ネット時代のコンテンツ制作

2010/2/14作成

上の三つで書いていたことが、なんだか頭の中で一つに繋がった。うまく書けるかどうかわかんないけど、とりあえず吐き出してみる。

コンテンツ制作においては、大雑把に分けて二つの立場があると思うんです。制作者の作りたいものを作る立場と、消費者の見たいものを作る立場と。もちろん、両立することも不可能ではありませんが、それはレアケースということで。

で、一般的に言ってですが、消費者の見たいものを作るほうが消費者には喜ばれます。当然と言えば当然ですね。コンテンツ制作も商売の一つですから売れなきゃしょうがない。売れるためには消費者のために作るのが大切と。これが、従来のコンテンツ制作業界のあり方でした。

ところが、ネット時代になって、またパソコンが高性能低価格化したことによって、コンテンツを作るのも公開するのも非常に低コストで出来るようになってきた。結果、従来のケースではある程度の売上が見込めないと制作費が回収できなかったのに対して、制作コストが下がったおかげで、少ない消費者に向けたコンテンツも成り立つようになった。更に言えば、制作コストを自分の持ち出し(時間とかパソコン代とか回線代とか)にして、消費者を一切意識しないコンテンツを制作することも可能になった。ぶっちゃけ「今日何食ったブログ」が成立するようになったわけです。

で、コンテンツ制作の未来では、従来のような多数の消費者に向けたコンテンツも作られるでしょうけれど、しかし一方で少数もしくはゼロの消費者に向けられたコンテンツも存在し、それらが同列で競争することになる。

ということではないかな。うーん、うまく書けてないような気がする。凄くもどかしい。