高層に住まうこと

2005/10/6作成

我が家は12階なんで高層という程ではないんですが、それでもまあまあ高いところに住んでいます。実際にこういう所に住んでみて思ったこと、気がついたことをいくつか書き連ねてみたいと思います。

景色
当たり前ですが、景色はいいです。12階ともなると周辺には同じような高さの建物はほとんどありませんから、かなり遠くまで見渡せます。東京の端っこに住んでいるわけですが、新宿の高層ビル群まで見通せますし、晴れた日には富士山も見えます。ただし、高層からならどこでも景色がいいわけではないでしょうね。うちからは都会の街並みしか見えませんから、自然の景色がいいという人にとっては良くもなんともないでしょう。海を眺めて暮らしたい、ってのにもバツです。うちからは見えませんが、周囲が工場だらけとかだったら、いくら高層階でも景色がいいとは言えません(工場萌えの人にはいいかも)
周囲にさえぎるものがありませんし高さがありますから、当然に風は強いです。玄関の扉が風圧で開けにくかったり、明けた途端に通った風で廊下の扉がバタンバタンと閉じるなんてのは日常茶飯事です。 風が通れば夏は涼しくてクーラーも要らないと思われるでしょうが、少し風の強い日になると部屋の中の小物や紙ものが舞い飛びますから窓なんて開けていられません。台風の日などになると、窓を閉め切っていても外の風の音が轟々やかましくて眠れない程です。また、窓を閉め切っても各部屋にある通風孔の風切音がかなりの音になります。通風孔は部屋側にしか閉めるところが無いので、閉じても完全には風音が止まらないんですよね。台風の時などは、バルコニーに置いてある小物を片付けるのも忘れるわけにはいきません。万一飛んでいって落下したら、大きな被害を出してしまうかもしれませんからね。
地震の揺れ
低層階と直接比べたことがあるわけではありませんが、地震のときは当然に揺れます。今の建物は地震に強くなっているはずなので、致命的に揺れることはないとは思いますけれど。でも、常識的に考えて低層階よりは揺れるんでしょうね。
出不精
高層階に住むと、出かけるのが億劫になって出不精になってしまうと言われる事があります。が、当たり前ですが人によるでしょうね。会社勤めの方が高層階に引っ越したから会社に行くのがいやだ、なんて言える訳もありませんし。エレベータに乗って1分もあればマンションの外に出られるわけですから、実質的に外出の障害になるわけではないと思います。
エレベータ渋滞
特に朝の出勤時などは大変なところも多いようで。私の場合は自宅で仕事をしているので、幸いに大変な目にあったことはないのですが。20階建て30階建てといった超高層の場合はエレベータの上下の時間も相当になるので大変でしょうが、うちくらいのそこそこの高さだと気にならないのかもしれません。そういう意味では、20階建ての10階に住むよりも、10階建ての10階に住むほうが同じ高さでメリットは多いのかもしれません。とにかく上層階を目指せって事でしょうか。
携帯電話の電波
私はDoCoMoのmovaを使っていますが、電波の入りはあまりよくありません。待機時はアンテナマークが3本出ているんですが、着信した途端にブチッと切れてしまう事が多々あります。何で?と思うわけですが、よくわかりません。実質的に、家の中では携帯電話は使い物になりません。
ただ、バルコニーに出るとそれなりに通話出来るので、高層階だからというよりは、鉄筋コンクリートが電波障壁になっているだけなのかもしれません。
洗濯物干し
洗濯したらバルコニーに干すわけですが、これが結構キツイ。風が強いですから、洗濯物はバタバタたなびきます。それだけならともかく、しっかり止めてない洗濯物は飛んでいったりします。マンション全体では、週に1度くらいは1階のエントランスに落下した洗濯物の落とし主を探す掲示がしてあったりしますから。うちのマンションは浴室乾燥機が標準装備なので、そちらをよく使ってます。
火災時
9階を越えると一般のはしご車は届かなくなるそうで、火災時に救助してもらうことが出来ません。そのため、火災時には自動的に消火を行うスプリンクラーが各部屋に設置してあります。ほとんどの場合はこれで大丈夫なんだろうとは思いますが、はしご車が届かないと言われると心理的にドキッとしますね。高層階に住むには、気持ちの上で覚悟は決めておく必要があります。もちろん、地震や火災でエレベーターが止まってしまった場合は、階段で避難しなければなりませんので、高齢者や体の不自由な方の場合は、避難をどうするかあらかじめ考えておいた方がいいでしょうね。

あおやぎのさいと2.0 マンション談義