフレームワークを利用することもありますけどね。でもそこでどんなソフトウェアを選択するかは個人に任されているわけです。

こうして全く何もないところから、何にも縛られることなく制作された個人サイトは、サイトの全てに個人の意思が反映されています。これが既存のサービスを利用していたり、既存のソフトウェアを利用している場合、どうしたってサービスやソフトウェアによる統制が効いてしまうわけです。そうした統制から自由になれるところが個人サイトの最大の魅力ではないかと思います。

もちろん、自由であることを全ての人が享受できるわけではありません。デザインの苦手な人が作る個人サイトのデザインは稚拙なものになってしまうでしょう。ウェブ制作ツールを使ったとしても、ウェブサイトの制作にはそれなりの専門知識が必要です。そうした知識が不足していたら、サイトで実現できることも少なくなってしまいます。言ってしまえば素人芸なわけですが、その素人芸であるところも、また個人サイトの魅力ではないかと思います。もちろんプロの制作者が作ったウェブサイトは素晴らしいです。行き届いていて、閲覧していて流石プロだなと感心させられます。一方で個人サイトは不十分なところがありつつも、それもまた個人サイトの味であるなと感じられるところが素晴らしいなと思います。

個人サイトのこれから

これからの個人サイトはどうなるでしょうか。

これまで振り返ってきた個人サイトの歴史をみてみますと、結局はウェブの初期に何もサービスが無いところに仕方なくみんながDIYをしていたというのが大きな要因だとわかります。ならばソフトウェアやサービスが充実した現代において、個人サイトは無用の長物でしょうか。

実用的には無用の長物でしょう。ただ、趣味としての個人サイト制作はこれからも続いていくと思われます。ホームセンターに行けば買えるような棚や机であっても日曜大工で作る人や居るように。ユニクロに行けばいくらでも買える服を自分で裁縫する人が居るように。商用な無料のサービスやソフトウェアがたくさんある現代においても、個人サイトをゼロから作る人が居なくなることはないでしょう。

また、現代のソフトウェアやサービスが完成しきっているわけでもありません。常に新しい発明が起こる余地はあります。そうした発明の場としても個人サイトは残り続けるのではないでしょうか。

(2021/5/3追記)

個人サイトについてググってたら、個人サイトを中心としたインターネットの歴史(1984年~2003年)というサイトを見つけました。めっちゃ詳しく個人サイトの歴史について書かれてます。凄い。ボリュームも凄いのでまだ途中までしか読めてないのですが、その中で私の認識違いがあったのに気づいたので一つ訂正を。ブログによってストックからフローへの移行があったと書きましたが、ブログ以前のウェブ日記で既に実現していたということ。そういえばそうでした。すっかり忘れてました。ということでその点は訂正します。