オーストラリアツーリング 共走編 7月20日

天候:晴れ後曇り

ホテルをチェックアウトしてとりあず昼まで荷物をホテルのレセプションで預かってもらう事にしました。そして、昼までの時間潰しにインターネットカフェへ。このインターネットカフェ、午前中はハッピーアワーでちょっと値段が安くなるのですよね。適当にネットをぐるぐるして情報収集の様な、日本の友人の近況を確認したり…。

インターネットカフェの後は街のインフォメーションセンターに行って道路状況を確認。しかし、やはり通行止めは解除されていない模様。道路も駄目バイクも駄目という状況の中、海星さんはとことんへこんでいるようで「どうせ今日も駄目、明日も駄目。あ〜駄目駄目駄目」といった後ろ向き発言が続出です。しかし、元気付けようにもこの状況ではどうしようもありません。困ったものですが、何か状況が良くなるのを待つしかありません。

約束の12時になったので、バイク屋に海星さんのXTを引き取りに行きます。が、なんと昨日も部品が届かなかったそうです。今日の1時に来るはずだから、届けば今日中に引き渡してやる。その確認ならば電話でもいいので、2時頃に電話してこいとの事。海星さんがますますへこんでいくぅ〜。

今日の昼から出発出来るかと考えていましたが、夕方引き渡しでは無理です。少なくとも今日のところはALICE SPRINGSに停滞するしかありませんね。昼ご飯を食べながら午後の予定を相談。海星さんはバイクを引き取りに行かなければいけないかもしれませんので、街で時間を潰して過ごすそうです。わたしはちょっと冷たいですが、一人で日帰りツーリングに行ってくる事にしました。事前に日本でこの辺りでのツーリングコースを少し調べていましたので、その内の一つのFINKE FORGE国立公園がなかなか良さそうです。往復で300km。ダート少しあり。午後からの出発ですとちょっと遠いですが、まあ帰り道は日が暮れても大丈夫でしょう。

ホテルに戻って今日の部屋を取ってから、わたしは出発。部屋を取っての日帰りですから、今日に限っては重い荷物を積まずに走ることが出来ます。これはとっても楽です。そして、いい天気の中バイクを西へと走らせ始めました。ここんところ雨続きだったり移動日だったりでしたから、こんないい天気の中をのんびりツーリングするのは久しぶりで、とても気持ちがいいですね。相変わらずちょっと気温が低めで肌寒いのが何ですが。この辺りはほぼMACDONNELL RANGES沿いに走ることになりますので、道沿いに山が見える風景の中を走ることになります。これまで、平原荒野ばかりの中を走り続けてきましたから、逆にこういう風景は新鮮です。MACDONNELL RANGESの山々は岩山が多いようで、日本で見るような山岳風景とは随分違いますが。

ALICE SPRINGSから離れるに従ってだんだん道が狭くなってきて、ついには1車線になってしまいました。土の路肩が結構幅広く作ってあるので、対向車と行き交う時には路肩を使えば問題ないですが、どうせ路肩まで整備するくらいなら1車線分を舗装してくれればいいのに。ぶつぶつ。また、道が荒れついでといいますか、クリークで水が路面にまで出てきている所がありました。深さは無いのでそのまま渡るのですが、わたしは瀬渡りはやっぱり苦手ですねぇ。

そうこうする内に、今日の目的地のPALM VALLEYへの看板発見。左折してここからはダートになります。OUTBACKのダートの様に平原の中をまっすぐ続くわけではなく、山の中を地形に合わせて曲がりくねったようなダートです。路面も、ここん所の雨のせいか元々そうなのか少し荒れ気味です。日本の林道を走っている様な感覚ですかね。慌てることもないし慎重に行き始めてまだ大した距離を走っていない内に、なんと目の前にFINKE RIVERが横たわっているではありませんか。川幅は15メートルくらいでしょうか。深さは10cmくらいですし、車が渡れる様に底にはちゃんと砂利も敷いてあるのですが、これは…。結局、軟弱ツーリストのわたしとしては河を前にして撤退を決定(^^)。渡って渡れなくはありませんが万一転けたら嫌です。それに今日のルートは行きっぱなしではなく同じルートをたどって帰ってくるという物ですから、渡ったら帰りにまた渡らなければいけません。2回渡るのは嫌だなぁ、というのは正直な所です。

という事でALICE SPRINGSまで、今来た道を帰ることにしました。ま、日帰りツーリングだしこんなものでしょう。景色も天気もまあまあ良かったから、わたしとしては十分満足です。帰り道では結構雲が出てきて更に寒くなってきたのは残念でしたけど。もしかしたら夕焼けが見れるかもとちょっと期待していたのですが、それは出来ませんでした。

宿に帰ると、駐車場に見慣れたバイクが停まっている。海星さんのXTですね。どうやら無事に修理が完了した様です。よく見ると海星さん自身もすぐそこに。ちょうど今帰ってきた所だったそうです。エンジン音を聞かせてもらいましたが以前と同じ、というか普通の音に戻っています。完全に直ったようですね。良かった良かった。しかし、海星さんはなぜかあまり嬉しくなさそうです。嬉しくない訳はないのですが、どうやら"絶対に今日直るわけがない"と思い込んでいたらしく、思ってもみなかった事態で戸惑っているそうです。

そして、その戸惑いは明日からの予定にも現れてきました。海星さんは、明日はどのバスツアーに申し込もうかとかそんなことばかり考えていたそうで、バイクが直ってきた場合のことをまったく考えていなかったそうです。夕食を食べながら相談したのですが、やはりここまできてUluruを見ずに帰るのはなんだろうという事で、海星さんはUluruまで行って来る事になりました。前回、AYERS ROCK RESORTまでは来たものの、結局Uluru自体は見ずに帰っていますからね。

しかし、そうすると今度はわたしの予定が困りました。一緒にUluruに行くのはちょっと勘弁です。一応、UluruもKataTjutaも一通り見てきましたし、もう一度見るためだけに往復900km走るのはちょっとしんどいです。しかし、そうすると海星さんが2日で帰ってくるとしても、その間わたしはどうするか。順当に考えると、海星さんとここで別れてわたしは一人で北に進むという事になるのですが、そうすると海星さんと一緒に走ることはもうありません。どうしたものか。困りました。

走行距離
268km
買い物
食糧 A$2.65、インターネットカフェ A$5.40、乾電池 A$7.00、昼食 A$10.10、ペトロール A$14.60、ホテル A$24.25、夕食+ビール A$15.00
FINKE RIVERを前にして断念
FINKE RIVERを前にして断念

あおやぎのさいと2.0ツーリングレポート