目標は計測ツールであって未達時に叱る道具ではない話

2018/2/21作成

タイトルでほぼ言いたいことは終了という感じです。以下補足というか蛇足というか。

そもそもこの話も最近どっかのコラムで読んだ話なんですけどね。どこで読んだか忘れてしまったので元ネタを示せないのがなんですが。

目標ってのは、よくありますよね。禁煙するぞとかダイエットするぞとか。次のテストで100点取るぞとか、今月の営業成績で100万円売り上げるぞとかもあります。もう少しシステマチックなところでは、部下管理の一環として目標管理を取り入れている企業も多いと思います。期首に上司と面談して目標を設定し、期末にまたしても上司と面談してふり返りをおこなうというようなものですね。

いずれの目標についても、達成できたかどうかという結果がいずれ出るわけですが、そこで本人や周囲の人がどのような対応をするかという話ですね。本来は、目標は計測ツールなので、達成できたらそれでOKですが、達成できなかったら、なぜ達成できなかったのかとか、では達成するには何が足りないのかとか、もしくはそもそも目標が高すぎて達成不可能であったのではないかとか、そういうことを検討するためのツールであるということですね。

しかし、実際の運用としては未達の場合は叱るための道具に使われることが多い。多分、こっちが圧倒的ですよね。「売上100万あげるってお前が言うたやないか。なんで達成できひんねん。お前は嘘つきなんか」みたいなことって、非常に多くの職場で言われているような気がします。というか、実際自分もあちこちの職場でそういうのを見聞きしたりもしましたし。でも、その運用は目標の使い方としては間違ってますよと。まあ、そういう話です。なるほどと思ったので、自分の備忘として書き記しておきます。