自転車の不自由

2010/8/20作成

歩くにはちょっと遠いところに行くのには主に自転車に乗っていくのですが、そのたびに思うのですが、自転車って不自由な乗り物だなぁと感じます。正確には自転車自体が不自由なわけではなくて、日本の道路が自転車に優しくないなということです。

具体的に言って一番に言えるのは、自転車専用道がほとんど存在しないことです。法律的には自転車は車道を走ることになっています(一部例外あり)。歩道を走っている人は法律違反なんですが、まあそれについてはここで論じたいことから外れるので気にしないことにします。

自転車は、歩行者とも自動車とも運動特性の違う乗り物です。運動特性の違う乗り物が同じ道を混合して走行することは、効率が悪いことであり、危険でもあります。実際、車道を走っていると自動車に脅かされて怖いわけですし、自動車の側からしても目の前で転倒でもされて轢いてしまったりしそうで怖いわけです。

念のために言いますと、運動特性とは単なる速度のことではありません。速度だけで言うと、街乗りの自動車と自転車は実はそれほど差はありません。むしろ、自転車の方が速い場合だってあるわけです。ただ、アクセルに目一杯余裕がある状態の自動車と、ペダルをしゃかりきになって漕いでいる自転車とが同じ速度だと言っても、とても安全とは言えないと思います。

運動特性とは、例えば加減速。走行の安定性などのことです。これらは自動車と自転車では大きく違うわけですから、同じ道路を混合して走ることはお互いにとって不便なことだと思います。

とはいえ、実際には自転車道はほとんど整備されていませんから、自転車は車道を自動車と一緒に走るしかないわけです。と言っても車線側を走ることは普通はしませんから、路側帯を走ることになります。ここでも自転車の不自由はあります。

まず、路側帯は車線側に比べて路面が荒れている場合が多い。ゴミや石などが落ちていることも多いです。これらの荒れた路面を、細いタイヤでサスペンションも一般に装備されていない自転車で走行するのは、あまり嬉しいことではありません。

もう一つ路側帯を走る上での問題は駐車車両の存在です。駐車車両があれば路側帯は走れませんから、一時的に車線側を走行するしかありません。後ろから走ってくる自動車の間をぬって車線側を走行するのは、これまた自転車にとっても自動車にとっても怖い思いをすることだと思います。

というような理由で、日本の道路では自転車は不自由な思いをしているなぁと思います。だから、個人的には自転車には極力乗らないようにしています。世間では自転車ブームで、通勤などで自転車に毎日乗っている人が結構居るそうですが、そういう人たちはこういったことは問題に感じてないのでしょうか。それとも、私が気付いてないだけで、それぞれ回避する方法があるのでしょうか。


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