MRワクチン接種してきた

2013/4/28作成

風疹が流行しているそうです。

ニュースでそういうのをちらっと聞いて「へー、そうなんだー」程度の感想だったんだけど、ちょっと調べてみるとこれは結構大変なことっぽい。少し前の情報ですが視覚的に分かりやすいグラフとしては例えば

これまでにない規模の風しん流行が継続しています
 妊婦への感染には特に注意してください!
  東京都福祉保健局 平成25年2月7日

など。2012年7月以降に患者数が激増しているのが分かります。

風疹自体は感染力は強いものの、それほど怖い病気ではないのですが、問題は妊婦が感染する場合。妊婦が感染すると、胎児が「先天性風疹症候群(CRS)」になる可能性が高く、結果として重い障害を負って産まれてくることになります。これは予防可能な障害ですので、予防できるならそれにこしたことはない。ということで、風疹の流行を抑える必要があるということです。

日本では現在では子供のうちに予防接種をうけることになっていますし、それより前の時代には女性のみ予防接種をうけていた時期があったそうです。結果的に、現在の30代以上の男性は予防接種をうけていないため、今回の流行でも主な患者はこの層になっているそうです。そうなんだ。ふむふむふむ。

流行を抑えるには、やはり予防接種を一人でも多くがうけて、感染の防波堤になることが重要。ということで、多くの自治体で予防接種費用の助成が始まり、一部の企業などでも助成を実施しているところもあるそうです。なるほどなるほど。

なら私も受けておくかということで、昨日ようやく病院に行ってMRワクチン(はしか・風疹混合ワクチン)を接種してきました。残念ながら私は助成の対象ではなかったので全額自費でしたけどね。1万円なり。結構痛い。まあ、そうも言ってられないんだけど。

ということで、これを読んだ人も是非MRワクチンを接種しましょうと言っても1万円(自費接種なので病院によって金額は違う)は痛いよなぁ。だからみんなに是非とは言いにくいけど、でも出来ればうけるといいと思うよぉ。これから夏にかけて更に大流行することが予想されているそうだし。おそらく助成はこれから更に広がると思うので、自分が対象になってからでもいいかもしれないけど。もしくは、調べてみたら実は自分が助成対象になっているかもしれないので、自治体のウェブサイトなどを調べてみるといいのではないでしょうか。

(2019/6/5追記)

MRワクチンを接種してすっかり安心してた私ですが、1回のワクチン接種では十分な抗体ができないこともあるそうですね。 体質によっては何度接種しても抗体が十分できない場合もあるとか。 そうなのか。 そのため、抗体がどれくらい出来てるかを検査して、抗体が不足しているようなら追加でワクチン接種をするのがよいそうです。

ということで、近所の内科に再び行って抗体検査を受けてきました。 結果は64倍と十分な抗体ができていたとのことで、追加のワクチンは必要ありませんでした。 ともあれ、これで一安心。 私も風疹の流行を防ぐ防波堤の役目を果たすことが出来そうです。