結婚のハードル

2010/1/3作成

加野瀬さんのtwitterから

とある既婚者の方いわく「その人が+20キロになっても好きでいれそうなら結婚すべきだと思うの」

— 加野瀬未友 (@kanose) 2010年1月1日

(前発言続き)「自分よりご飯一口多くあげたいとか、自分より一回でもいかせてあげたいとか、自分より先に眠らせて、あとに起こしてあげたいとか、三大欲求のそういうところで優しくしたい相手なら、結婚迷わなくていいと思うの。二人だけの問題の場合は」

— 加野瀬未友 (@kanose) 2010年1月1日

(前発言続き)「ご飯を食べてて、メインのオカズを一つ分けてあげる毎日が続いてもおしくない相手なら結婚していいと思うの」

— 加野瀬未友 (@kanose) 2010年1月1日

なんというか、そうやってみんなで結婚に対するハードルをどんどんあげていくから、晩婚化/非婚化が進んでいるんじゃないかと思ったんだけど、どうだろう。

だいたいからして、そう簡単に「世界でたった一人の大切な人」にめぐり合えるわけがないじゃん。普通に考えて。

「一生、間違いなくその人のことを好きだと思える」わけないじゃん。親子兄弟だってそんなの難しいのに。

だから、「亭主元気で留守がいい」程度に思える人がいたら、その人と結婚したらそれでいいんじゃないかと思うんだけど、どうだろう。

愛憎は表裏一体、紙一重。愛情が深ければ、その分憎しみに変わったときの深さも深くなる。一方"亭主元気"の場合は愛してないかもしれないけど、憎んでもいない。ある意味、お互い空気のような存在として扱っている。そこには愛情はなかったとしても、平和な生活はあるんじゃないだろうか。

みんな分かってるのかな。結婚したら生活があるんだよ。おとぎ話は「幸せに暮らしました」で終わるけど、実際の結婚の後に待っている数十年に及ぶ生活は山あり谷ありだよ。それを考えずに、愛情とかだけを基準に結婚を考えて大丈夫?