「心は孤独な数学者」藤原 正彦

2007/3/26作成

ニュートン、ハミルトン、ラマヌジャンの3人の数学者の伝記と、筆者による足跡をたどる紀行文。正直、3人のうちニュートンしか知りませんでしたし、ニュートンにしてもプリンピキアという功績も知りませんでした。あまりにも無知やな、自分。

伝記と紀行を組み合わせるという手法は面白くはあったけど、筆者自身の紀行部分が少々余計に思ったのも事実。3人の数学者に焦点を合わせるなら、筆者自身はもう少し控えめにしてもよかったんじゃないだろうか。