社内用語ってあるよね

2021/3/21作成

私は流しのプログラマをしてるため、数年おきくらいに職場を転々としています。そこで遭遇するのが社内用語問題。いや、問題ってほどではないんだけども。

どこの職場ででも、社内の独自用語ってのがあります。社内だけのほんとに独自の単語の場合もあるし、一般にも使われてる用語だけれど社内では特別な意味が付加されてる場合もある。あとは一般的な用語だけれど、略語にするときに社内独自になってることもある。

そうした社内用語って、以前からその社内にいる人にとっては当たり前の用語なので、特に注釈なく日常会話に出てくるんですね。当人たちにとっては当たり前なので社内独自で使われている用語であるという認識すら希薄だったりする。そして、私のような途中から入った新参者はそこで社内用語が理解できなくてコミュニケーションに齟齬を起こしてしまったりもする。

そこで社内用語が分からないってすぐに質問できればいいんですが、時にそれは社内用語ではなくて一般的な単語だけれど私が知らないだけだったりもする。そこで、そんなことも知らないの?って思われるといやだなぁってことで、その場では黙って聞いておいて、あとで調べたりもします。いやまあ、これはコミュ障な私が悪いんですけどね。

ここで言いたいのは、社内用語の存在が悪いってことでもないし、社内用語を説明無く使う人が悪いってことでもありません。そもそも用語が存在するってことは、その用語が指し示す物か概念がそこには存在するわけでして。むしろ社内用語がなければ、それらのものを指し示すことが出来なくなって不便なわけです。なんというか、こうしてコミュニティの中で言語は変化していき、いつか方言に、さらには別言語へと分化していったりするのかなぁみたいなことを思ったので、ちょっと書き出してみただけなんです。はい。

こういうのって、社内に限ったことではないですよね。学校ローカルの用語もあるし、友達同士のグループ内だけで通用する用語も存在する。かつて2ちゃんねるが隆盛を誇っていた頃は、板ごとの独自用語が存在して使われていました。これは今でもそうかもしれませんが。そうやって言語が活発に変化していくのって面白いなぁと思うわけです。はい。