究極の親孝行

2009/12/4作成

先ほどに続き、お父さんを亡くされた話に起因する話です。ちなみに私はまだ両親共に健在です。だから、まだ取り返し(?)がつく、出来ることがあると言えるのですが、一方でそうではないということもあり得るなとも思います。以下、説明します。

「親孝行、したいときには親はなし」と言われるとおり、親を亡くすと特に「もっと親孝行しておけばよかった」と思うものだと思います。いや、私自身には親を亡くした経験が無いので想像でしかないんですが。それでも、近親の人が亡くなって、もっとああしておけばよかったという後悔は経験してますんで、ある程度理解できるつもりではあります。

一方、自分自身が親の立場になってみて、子供に何がして欲しいかというと、実は何もして欲しくないんですよね。いや、なにもするなって言うんじゃなくて、何をしていてもいいんですよ。もちろん欲としては、ああして欲しいこうして欲しいというのはありますが、究極に突き詰めていけばそんなことは吹っ飛んでしまいます。ただ一つだけ言えるのは「生きていてさえくれればいい」ということです。逆に言えば、逆縁=子供が親より先に死ぬのが最大の親不孝。いやほんと、自分の子供のことを考えると、心底そう思います。自分が死ぬことはまだ受け入れられるけど(ほんとはいやだけど)、それよりも子供が死んでしまうことの方がもっと受け入れられません。

だから、究極の親孝行は親より先に死なない事だと思います。そりゃ、プレゼントしたり旅行に連れて行ったりすれば親は喜ぶでしょうが、その代わりに子供が先に死んだら元も子もない。そういう意味では、私はまだ親孝行できてない。パラドックスみたいな言い方ですが、親が死んで初めて親孝行できたと言えるんだと思います。

なお、逆縁が最大の親不孝とは言っても、でも現実には不幸にして亡くなってしまう子供もたくさんいるわけです。そのような人たちを責めたいという考えは決してありません。


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