残業

2007/6/13作成

フリーランスの場合、勤務時間なんてあってないようなものですので残業という制度もあるわけではありません。それでもまあ、だいたいの仕事時間はあるわけですから、それを越えて働くのは一応残業ということになります。

残業と一言で言ってもいくつかの種類に分けることが出来ると思います。

例えば、常態化して残業が実質的に標準の作業時間化してしまっているもの。本来の意味から言えば、必要な作業は標準時間内にこなすべきで残業はイリーガルなものであるべきなんですがね。

あと、本当に仕事が忙しくてする残業。反対のものとして、忙しくないのに残業。サラリーマンで言う付き合い残業ですね。フリーランスの場合は付き合いでする必要はありませんが、逆に見張っている上司が居ないのでなんとなくだらだらと作業してしまって、思ったよりも時間が掛かってしまったという場合もあります。

別にだらだらとは限らず、自分で仕事を見つければ、思えば仕事なんていくらでもありますから、残業のネタに困ることはありません。帳簿つけていて経営分析を始めてしまい、営業戦略の検討なんて手をつけてしまったら、正解の無い問題ですし、提出期限があるわけでもなし、いくらでも時間を掛けられてしまいます。この点はフリーランスの場合は自分で自分を監督しなきゃいけないので注意が必要ですね。

残業手当ての出ないサービス残業なんてのもあります。これはフリーランスには関係ありませんが。

話はちょっと変わりますが、知り合いの社長で会社全体で残業をしないというところがあります。週1日ノー残業デーではなく、毎日がノー残業デーだそうです。社長も含めて社員全員の意識を変えて、その体制を作ったそうです。24時間働くのが社長の美徳みたいな考え方とは真っ向から反対しますが、私は残業なしの方を見習いたいなぁと思ってます。なかなか出来てないけど。私の現状は上で書いただらだら残業状態。成果が上がっているなら時間の使い方は自由なんですが、同じ成果なら短時間で出来たほうがいいわけですからね。なんとか、真似したいなぁと思いつつ、なかなか出来てません。