HTML手打ちでサイト作ってる理由

2021/3/19作成

何度か書いてますが、このサイトはいまだにHTML手打ちで作成しています。ええ、全部手打ちです。ちなみにエディタはvi(vim)です。ってそれはどうでもいいか。便利なCMSもウェブサービスもたくさんあるなかで、なんでいまだに1990年代を引きずったようにHTML手打ちにこだわっているか。一応そこにはいくつか理由があります。

一つは、サイトの歴史がCMSなどのツールの寿命を超えてしまうから。過去にはMovableTypeを使ってた時期もありましたが、サポートが切れて使えなくなってしまいました。SaaSを使っても、多分SaaSが途中でサービス終了しちゃうでしょうね。都度ツールやサービスを乗り換えることを考えたら、もうめんどくさい自分で作るよって気持ちになります。ウェブスペースの乗り換えは都度発生しますが、HTMLで作っていればこちらはアップロード先を変えるだけで済みますのでまだ楽です。

CMSではなくMarkdownなどの軽量マークアップ言語からの静的HTMLジェネレータを使うという手もあります。これは今でも検討してはいるのですが、いくつかの点で問題があって、まだ採用には至っていません。理由の一つは、軽量マークアップ言語とHTMLとの表現力の差。どうしても軽量マークアップ言語で表現しきれない所はHTMLを直接書くしかありません。なら最初からHTMLでええやんと。もう一つは文法チェッカなどを通すときはHTMLファイルが対象になるので、HTMLを直接編集してた方がエラーを追いやすいということです。

消極的にはHTMLとCSSの勉強ってのもありますね。一応ウェブ系プログラマを職業にしてますので、HTMLやの知識は求められます。趣味のウェブサイト制作でも少しでも触っていれば仕事にも生かせますし、逆に仕事で得た知識をこちらのサイトにかつようすることもあります。

あとはまあ、面白いからってのはありますね。単純に楽しいってのもありますし、今どきHTML手打ちかよってネタになるという意味でもあります。というような話しをまとめて令和になってもHTML手打ちで個人サイト作ってますという同人誌を作ったりもしています。なんだ結局宣伝かよ!って、実はそうなんです(^^)。おひとついかがですかぁ。