「稼ぐが勝ち」堀江 貴文

2010/1/30作成

ホリエモンこと堀江貴文さんの全盛期の著書。って言ってしまうと、これから全盛期が来るかもしれないから不適切だな。2000年代中頃の、一つのホリエモンブームの頃に出版された本。

記憶に間違いがなければ、この本を出したことによって、かなり堀江さんは叩かれたような気がする。曰く、銭ゲバとか、守銭奴とか。まあ読みようによってはそのようにも読めるんだけど、私としては割りと好感して読めた。一部「ちょっと痛いかな」と思う節もなくはないけど、全体的には共感できました。

「若者はなぜ3年で辞めるのか?」と続けて読んだこともあって、今が変革の時代だということがよく理解できた。そして、堀江さんはその変革を望んでいることも。そうして考えると、小泉首相時代に選挙に出馬したのも意味があったんですね。あのときは、単に有名人だから客寄せパンダとして出馬しただけかと思ってました。

結論として、この本を読んで私は堀江さんのファンになりました。まあ、係争中の裁判を抱えているので、それの結果にもよるけれど、基本路線としてはそれでも応援したくなる人だと思いました。