はみ出し小話 ツーリングの荷物

2002/11/21作成

ツーリングを楽しもうにも書いた事ですが、わたしはツーリングの荷物は極力小さくすることを心がけています。ロングツーリングに出かける前はバッグに荷物一式を詰めて体重計ではかって、100グラムでも軽くなるように作っていきます。当然、荷物には必要最低限のものしか持っていくことが出来ません。人から見れば最低限以下かもしれません。修理工具類は結構省略したりしてますし。

また、極力軽くする事だけでなく、出来るだけバッグの数を減らすようにもしています。大抵の場合は大型バッグにほとんどの荷物を詰めて、ウェストバッグにバイクを降りた時に必要になる地図、カメラ、手帳といったものを入れるという、2個構成にしています。リュックは肩がこるので、背負わないか背負ってもほとんど負荷にならないくらい軽くします。

荷物が多くなってしまうのは、あれも必要だろうかこれも必要だろうかと考えるからではないかと思います。もちろん、万一に備えてある方がいいのはいいのですが、一方無くてもなんとかなるか、最悪その場で買えば済む事も多いです。

なんでそこまで軽く少なくすることに拘っているかと言うと、その方が楽だからです。荷物が多いと、パッキングだけでかなりの時間が掛かってしまいます。毎日のことですから、それだけでいやになってしまいそうです。たまに夜逃げしてきたのかというほど荷物を満載しているツーリングライダーを見かけますが、他人事ながらパッキングにどれくらい時間がかかるのだろうかと心配になってしまいます。実際、キャンプ場で知り合った人と比べると、出発までの時間はわたしの方がはるかに早いという事が多かったです。

わたしはめんどくさがりですから、本質以外の時間と手間は極力少ないほうがありがたいです。パッキングに時間を掛けるくらいなら、当たり前ですがその分走っている方が楽しいですから。