面白さ駆動開発

2021/5/9作成

私は趣味で同人誌を作っています。マラソン走ります。サックス吹いてます。カラオケしてます。献血してます。とか書き出すとまるで多趣味な人間のようですが、実際にはどれもちょっと試してみてるくらいのことであって、それぞれの趣味に本気で取り組んでる人からすると「そんなんで趣味って名乗るんじゃねえ」ってレベルだったりします。

というレベル感の話はおいておいてですね、なんで私があれこれ手を出すのかなぁと自分なりに振り返って考えてみたところ、結局それが面白そうだからってのに尽きるかなと思ったんです。まあ、趣味だから面白そうで取り組んでいいとは思うんですけどね。

一方、面白そうなんて理由では許さない人たちってのもいます。いわゆる意識高い系とでも言いましょうか。例えば私の趣味にはこのサイトの更新であったりとかプログラム開発であったりとかもあるんですが、意識高い人にかかると、マネタイズが出来るかどうかとか、スキルとして転職に生かせるかどうかとか、社会貢献性があるかどうかとかって話になったりします。また、コストパフォーマンスも取り上げられますね。その趣味に取り組むことでどれくらいのリターンが得られるかとか。まあ、それはそれでご立派なことですし、やりたいと思うならやればいいとは思うんですが、私とは随分考え方が違うなぁって気がしたんですよ。

繰り返しますが、私がやってる理由は面白そうだから。そりゃ趣味をとおしてスキルアップしたり、収入アップに繋がったりしたら嬉しいですよ。でもそれを目的にやってるわけではない。そもそも「面白そう」ってのは人が何かをするにあたっての根源的な動機ではないですかね。面白そうだからやる、面白くなさそうだからやらない。それでいいんじゃないでしょうかね。ということで、面白そうかどうか動機として活動することを「面白さ駆動開発 = omoshirosa driven development(ODD)」って呼んでいいんじゃないかなと思った次第です。はい。