オーストラリアツーリング ダート編 8月9日

天候:快晴

朝の気温は、かなり低めですが耐えられない程では無い。温度計は10度。これなら大丈夫。良かった。これから先は当分北に行くだけですから、キャンプはどこでも大丈夫と言うことになります。

さあて、今日はいよいよGREAT CENTRAL ROADにエントリーする日です。だんだん気分も盛り上がって来ました。行くぞー、ってとこなのですが実際にはエントリーするLAVERTONの街までまだ舗装路を120km程走らなければいけません。えっちらおっちら走っていくわけですが、LEONORAに来るまでにくらべて明らかにすれ違う車が少ない。そりゃ、そんだけ田舎に来たわけですから当たり前と言えば当たり前なのですが、今の時点でこれだけ少なかったら、GREAT CENTRAL ROADに入ったらどうなる事やら。万一のトラブルがあった場合、助けを求められるのは通りがかりの車だけですから、あまりにも少ないもの困りものです。

そう言いつつも、LAVERTONに到着。当然、満タンに給油して、ともあれGREAT CENTRAL ROADに向けて出発。エントリーしてすぐは、道幅もかなり広く、路面の状態も非常に良い感じです。さすが、別名OUTBACK HIGHWAYとも言うだけあるという所でしょうか。このままの道の状態が続けば楽でいいのですが、さすがにそれはないでしょうね。

それでも、道が特に荒れる分けでも無く、COSMO NEWBERRYに到着。ここはアボリジニのちょっとした街になっているようで、GREAT CENTRAL ROADから少し入り込んだ所にあります。案内の看板が一般のHIGHWAYに比べると充実しているわけではないので、ちょっとややこしいですが、なんとか街の中のロードハウスに到着。アボリジニの街だから、もしかして木と葉っぱで出来た家が並んでいるのを想像してしまいましたが、そんな事はありませんでした。ちゃんとというか現代風の家が立ち並んでいます。住んでいる人の人種を除けば、白人の街となんら変わらない雰囲気ですね。

LAVERTONで給油してまだ100kmも走っていませんが、念のためにここでも満タン。ちなみにここに来るまでにすれ違った車は4台でした。これを多いとみるか少ないとみるか。しかしこれだけ通れば、何かあっても1日以上そこで誰かが通るのを待つという事は無さそうです。一応2、3日は生きていけるだけの水と食糧は携行していますから、砂漠で干からびるという最悪の自体だけは避けられそうな感じです。

COSMO NEWBERRYを出て、再び走り出します。本当はここで今日は泊まりたかったのですが、残念ながら宿泊施設がありません。宿泊施設があるのは、ここから更に200km以上行ったところにあるTJUKAYIRLAロードハウスです。でまあ道以外何もないダートを走っていくわけですが、もう一つよく見掛けるものがあります。それは路肩の車の残骸。アボリジニ達は相当なスピードでこの道を走っていくそうですし、実際何台か見掛けたそららしい車も大変なスピードでした。あのスピードでは事故も多そうだし、事故ったときの被害も大きいだろうなと思うのですが、と言うことはこの車の残骸は全て事故の跡という事でしょうか。しかし、明らかに故意にひっくり返した車もありますから、事故半分、捨てていったの半分といった所でしょうか。

そして、路面の状態はと言うと、そこそこコルゲーションがありますが、まだこの位ならそれほど問題はありません。2、3度フロントを取られて転倒しかけた事はありますが、なんとか耐えることが出来ました。道幅は広いし、路面は固いしまずは走りやすい道と言っていいでしょう。でも、この先に深い砂地があってバイクでは押してしか通れない様な場所もあるそうなので、まだまだ油断は出来ませんけど。

今日はちょっと変わったものとして、ラクダを見掛けました。こんなところにラクダ牧場があるわけがありませんから、あれは野生のラクダでしょうね。オーストラリアにはもともとラクダは居なかったと思いますので、ヨーロッパ人が持ち込んだものが野生化したのでしょう。こういうのって、ほっといて生態系とかに影響ないんでしょうかね?

そして、ついにTJUKAYILRAロードハウスに到着。今日は300km以上のダートを走りましたから、1日のダートの距離としてはこれまでで最長になります。着いたらとりあえずペトロール補給。なんとここでは1リットル当りA¢140。これまでの最高価格です。ちなみにその次に高かったのは、COSMO NEWBERRYのA¢131.9だったのですが。しかも、ここのペトロールは給油のユニットごと檻に入っています。これまでホースにカギが掛かっているものは見ましたが、ここまでなっているものはこれまた初めて。僻地へきたんだなぁ、と実感させてくれます。と、かなり大変なロードハウスですが、ここのおやじはなかなか気さくでいい感じです。それほど話をした訳ではないのですが、いい感じの笑顔でした。

キャンプの申し込みをして、テントの設営。しかし今日はかなり風がきつく、テントが飛ばされそうになるので、しかたなくペグを打ちます。わたしは携行の重量を考えてかなり小さなハンマーにしているので、ペグを打つのに結構時間がかかります。ぼちぼち打ち込んでいると、なんと近くに居たキャンピングカーのオージーが大きなハンマーを貸してくれるではありませんか。親切なオージー。更に、地面が結構固くてわたしの手持ちの小さなペグではペグ自身が負けて曲がってしまうのを見ると、もっと丈夫なペグを貸してくれる。ううーん。ありがとう。

ちなみに今日のキャンプ場の宿泊客は、わたしの他はこのオージーとバスツアーの一行だけ。なんとこのGREAT CENTRAL ROADを走るバスツアーがあるのですね。しかし、こんな道以外何もない所を、バスに揺られて楽しいのでしょうか?でもまあ、楽しいと思う人が居るからツアーが成り立っているのでしょうね。わたしにはよく分かりませんが。

今日の夕食はロードハウスでバーガーを注文。A$8とちょっと高めですが、この立地では仕方が無いという所でしょう。今日はダートを結構走ってそこそこ疲れましたからビールを飲むとおいしいと思うのですが、残念ながらこのアボリジニランドは全面的にアルコール禁止。アボリジニ達の文化や生活を保護するためでしょうけど、アボリジニ自身はお酒を作らないのでしょうかね。自分たちで作る酒はOKなのかな。

走行距離
430km
買い物
ペトロール A$11.15、ペトロール A$4.40、ペトロール A$12.70、キャンプ A$7.00、夕食 A$10.50
ここからGREAT CENTRAL ROAD。行き先にALICE SPRINGSが入っているのがイイっす
ここからGREAT CENTRAL ROAD。行き先にALICE SPRINGSが入っているのがイイっす
路面はこんな感じ
路面はこんな感じ
路肩で休憩。ほとんど車は通らない
路肩で休憩。ほとんど車は通らない
時々こんなのが。事故?廃棄?
時々こんなのが。事故?廃棄?
この先ロードハウス
この先ロードハウス
オリの中のペトロール
オリの中のペトロール
ロードコンディションも確認出来ます
ロードコンディションも確認出来ます
ゆ〜ひ〜
ゆ〜ひ〜

あおやぎのさいと2.0ツーリングレポート