マンガ図書館Zにはまり中

2020/6/20作成

ここ最近、毎日のようにというか実際に毎日マンガ図書館Zを利用しています。利用を始めて2週間ほど経ったので、ここらで一旦感じたことをまとめてみようと思います。

そもそもで言うと、Jコミと言っていた時代からマンガ図書館Zの存在は認識してたんですが、実際に自分が利用することはほとんどありませんでした。何度か試しにアクセスしてみるのですが、すぐに飽きてしまうということを繰り返していました。そこに変化が現れたのは、一つはコロナ騒動。連日SNSやニュースでヘイトツイートが山盛りやり取りされてて、それを眺めていてメンタルがかなりやられてしまいました。こんなしんどいものは見ない方がいい、そんな時間があったら本を読んでた方がよっぽどいいなと思いいたりました。スマホで無料コミックサイトはいくつかありますので、それを利用すれば無料で本が読めますね。もちろんここで違法サイトは選択肢には入りません。合法で、作者が運営者さんがちゃんと正当な報酬が得られるサイトがよろしいです。ということで、マンガ図書館Zを思い出したというわけです。もう一つは、「連ちゃんパパ」が話題になって、興味を持って読んでみたことですね。

簡単にマンガ図書館Zのシステムを紹介しておきます。掲載されているのは基本的には絶版になったマンガ。なので、まあ言ってはなんですが少し古めの作品が多いです。イメージとしては1960年代70年代あたりの作品が多いのかなと思ってたのですが、意外とそうでもない。もうちょっと最近の作品もありますね。もちろん最新の人気作が読めるわけではありませんが。Jコミ立ち上げ時には赤松健先生が自身の代表作の一つである「ラブひな」をわざわざ絶版させて掲載したわけですが、そこまでの人気作は流石にほとんどない。でもパッと見たところでも例えば「ドラゴン桜」とかが掲載されてるのはどういう経緯なんだろう。最近の作品ですしまだまだ人気あるでしょうから絶版になるような作品とは思えないんだけども。ほかにも、ちょっと懐かしい作品に出合えてびっくりしますし、とても嬉しかったりもします。

読むのは基本的に無料ですが、ハートというシステムがあります。作品にはハート読みとハート無しがあります。ハート読みの作品は1ページ読むのに1ハート消費します。ハートは毎日100ハート補充されますので、1日100ページまでなら無料で読めます。連続ログインボーナスとか、都度広告視聴での補充とかもありますけれど。それ以上読みたかったらハートを購入するわけですね。マンガアプリでよくある方式ですね。ハート有り無しのどちらの作品も、読んでる最中に広告が表示されます。ハートの売上と広告の売上が、作者とサイトの運営者の取り分ということですね。

という感じで、毎日ログインして最低100ページは読むようになって二週間ほど。この間で読んだのは32冊。1作品200ページとしたらハート読みは7冊しか読めないはずですから、つまりはハート無しをかなりたくさん読んだわけですね。

実際のところ、ハート読みは読んでて結構辛いものがあります。1日100ページなんてあっという間に到達するわけです。休みの日などで1日かければ、コミックなら10冊だって20冊だって読めるのに、たった100ページでは制限が厳しい。そりゃそこで有料のハートを買ってもらいたいわけなんで、運営の意図はとてもよくわかるのですけれどね。ともあれ、結果的にハート無しをかなり読んでしまってます。運営と作者のみなさんにはごめんなさいと言いたいところですが、ちゃんと広告は出てますので売上はあがってるはずなんですね。

さてその広告ですが、マンガを読んでる最中に出てきます。邪魔かなとも思ったんですが、実際に読んでると意外と邪魔ではない。いや、もちろん邪魔なんですが、出てきた瞬間に反射的に閉じてしまえるように訓練されてしまったので、あまり邪魔に感じないという。そう、つまりは広告ほとんど見てないんですよね。これはマンガ図書館Zに限った話ではなくネット広告全体に言えることですが、広告はたくさん出稿されてるけど、実際に見られてる率はどれくらいあるんだろう。ネットが広告まみれになってしまったことで、見る人は広告を避けるように耐性ができてしまっているんじゃなかろうか。実際、アフィリエイターの方の取り分はどんどん下がっていってしまっているそうですし。ネット広告による広告効果や売り上げは今後下がる方向にあるじゃないでしょうかね。となると、広告を売上の柱の一つに据えているマンガ図書館Zとしても、今後新たな収益の柱を探さないといけないかもしれないですね。

ともあれ、今のところかなり気に入って毎日アプリを利用してます。絶版になった作品ですから、最新の人気作は読めません。でも代わりにと言ってはなんですが、かつての人気作が読めるわけですね。また、作者の方々にとって過去の作品で収益があがるというのも素敵な話ですね。このシステムを考えた赤松健先生は凄いなと思います。

(2020/8/13追記)

マンガ図書館Zをはじめて2ヶ月ほど経過しました。この間、毎日ログインしてログインボーナスの100ハートを受け取ってますし、毎日必ず100ハートは消化しています。有料ハートも少しですが購入しました。やっぱいいところで読めなくなると、続きがすぐに読みたくなりますもん。まんまと運営の罠にはまってしまってますな。はっはっは。こういう罠ならむしろはまりたい。

ちなみに読んだ冊数は160冊ほど。2ヶ月にしては結構読んだ方でしょうか。ということで、まあそれなりのマンガ図書館Zのヘビーユーザと言えるようになったと思いますので、ここんところで思うところをまた少し書き出しておきたいと思います。

まず未だにわかってないのが、アプリとサイトの違い。私が今利用しているのはアプリなわけですが、マンガ図書館Zにはサイトもあります。サイトはPCだけでアクセスできるわけではなく、スマホでもアクセスできます。そしてサイトだとハートシステムは無くて掲載されている全ての作品が無料で読めます。さらに、サイトの方が掲載作品が多いんですね。言ってしまえば、アプリにはサイトから厳選された作品だけが読めるようになっている。まあ全作品を付き合わせたわけではないですから、実はアプリだけで読める作品もあるのかもしれませんが。

というところで疑問なのは、ではアプリは一体どういうメリットがあるのか。ハートという制限がかかって読める作品も少なくてって、いいとこなしですやん。多分私がまだ気がついてないアプリのメリットがあるんだろうとは思うんですがね。またわかったら追記しようと思います。

アプリの使い勝手で少し気になるところもいくつかあります。

自分が一ページでも読んだ作品は本棚の閲覧履歴に入るのですが、これが読んでる途中なのか読了しているのかの区別が付かない。私の本棚には160冊も登録されているわけですが、どの作品が読んでる途中かは自分で記憶するしかない。一応、最近に読んだものが前に表示されるように並んでいるので、読み終わった作品はどんどん後ろにさがっていくので管理しきれないほどではないんですけどね。でも、読んでる途中の作品が複数あると管理が難しくなります。

ならば次々に本棚に登録するのではなく1冊を読み終わってからにすればいいのにと思うんですが、これが難しいんですよ。アプリではこの作品が面白そうで読みたいなと思っても、それをクリップしておくような機能が本棚以外には無いのです。作品一覧を眺めて次々にクリップしておくと、本棚に未読の本が積みあがってしまうことになるわけです。ここでも積ん読の山がー!ということでクリップ機能もしくは読了が見分けつく機能は是非とも欲しいところです。

本棚の不満はまだあります。本棚の作品一覧画面では、その作品がハート読みかハート無しかがわからないのです。通常の作品一覧画面ではわかるんですけどね。本棚でハートの要不要がわからないので、今日の残りのハートでどの作品を読もうかと思っても、実際に開いて1ページ読み進めてみないとわからない。ということで、これも是非本棚でハートの要不要がわかるようにして欲しい。

本棚の不満はさらにあります。一覧画面との情報量がハートの要不要以外にも、巻数も、その作者の他の作品一覧も見えないんです。どちらも作品一覧画面にはあるんですが。何巻もある作品を本棚から読んでる時に、あと何巻あるんだろうと思っても、いちいちぐぐって調べてるという状態。これアプリの中でも表示して欲しいなぁ。同じ作者の別の作品も、これまた表示して欲しいところ。読み終わって面白かったから同じ作者の別の作品も読みたいなと思っても、一覧画面に戻って作者名を入力して検索しないといけないという。これも本棚で表示して欲しいなぁ。

一覧画面の方にも不満がないわけではありません。作品の情報としては、タイトル、作者名、表紙イメージ、巻数があるわけですが、もうちょっと詳細な情報表示できないですかね。せめて執筆年は欲しいなと思うんですが、これは作者の立場からは出したくない情報なのかな。

理想を言えば、一覧画面で作品を表示するときに、自分の本棚に登録済みかどうかもわかると嬉しいんですよね。贅沢な希望かもしれませんが。

私は本棚を読書記録的に使っているわけですが、実はこれが読書記録にはならない。マンガ図書館Zの掲載作品は未来永劫公開されているわけではなく、期間限定だったり掲載取りやめになることもあるんですね。ヒットした「連ちゃんパパ」も掲載されなくなりました。それは仕方ないんですが、掲載取りやめになると自分の本棚からも消えてしまうんですね。これでは読書記録にならない。読んだ記録ということで、中身は読めなくなっても書誌情報だけでも本棚に残ってくれると嬉しい。もしくは、読書メーターみたいな外部の読書記録サービスと連携する機能があったりするとスゴく嬉しい。

とかまあ、いろいろ思うところはあるので書き出してみたんですが、こんなネットの片隅で書いたところで運営の方に読んでもらえるわけもないですよね。当たり前だ。ということで、差し出がましいようですが要望として送っておこうと思います。こういう要望がありますよということだけでも伝えておきたいと思います。

なんか文句ばっかり書き出してしまったようですが、これはどっちかというと重箱の隅つつきのようなものでして、全体としては大満足しているアプリです。でないと2ヶ月間も毎日アクセスしないわけで。マンガが大量に読めるわけですが、ここで今まで知らなかった作品や知らなかった漫画家さんとの新たな出会いもいくつもさせていただきました。マンガ図書館Zがなければ多分出会うことがなかったわけで、これは本当にもういくら感謝してもしきれない。書店やマンガ雑誌が衰退していくなかで、ネットがマンガとの出会いの場になっているわけですが、ネットではどうしても広がりが少なくなり、読むのは知ってる作品や有名な作品に偏ってしまいがちです。なんとか少しでも幅を広げるためには多様なサービスが必要で、マンガ図書館Zは間違いなくその一翼を担っているなと思う次第であります。

(2020/8/22追記)

ウェブ版とアプリ版の違い、公式サイトにちゃんと説明ありました。灯台モトクラシー。いや、ちゃんと調べない私が悪いんですがね。何が違うかというと「ダウンロード可」「アプリ限定作品」「ハートシステム」ということだそうです。

ダウンロード可は、そういえばそんな機能もあったかなと。個人的にはいつもWiFiある環境でしか使ってなかったので気にしてませんでしたが、通勤電車で読んでますって人とかには便利な機能でしょうね。なお、ダウンロード可と言ってもあくまでもアプリ内での話であって、PDFファイルが自分のものになるわけではありませんね。当たり前ですが。その作品が公開終了になったらダウンロードした作品も読めなくなるのだと思われます。

上の方で私が掲載されてるのが不思議だなと挙げた「ドラゴン桜」などはアプリ限定作品なんだそうです。ああ、なるほど。アプリ限定だと絶版作品でなくても、出版社から通常のマンガアプリへの配信ルートを通して作品を掲載してもらえることができるわけですね。これは絶版作品以外も掲載できるわけですから、読者としても嬉しいことです。

最後のハートシステムはこれまでも言及してきたものですね。

(2020/10/5)

いつものようにマンガ図書館Zのアプリを立ち上げたところ、お知らせが掲載されていまして。何かなぁと思ったら、なんとアプリ版の終了でした。がーん。【重要なお知らせ】『マンガ図書館Z』アプリ(iOS版、Android版)終了についてにも同じ内容が掲載されていました。2020年12月28日23時59分をもって終了だそうです。

うーん、残念ですがまあ運営がそういうのなら仕方ないですねぇ。終了の理由は明かされていませんが、単純に考えて儲かってないからやめるんですよねぇ。毎日ログインボーナスばっかりで読んでる私のような不良読者がいるからだと言われてしまうと返す言葉もございません。一応何度かハートを購入したこともあるんですが、とても運営を維持できるほどの金額ではないですからねぇ。

幸いというか、マンガ図書館Z自体が終わるわけではなく、あくまでもアプリだけ。サイトは変わらず運営されますので、これからはサイトで読めばいいわけですが、個人的にちょっと困ったのは、今読んでるのがアプリ専用の「クロカン」でして。一気に有料ハート買って読み切ろうかとも思ったんですが、今日の時点で有料ハートの購入は出来なくなってしまったんですよねぇ。これはちょっと残念。運営としては未消費の有料ハートを出来るだけ生みたくないんだろうなぁとは思いますが。ソシャゲがサービス終了するときとかも、似たような感じですよね。

ということで、ここ数か月毎日必ず使っていたアプリだけに非常に残念ではありますが、まずは残り3か月は引き続きアプリを使い、その後はサイトを利用させていただきたいと思います。