ミニレポート集 深夜の関西国際空港

時期:1995年4月 走行距離:忘れた 総費用:多分2千円だろう

TT-Rに乗り始めてしばらくした頃の事。最初という事で慣らし運転をしていたのですが毎日仕事が終わってから近所を1時間か2時間程度走っている程度ではなかなか1000kmを走ることが出来ません。ちょっと遠乗りをしようということで思い付いたのが夜の阪神高速湾岸線でした。選んだ理由は至って簡単で、多分夜景が綺麗なんじゃないかという予想だけ(^^)。

仕事が終わってメシを食って出発したのが夜の10時頃。ちなみに、この頃は大阪の少し北になる吹田市に引っ越していました。

混雑する大阪市内を抜けて天保山から湾岸線。予想通り、夜景は綺麗なのですが、都会の高速道路の宿命として高い防音壁があちことにあるのでなかなか景色が開けません。少々ストレスを感じながら走っていると「関西国際空港こっち」の案内看板が見えてきた。 一瞬考えたけど、勢いで関空まで行ってしまえー、と決めてしまいました。

ちなみにこの間、湾岸線は思ったよりというかほとんど車が走っていないくらい空いてました。直前にあった、阪神・淡路大震災の影響だったのかもしれません。

関空は関西にあるのですが、実は大阪市からはそれなりに距離があります。それでも大体30km程度でしょうか。慣らし運転でそれほどスピードも出せないので、だらだらとナイト・ラン(?)を楽しみながら関空のある空港島への橋を渡ります。

この橋は海の上を渡っているので走るのがなかなか楽しい。私は基本的に橋とか高速道路とかの巨大な構造物というのが大好きなのです。

さて、いよいよ関空にたどりついたのは深夜の4時頃だったでしょうか。この頃は深夜の発着便も無かったので、空港施設もお店もほとんどが閉まっていて、ただコンビニだけが営業しているという状態でした。滑走路を見渡すことが出来る展望台の様なものがあると聞いた事があるのですが、例によって下調べもせず出かけていますのでどこにあるのかも分からない。

結局何もせずに空港島を後にしました。そしてようやく家に帰り着いたのは朝の6時。ちなみにこの日は土曜日でも日曜日でもありません。平日なので会社に行かなければなりません。なんとか行きはしましたが、この日は全然仕事にならなかったのは言うまでもない事でしょう(^^)。