「働き方革命」駒崎弘樹

2013/5/14作成

問題のスタート地点は、従来型の長時間労働モデルが崩壊したこと。変革が必要。

変革するためにはどうするのがいいか。単に変えなければだけでは実現できない。そこで必要なのが自己イメージ。こうありたいという自己イメージを繰り返し意識することで、それが実現できるようになる。自己啓発っぽい話ではあるが、熊谷さんの手帳術にも出てきた話だし、普遍性のある話ではないかと思う。重要なのは良い自己イメージを持つこと。人は悪い自己イメージを持ち易い。そして、その結果として悪い状態になった自分に安心感を持ってしまう。これでは変革が出来ない。なので、意識して良い自己イメージを持つ必要がある。そして、自己イメージは具体的に言語化する。なんとなくでは明確に意識することが出来ない。

働き方革命の具体的手法。自分自身をマネジメントし、絶対にやるべきことだけを優先順位をつけて集中して取り組む。手当たり次第にだらだらと取り組まない。

仕事のスマート化の例。会議の効率化。アジェンダの準備と議事録のリアルタイム作成。前回会議でのタスクの実現確認など。

仕事の仕組み化。属人性を廃してマニュアル化。ダブルワーク、ジョブローテーション。

在宅勤務の導入。ただし、コミュニケーションも必要なので、過度の導入は考え物。

家事もスマート化できる。食洗機や宅配スーパーなど。

働き方革命によって自分自身を俯瞰することが出来るようになる。そうすると、不安が去る。自分自身の状況が把握出来、将来が見通せることによって安心が得られる。

金銭的なリターンを得ることだけが働くではない。家事や社会参加など、全ての活動が働くに拡張可能。働くとは傍を楽にすることでもある。

自らが楽しく生き生きとしている姿を見せることが最高の子育てになる。