オーストラリアツーリング 資料編 豆知識

バイク屋

あくまでもわたしの見た範囲の話です。

オーストラリアは人口がそれほど多くない事に加えて、バイクがかなりマイナーな趣味な様です。必然的にバイク屋も数が少ないです。次に中古バイクが、それほど品揃えが良くありません。オンロードバイクはまだましでも、オフロードバイクは1軒の店に2、3台しか置いてない事もざらです。

以上の事より、オーストラリアで中古バイクを購入する積りでしたら、かなりスケジュールに余裕を持って挑まなければいけないと思ってください。SYDNEYの様な大都市ですら、バイク屋はそれほど多くなく、しかもバイク屋街というようなものはありませんから、1日に何軒ものお店をまわる事は出来ません。もしも、全体の期間が1週間から2週間程度とツーリングのスケジュールに余裕が無いのでしたら、日本からバイクの手配を済ませておくことをお勧めします。少々割高になったりしますが、オーストラリアでバイク探しで時間を潰すよりもましです。

時間に余裕のある場合でも、登録手続きに時間が掛かる事もありますので、バイク調達だけで最大1週間程度見込んでおいた方がいいと思います。新車を購入する積りなら、どこのお店でもある程度の在庫はあるでしょう。この場合でもオフロードのトレールは数が少ない傾向にあるように思います。圧倒的に、レーサーの方が在庫が多いです。しかし、レーサーでは公道をツーリング出来ません。

道路

オーストラリアの道路は日本と同じように左側通行ですから、その点ではほとんど違和感はありません。

交差点ではラウンドアバウトというロータリー式になっている所が多くあります。右側優先という事を守りさえすればそんなに難しくないです。心配でしたら、少し離れた所でしばらく他の車の動きを眺めてみましょう。

信号では、左折信号・右折信号が先に青になる信号がありますので、注意が必要です。日本と同じように直進が先だと思っていると、後ろからクラクションを鳴らされてしまいます。

法規以外のマナーの面では、おおむね日本よりもよほど良いと思っていいでしょう。バイクに幅寄せしてくるようなたわけた車はありません。道が広く交通量が少ない事もあって、バイクでも比較的安心して走れる道です。

ダートロード

再開編 7月9日
ダート編 8月9日

わたしが走ったのは、大きくはOODONADATTA TRACKとGREAT CENTRAL ROADの2本だけですが、どちらも路面は走り易く出来ていました。やはり「車が走る事」を前提に整備されているという事です。コルゲーションが激しかったり、所々水が出ていたりしますが、それほど難しいセクションはありませんでした。ただし、これはあくまでも乾季の幹線についての話です。雨季になれば道も当然悪くなりますし、水没する部分も出てくるでしょう。地図に4WD ONLYと書かれた所は路面が荒れているものと思われます。

ダートロードで一番注意しなければいけないのは、補給関係でしょう。100km200kmに渡ってロードハウスどころか民家すらない区間がたくさんありますから、非常用を含めた物資を搭載して走る必要があります。主要ロードハウスの営業時間なども確認してからの方が良いでしょう。頼りにして行ってみたらその日は休みだったり閉店していたりしたら最悪です。

といった点にさえ注意していれば、ぜひ走ってみることをお勧めします。あらゆる意味で、日本の林道とは全然違う道が走れます。

ペトロール

オーストラリアは英国英語の国ですので、ガソリン(gasoline)とは呼ばずペトロール(petrol)と呼びます。

オーストラリアでは、LEADED(有鉛)、UNLEADED(無鉛)、SUPER(日本のハイオク)のペトロールが売られています。その他にDIESEL(というか軽油)やAUTO GASなども売られています。バイクは大抵UNLEADEDを給油しますが、ほぼ全てのロードハウスでUNLEADEDは売っていますので心配はないでしょう。

ペトロールの値段は、1リットル当りA¢80からA¢110くらいでした。アウトバックでは最高A¢140というところもありましたけど。A$1=70円として換算すると、日本より少し安いというところでしょうか。

ほとんどのロードハウスでは、給油はセルフサービスです。ロードハウスに着いたら、自分でノズルを持って給油します。日本ではほとんど経験できないので最初は戸惑いますがすぐに慣れます。こちらではセルフが当たり前なので、おばちゃんとかもしっかり自分でやっている光景はちょっと不思議ですけど(^^)。給油が終わったら、バイクを動かさずにレジに行き、自分の給油したユニットの番号を伝えて代金を支払います。ここでレジでリセットをしないとどうせノズルからはペトロールが出ないようになっていますので、例え後ろに車が並んでいても支払いが終わるまでは慌ててバイクを移動させる必要はありません。

ロードハウス

オーストラリアのガソリンスタンドに相当するロードハウスは、その他にもかなり多くの種類の商品を取り扱っています。特にアウトバックなど、周辺に他の商店が無い地域ではその傾向が強くなります。具体的には、ペトロール以外に、食料品、ドリンク、日用品、車用品、TAKE AWAY FOOD、レストラン、パブ、モーテル、キャラバンパークなどなど。ツーリングに必要なものはほぼロードハウスだけで賄えてしまいますので、アウトバックではロードハウス巡りのツーリングになりがちです。もっとも、ロードハウス以外には何も無いという地域もたくさんあるのですが(^^)。

アルコール

オーストラリアは酒類の販売は免許制になっているため、LICENCEDとなっている店以外では買えません。運良く酒類を販売している店を見つけられれば良いのですがなかなかそうも行きません。見つからない場合は、パブに入ってみましょう。販売店で買うよりは割高になりますが、持ち帰りでも売ってもらえます。パブはかなり小さな町も含めてどこにでもあります。お金が先払いである事、おつまみの類がほとんど無い事に慣れれば、ここでお酒を飲むのも楽しいです。

オーストラリアではいろいろなお酒が飲めますが、一番多いのはビールでしょう。昔は州を越えてビールを輸出出来なかったらしく、地ビールが発達しています。全国を旅していると次々に見た事の無いビールが現れます。ビールの味は日本のビールに比べるとはるかにきついですが、慣れるとこれもなかなかおいしかったです。中にはソフトな味の物もあるので、いろいろ飲み比べてみると面白いですね。ちなみにわたしはオーストラリアで最もメジャーなVICTORIA BITTERという銘柄が一番好きでした。

国際電話

オーストラリアのNTTに相当するTELSTRAの公衆電話が全国に置かれています。この公衆電話にコインを入れて、0011からダイアルすれば国際電話を掛ける事が出来ますが、大変高いです。おおよそ1分=A$1といったところです。KDDIやIDCなどの国際電話会社のアクセスポイントがオーストラリアにありますから、ここから掛けることも出来ますが、これもとても高いです。おおよそ1分=A$2くらいでしょうか。

しかし、さすがは移民と留学生がたくさん居る国です。安い国際電話カードが多数出回っています。そのシステムは、指定されたアクセスポイントに電話を掛け、カードに書かれたIDをダイアルすると、カードを買った分だけ通話が可能というものです。値段も1分=A¢10程度からとかなり安くなっています。アクセスポイントは州都があるような大都市にはある事が多いのですが、いろいろな場所に行くツーリングの場合はアクセスポイントまでの国内電話料金が高くついてしまいます。そこで、わたしが使った中での一番のお勧めはSay G'Dayのカードです。このカードは1300で始まる全国共通料金のアクセスポイントが使えるので、どれだけ話してもA¢40だけで済みます。また、1800で始まる通話料無料のアクセスポイントが使えるカードもあるのですが、この場合は高額な追加チャージが掛かってしまうので注意が必要です。

国際切手

ツーリング中、日本に絵葉書を送る人も多いと思います。日本までの切手代はA¢90なのですが、こんな細かい値段の国際切手は売られていないので実際にはA$1の切手を使う事になります。

さて、この切手の柄。売っている州や地域によって柄が違うのかなと思ったらさにあらず。柄は全国共通なのですが、なんと毎月変わっているのです。月が変わるたびに新しい柄の切手を買って絵葉書を書くなんてのもいいもんではないでしょうか。

国際クレジットカード

日本ではキャッシュレスの支払い程度の役にしか立たないクレジットカードですが、海外では身分証明としての役割も果たすのは周知のこと。海外旅行に行くならクレジットカードを持っていると便利というか、逆に持っていないと不便なのは大抵の人が知っていると思います。

そのクレジットカードですが、どうせ持つならやはり国際的に通用するカードの方が望ましいようです。これはわたしと一緒に行った海星さんの話なのですが、バイクを登録する時にクレジットカードの提示を求められ、最初JCBのカードを出したら「これは日本ローカルのカードだから駄目だ」と言われてしまいました。それではとVISAのカードを出したら、こちらはOK。やはり、ある程度国際的に信用力のあるカードは1枚くらい持っていないと不便ですね。


あおやぎのさいと2.0ツーリングレポート