極端な人たち

2012/11/13作成

間違ってほめた子供は、けっこう大変なことになる

個々のコメントには頷けることもあるんだけど、全体を通して受ける印象としては「なんでそう極端から極端にしか考えられないのかなぁ」ということ。

"褒めて伸ばす"のと"叱ってはいけない"は同値ではないし、褒めるにしてもなんでもかんでも褒めろというわけでもない。プラスの行動に対して褒めることによって更にプラスの行動を起こすように動機付けをしようというわけであって、マイナスの行動も褒めろというわけではない。

また、"褒める"ことで何か一点でもデメリットが発見されると「一切褒めてはいけない」に走るのもどうかなぁと思う。なんでそんなゼロとイチでしか物事を考えられないの?褒めるのと叱るのと、両方するのは不可能じゃないし、それをどの程度のさじ加減で行うかというのも工夫可能ではないのか?

こういう記事を真に受けて、一直線に突っ走ってしまう人が一番問題ではないかなぁと思った。まあ、自戒も込めて。扇動的な記事ってひっかかりやすいからね、人間って。