マンション見学会はどうか

2007/12/30作成

見学会と言っても分譲時の話ではなく、竣工して引き渡し後の話です。

生活の場であり毎日過ごしているマンションと言っても、実際に毎日目にしているのはエントランスとエレベータホールと自宅のみというのが現実だと思います。しかし、マンションには他にも様々な設備があるわけです。

たとえば屋上。多くのマンションでは屋上は開放されていませんから、管理人さんに特別にお願いでもしない限り見たこともない人がほとんどでしょう。エレベータばかりを使っていれば階段がどのようになっているか知らない人もいるでしょう。給水ポンプだったり消化設備だったり。単純な話、多棟タイプのマンションだと自分が住んでいる以外の棟の様子もわかりませんよね。

こうしたマンション内の様々な設備を見学する機会を作って多くの住民に見てもらうと、マンション自体に興味を持ってもらえて、さらにはマンション管理にも興味を持ってもらうことにつながることが期待できるのではないかと思います。たとえば予算案に給水設備の補修費用なんてのがあったとして、議案の資料に文字が書かれてあるだけなのと、実際に給水ポンプを見たことがあるのとではリアリティが違ってきますよね。

ということで、マンション見学会を開いてはどうかと思うのです。