distributed.netな日々:2023年8月

2023年8月25日:GIMPS始めました

始めました、といっても1か月以上前からなんですけどね。

どこのご家庭にも dnetc 専用の PC というのはあるかと思いますが(事実誤認)、私も持ってます。OGR 専用にしていたのですが、OGR は OGR-28 をもって終了してしまいました。では RC5-72 に投入するかといってもこの PC には GPU は刺さっていません。今更 CPU で RC5-72 に参戦しても効率悪いだけだしなぁということで PC を放置してたのですが、放置してるよりは GIMPS に参戦した方がいいかなということで始めたのが先月のことです。

ちなみにやり方の手順はGIMPSの始め方を参考にしました。って、私が書いた記事なんですけどね。でもまあ、3年前に書いたこの手順を暗記してるかっていうとそんなことはないので、なんでも書き残しておくのは大事だなと思います。自画自賛。自暴自棄。七転八倒。意味不明。ああ、なんだこのノリ...

さて、気を取り直してと。そんなこんなで GIMPS を始めたわけです。以前も一度やってましたので、正確には再開ですね。前回は Windows 環境でやりましたが、今回は FreeBSD 環境。GUI か CUI かの違いだけで、やることには変わりません。サクッとクライアントをインストールして設定して実行開始。翌日にさーてとリザルトを確認しに行くと、まだ掲載されていません。時間かかっているのかなぁとその時は思いました。数日経ってリザルトを確認してもまだ載ってない。なんか間違ったかなと思ってログを確認してみたら、終了まで20日以上って予測ガガガ。なんだってーー!

そう。GIMPS はもう20年以上続いてるプロジェクトですし、多くのメルセンヌ数を発見してきました。小さなメルセンヌ数の検査はとっくに終わっていて、今やってるのは随分と大きなメルセンヌ数。そして大きなメルセンヌ数ということは、当然に計算に時間もかかるわけですね。それにしても1か月近くかかるとは想像もしてなかったな。大変だ。

という感じで1か月待って、先日ようやく初のリザルト送出が行われました。よかったよかった。ただ、常に計算に1か月かかるかっていうと、そうでもなかったと思うんですよね。GIMPS の場合はブロック(正式な呼称がなんだかったかはまだ調べられておらず)にはいくつかのタイプがあって、遅い CPU の場合は計算量の少ないタイプが割り当てられたり、クライアントの設定で変更出来たりもしたような気がするので。その辺はおいおい調べていきたいと思います。