麻雀はコミュニケーション能力養成ツールだったのかも

2017/12/15作成

私はアラフィフのおっさんなのですが、私が学生の頃は友達はみんな麻雀をしてました。私はやらなかったのですけどね。それは特に理由はなく、たまたま麻雀を覚える機会が無くてってだけなんですけども。

ともかく、麻雀というのがかなり普遍的な遊びでした。それは学生だけに限った話ではなくて、サラリーマンにも当てはまったように思います。今日仕事が終わったら一杯飲みに行くかというのと同じ様な調子でちょっと雀荘行くかってノリがあったり、週末に徹夜麻雀をしてたりといった様子は、昔のドラマなどでよく見られた描写だったと思います。

さて私は麻雀ができないのですが、ざっくりとどんなゲームであるかくらいは知ってます。麻雀マンガなども読んだこともありますので、麻雀をする人がどんな風にしているかというのも多少はわかります。もちろんマンガですから誇張や嘘もいろいろ入っているとは思いますが。

そんな中でふと思ったのは、麻雀もコミュニケーションの遊びだよなぁということ。四人いないと出来ませんし、ずっと無言ってわけではないでしょうからゲームの進行に関わることやら世間話やらを話すことも多々あるでしょうし、麻雀というゲームの中の話として相手の手を読んだり自分の手を読まれないように工夫したりというのもコミュニケーションの一種でしょう。もしかして当時の人は麻雀を通してコミュニケーションの訓練をしていたって面はあるのかなぁという気がしました。

コミュ障という言葉はこの十年くらいで登場した言葉だと思います。それ以前も根暗とか陰気とかの言葉がありましたが、該当する人はコミュ障よりも少なかったような気がしないでもない。もしかしたら、当時は麻雀によってコミュニケーション能力を培い、コミュ障を克服した人ってのが一定数居たのではないだろうか。麻雀が廃れて、麻雀を通してコミュニケーションの訓練をする機会を失ったために、近年はコミュ障と呼ばれる人が増えてるのではないだろうか。というのがこのエントリーを書き起こした動機です。例によって私の単なる思いつきであって、データの裏付けなどは一切ないのですけどね。そもそもコミュ障が増えてるってのも、そうなのかどうか知らないですし。

最近、ボードゲームがコミュニケーションの訓練にいいですよという売り込み方をされてるのを見かけて、そういえば麻雀もボードゲームの一種だよなぁ。かつての麻雀はそういう効果があったんだろうかとか思ったのがきっかけです。