成果=才能×努力×運

2014/3/13作成

人の能力というか、より言えば成果というものは、才能×努力×運という数式で表せるのではないかなぁと思った。

たとえば絵を描くということを考えてみる。才能がゼロなら、いくら努力をしても運がよくても結果を出すことは出来ない。ただ、この場合の絵を描く才能がゼロというのは一般的に考えられるものよりもさらに低いものだと思います。具体的には全盲とか、そこまで徹底的に能力が無い状態が、才能がゼロと言える。もっとも、世の中には凄い人が居たりするので、私が知らないだけで全盲の画家というのも存在するかもしれません。となると、絵の才能がゼロというのは相当の事かもしれません。

ですので、目が見えて絵筆を握る手があれば、少なくとも絵を描く才能はゼロではないと言えるわけです。もちろん才能が豊かとも限りませんが。

そして次に努力です。絵を描く才能がいくらあったところで、全く努力しなければ、やはり結果が出ない。この場合の努力がゼロというのも極端な話であって、生涯に渡って一枚の絵も描かないというようなことになります。可能性としては、ピカソやゴッホを上回る画才の持ち主でありながら、生涯絵画というものに触れることなくて、その才能を埋もらせてしまった人は居たのではないかと思います。そういう可能性があるという話なので、実際に居たかどうかはわかりませんし、埋もれているわけですから確かめようもありませんけれど。

そして、さらにそれに運の要素が掛け合わさって、絵という作品が出来上がるのかなと。運は、素晴らしい師匠に出会うとか、その人に合ったテーマと出会うとか、たとえばそういったことでしょうか。才能があって努力もしていたけど、事故や病気で夭折して名を残せなかったというのも運が無かったと言えるのかもしれません。

なにが言いたいかというと、才能が乏しい人でも努力と運である程度はカバー可能ではないかということです。こういうと絵を描くことを職業としている人に対して失礼に聞こえるかもしれませんが、才能に乏しい人であっても人一倍努力することで、なんとか食べていく程度にはなれるのではないかということです。才能が豊かでもあんまり努力してない人くらいなら、上回れるのではないかということです。もちろん、かけ算の結果ですから、才能の差を埋める努力は並大抵のことではないですが。これは努力次第で人は自分の成りたい自分にある程度はなれるということで夢のある話ではあるかと思います。

一方で、この話は夢の無い話でもあります。才能のある人が努力もしていたら、その人には凡人はどうやっても勝てないということです。私がいくら努力を積み重ねても、ピカソやゴッホを上回る傑作を掛けるとは思えません。

結論としては、才能も努力も運もある人が頂点に立ちます。どれかが欠けている人は頂点には決してたどり着くことは出来ません。でも五合目くらいまでなら、そこそこの才能でも努力と運でカバーすることも可能。才能にあぐらをかいて努力しない人もそれなりの成果しか出せません。そして、努力も運もそれなりでしか無い人は、自分が持っている才能を出来るだけ生かす方がより高い地点に到達出来る可能性がある。といったところでしょうか。


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