オーストラリアツーリング 再開編 7月14日

天候:曇り一時雨

朝6時にセットした目覚ましがなります。7時半頃に日の出ですので、日の出のUluruを見ようと思っていたのでしたが、眠いのでパスして寝てしまいました。もっと遅くに起き出してみると、どうやら今日は曇りらしので日の出はきっと見れなかった事でしょう。寝ていて正解ですね?

起きたものの、昨日のリゾートショックから立ち直れず、テントの中でうだうだしながら午前中を過ごしてしまいました。午後になると、それでもせっかくだからとなんとか出かける気になりました。が、なんとバイクで走り始めた瞬間から、待っていたかの様に雨が降り出すではないですか。仕方が無いので国立公園内のカルチャーセンターに入って雨宿り。せっかくなので展示を見ていきます。わたしは正直言ってアボリジニアートにはあまり興味がありません。ま、アートそのものに興味が無いと言えばそれまでなのですが。それに、アナング達もアートとしてよりも生活や宗教に根ざして作っているでしょうから、単純にアートとしてもてはやしてもという気もします。ということで、展示の内アートと言われるものには特に興味無し。しかし、ここの良いところは、展示の説明に簡単ではありますが英語以外の言語も記されていること。そして、その中にはうれしいことに日本語もあります。

全体の情報からすれば一部でしょうが、それでもその説明を読んでなんとなくわかったことは、アナングが原始人などではなく非常に高度な知識と文化を持っていること。この辺の事情は、アメリカインディアンでも日本ではアイヌの人々でも同様でしょう。科学文明にどっぷりつかった人々が迷信として葬ってしまったものの中に、実はたくさんの大切なものがあるのだと思います。おそらくはその知識は生活の中に深く根ざしているでしょうから、科学文明の生活を捨てない限りわたしはその知識を得ることは出来ないのだと思います。しかし、少なくともその知識に対する敬意だけは持っていたいなと思います。

そして、知識としては断片的には知っていましたが、やはりUluruはアナング達にとってとても大切な聖地であり、アナングは特別な儀式をするときしかUluruには登らない事、そしてアナング達が出来れば観光客にもUluruには登って欲しくないということを知ると、Uluruに登る気がすっかり失せてしまいました。わたし一人が登らなかったところで、毎日多くの観光客がUluruに登る事でしょう。でも、これらの事を知ってしまったからには、わたしは登らないでおこうと思います。カルチャーセンターで配られた日本語のガイドにこんな言葉がありました。「アナングの伝統では、一度説明を受けると、その内容に対して責任をとる義務があります」ここまで言われては、少なくともUluruには登れませんよね。

そうこうする内に雨脚が弱まってきたのでUluruに向けて出発。とりあえず約10kmある周回路をバイクで一周。すぐ近くで見るUluruはやはりでかい。でかい、という言葉だけで説明するには無理がありますが、それしか言葉が思いつきません。遠くから眺めるのと近くで見上げるのとでは雲泥の差があります。そして、パーキングにバイクを停めて少し散策。本当は歩いて一周したいのですが、かなりの距離がありますから、時間も無いことだし今日の所はパスです。そして、Uluru本体のすぐ近くにまで近寄れたので、せっかくなのでペタペタと触ってみます。触っていいのかなと思わなくはなかったのですが、神聖な場所以外なら多分良かろう、それに触ってはいけないとはどこにも書いていなかったし。 うーん、本当の所はどうだったんだろう。Uluruは遠くから見ていると土と同じような色をしているので、土で出来ている様な気がしていましたが、近くで触ってみると確かに固い岩です。一周してみて、これだけ大きなものが一固まりの岩であるということはやっぱり凄いことですよね。

結構嬉しくなってきたので、再びバイクに乗って今度は反対向けに周回路を一周。今日のところはこれでおしまいにしました。日没を待とうかちょっと考えましたが雨が降るかもしれないのでパスしました。

夜、12日以降携帯電話がつながらなくなった海星さんに今日も電話してみますがまたしてもつながりません。AYERS ROCK RESORTでは携帯電話で話している人が居ましたので、着いていれば繋がるはずなのですが、まだ着かないのでしょうか。と、思ったら電話の向こうになんと海星さん本人が!これにはびっくりしました。今電話を掛けていた所なのに。聞いてみると、海星さんの持っている携帯電話はここでは使えないとの事。携帯電話を使っている人は他のキャリアだったのです。それじゃ役に立たないじゃないですか〜。とはいえようやく再会する事が出来ました。しばらく、これまでのお互いの状況を報告し合っていたのですが、海星さんがかなり疲れているとの事で、今日は寝ることになりました。明日から、また二人でのツーリングの再開です。

そうそう、重要な事として海星さんが買ってきてくれた寝袋があります(^^)。海星さんにとってはここまで結構邪魔な荷物だったそうですが、わたしにとってはとても大切な事。これで今夜からは寒さとはおさらばだぁ!!

走行距離
63km
買い物
絵葉書 A$6.90、洗濯 A$4.80、ドリンク A$2.00

あおやぎのさいと2.0ツーリングレポート